毎日TODOリストを作成してはやるべきことを明確にしてスタートをした1日が、結局は時間に流され、飛び込んできた仕事に振り回されて、いざTODOリストに取り組もうものならなかなかその気にならない。やるべきことがどんどん山積みになる状況に解決策を探りたい。「仕事は1冊のノートで10倍差がつく」はその解決策を提示してくれています。本書と著者コンサルタント鈴木進介氏のPRESIDENT Online掲載の記事をご紹介します。

スポンサードリンク

武器としてのノート術

ノートで思考を整理すれば問題の9割が解決する、武器としてのノート術がこちら。

仕事は1冊のノートで10倍差がつく

ノートはメモ代わりにだけ使っていてはもったいない。使い方次第で、仕事の効率や成果が何倍も変わってくると断言している本書著者コンサルタント鈴木進介氏。

目まぐるしく変化するこの社会において、時代のスピードに対応するためにも、振り回され、悩まされ、苦しんでいる場面はいくつでも起こりうる。受け入れる脳も心も耐えられなくなってしまっては遅すぎる。

常に脳をスッキリとさせ、仕事や人生の悩みを解決する方法を手に入れたい。

「ゴチャゴチャになった頭をスッキリさせたい」「目標を明確にもちたい」「提案書や企画書がうまくまとまらない」「プレゼンがうまくできない」「問題を解決する方法が見あたらない」「書き出すことが大事と言うけどやり方がわからない」。

これら解決できるツールがノート、つまり本書が紹介するノート術なのであります。

仕事は1冊のノートで10倍差がつく

 

著者は思考の整理家。1974年生まれ。株式会社コンパス代表取締役。人材トレーナーや経営コンサルタントとして活躍中です。Twitter:@compas_suzuki Facebook:鈴木 進介

 

著者は断言、1冊のノートと1本のペンがあれば問題は解決できるというのです。

本書の目次

こちら出版社より

「考えごとが多くてゴチャゴチャになった頭をスッキリさせたい」「ノートで思考を整理すれば問題の9割が解決する!」「1冊のノートと1本のペンがあれば人生は変わります」。

本書は8章から構成されています。

(本書の目次)

  • 第1章 書くことが人生を作り出す
  • 第2章 脳内を整理するノートの作法
  • 第3章 キャリアを切り拓く「目標ノート」
  • 第4章 第一歩目が軽くなる「行動ノート」
  • 第5章 今に集中できる「振り返りノート」
  • 第6章 悩みを最小化できる「解決ノート」
  • 第7章 勝利をたぐり寄せる「プレゼンノート」
  • 第8章 インプットを成果に帰る「アウトプットノート」

 

アマゾンの上位レビューの一部です。「ノート術だけど、プレゼンや打合せで、課題や戦略の整理と共有に使えた」「実力・やる気はあるのに結果が出せない人に推薦したい」「問題を抱えて疲弊している人、なんとなく充実感がない人にこそ」など。

 

アマゾンのレビューにも高評価が目立ちます。

なぜ「やることリスト」がやらずの山積みになるのか

本書著者コンサルタント鈴木進介氏のPRESIDENT Onlineに掲載の記事『なぜ「やることリスト」が山積みになるのか-段取り下手にこそ勧めたい”すごいノート術”』が、この問題の解決策を提示しています。一部、記事を引用して中でもぜひおすすめの「TODOリストをベイビーステップに変換する方法」をご紹介します。参考サイト:PRESIDENT Online

段取り下手にこそ勧めたい”すごいノート術”

やるべきことがなぜ山積みになってしまうのか、その原因をコンサルタント鈴木進介氏は、「そんなときはまずノートを使って本当にやるべきことかどうかを仕分けしてみるべき」と提言しています。

TODOリストは書き出してみるのはいいが、いつも未消化のまま毎日が過ぎてしまう。ゴールはわかっているのに、うまく行動計画が立てられず段取りも成り行き任せ。なるほど、思い当たります。

 

この問題の解決策に挙げているのは「やるべきことの仕分け作業」というわけです。

TODOリストを「仕分け」の準備

著書は本記事でTODOリストの仕分け方法を解説しています。

まずはノートを上下に2分割します。上段にTODOリストを書き出します。頭の中にあることはすべてリストアップするのです。ここまでは通常のTODOリストと同じです。下段には、縦の線を2本入れて3分割にします。左から「先延ばし」「たたき台」「おまかせ」とします。

上段に書き出したTODOリストの中から「今、本当にやるべきこと」を残して、下段の三つのカテゴリーに仕分けをしていきます。

 

TODOリストの仕分け作業もノートとペン1本で十分できるのです。

TODOリストを「仕分け」する

TODOリストの中から、「今、本当に取り組むべきことは何か?」と自問自答しながら書き出したリストのひとつひとつを品定めします。

その結果、今やらなくてもよいことと判断したものは一つ目の「先延ばし」の欄へ転記します。このとき注意することは、「今やりたくない」というネガティブな思考ではなく、積極的に今でなくてもいいと判断したものに限るのです。

今日中にやらなくてもいいと判断されたリストは二つ目の「たたき台」欄に転記。たとえば100%仕上げる必要がなく、準備だけ行えばいいものなどがここに入ります。三つ目の「おまかせ」は、他人に鳴かせられることができるものはここに転記するのです。人に協力を求めることも時に必要です。

もし、途中に新しい仕事が飛び込んできてもTODOリストに書き込んでは仕分けをしていけばいいのです。

 

仕分けで残ったTODOリストこそが「今、取り組むべきこと」になるのです。

すぐに着手できるベイビーステップの変換方法

「今、本当にやるべきこと」が明確になったところで、ちょっとした問題が発生します。そう「やりたくない」「面倒」といったネガティブな感情です。せっかく本当にやるべきことが明確になっても、重い腰のままですとなかなか手をつけられず、やることが山積みになってしまっては元もこうもありません。

著者コンサルタント鈴木進介氏はここで、TODOリストを着手できるステップを解説しています。それが「ベイビーステップに変換する方法」です。これは着手すべきTODOリストの段取りをドリルダウン形式で書き込んでいくのです。

たとえば、仕事が終えた後に20分のウォーキングをTODOがあります。しかし乗り気がないと結局歩くことをしません。そこで、まず帰宅をしたらスポーツウェアに着替えるとします。着替えた後は行くいかないに関係なくウォーキングシューズを履き玄関のドアを開け外に出るとします。外に出たら5分歩く。5分歩けたら10分歩く。家にUターンすれば計画通り20分のウォーキング達成というわけです。

 

TODOリストをベイビーステップに変換する方法でモチベーションを上げることなく淡々とTODOをこなすことができるのです。

 

■先払い|フリーランス向け報酬即日祓いサービス➡詳しくはこちら

■超実践:短期間でWeb ディレクション スキルを習得

■最短1分程でお申し込みが可能:電気代の基本料金0円!使った分だけのお得な電気【どこよりも電気】

私の感想

本書は、いわゆる”ノート術”の本です。ノートの使い方次第で、仕事の効率や成果が何倍も変わってきますと断言しているだけに、その使い方はいろいろなケースを具体的に提案、解説されていますのでとても参考になります。

もうありとあらゆるノートが満載。

目標ノート、気づきノート、分析ノート、PDCAノート、TODOノート、振り返りノート、時間配分ノート、心技体ノート、YWTノート、3行ノート、解決ノート、問題明確化ノート、アンコンシャスバイアスノート、問題解決ノート、コーチングノート、やらないことノート、プレゼンノート、戦略ノート、キャッチフレーズノート、ロジカルノート、シナリオ強化ノート、ネタ帳ノート、アウトプットノート、5W1Hノート、ファクトノート、サイクルノート、読書ノート

 

いずれにしてもノートとペン1本あれば思考の整理ができるわけで、使わない手はないようです。

 

(marusblog関連記事)

人は繰り返す行動の総計成功者が実践しているそうだったのか7つの習慣-marusblog

英語は3語で伝わりますでいよいよあなたも英語が話せます-marusblog

運がいい人になりたいのなら運がいい人になるための小さな習慣はたった1分のルール-marusblog

今回のまとめ

やるべきことが山積みになってしまうのは、どこに問題があるのか。「思考の整理家」を名乗るコンサルタントの鈴木進介さんは「そんなときはまずノートを使って本当にやるべきことかどうかを仕分けしてみるべきだ」と提言。

日々、やるべきことが多すぎて、結局すべてが中途半端になってしまう。TODOリストはいつも未消化、なんのためのTODOリストかと悩むビジネスパーソンは少なくない。本書「仕事は1冊のノートで10倍差がつく」で著者は、この問題を解決する方法として「やるべきことの仕分け作業」をおススメしています。

その仕分けの方法とノートの使い方のポイントを本ブログでご紹介。TODOリストが山積みになって悩むビジネスパーソンは必見、そのヒントになるはずです。

仕事は1冊のノートで10倍差がつく

 

TODOリストの仕分けは「やらないこと」を明確にすることなのです。

 

いかがでしたでしょうか?

最後まで読んでくださりありがとうございます。人気ブログランキングに参加中。こちらクリックして頂けましたらうれしく思います。
↓↓↓

生活・文化ランキング

スポンサードリンク