計算の結果などセルに入力されているデータを、別の表に常に同じ内容になるようさせたい場合があります。いちいちコピペする必要もなく、入力ミスも防げて便利です。この場合は、「リンク貼り付け」機能を使います。別のワークシートはもちろん、別に保存したファイルにまでリンクさせることができます。今回は「リンク貼り付け」についてご紹介します。

別の表のデータを自動で常に転記したい

別の表のデータを常に同じに表示させることができないか。

常に同じデータにしたい

表にあるデータを別の表に転記する必要の際、いちいち手入力したりコピペして転記するでは面倒です。これは自動で常に同じデータを表示できるようにしたい。

特に、常にデータが変更するなどでは必須です。

しかも、同じシートはもちろん、別のシートや、別のファイルに保存した別の表のデータでも常に自動転記したいものです。

 

具体的に事例をご紹介します。

常に同じデータにリンクするとはその方法は

  • 下図の上の表にある、第1四半期計の合計値。
  • 下の表表の第1四半期に、常に同じに表示させることができます。

  • 上の表にある3月のデータが入力されると合計値が変わります。
  • 下の表にある第1四半期はリンクされ、常に同じデータが表示されます。

 

上図のように常に同じデータを表示させるには「リンク貼り付け」機能を使います。

別の表のデータを自動で常に転記する「リンク貼り付け」機能

「リンク貼り付け」機能の使い方をご紹介します。

「リンク貼り付け」を使う

1.元のデータ範囲をコピーする。
2.「ホーム」タブをクリック。
3.「コピー」を押す。

 

4.コピー先を指定する。
5.「貼り付け」の「▼」マークをクリック。
6.「リンク貼り付け」を押す。

 

  • 「リンク貼り付け」で、元のデータと貼り付け先がリンクされています。
  • 元のデータが変化してもリンクしているので同じ結果が表示されます。

「リンク貼り付け」を活用しよう

●元のデータ先はどこでも「リンク貼り付け」機能は使えるので便利です。

  • 元のデータが同じシート内であれば当然「リンク貼り付け」機能は使えます。
  • 元のデータが別のシートであっても「リンク貼り付け」機能は使えます。
  • 元のデータが別の名前で各フォルダーに保存されていても「リンク貼り付け」機能は使えます。

●マウスの右クリックでも「リンク貼り付け」をすることができます。

  1. 元のデータ範囲を指定しマウス右クリック。
  2. メニューから「コピー」をクリック。
  3. 貼り付け先を範囲指定しマウス右クリック。
  4. メニューから「形式を選択して貼り付け」をクリック。
  5. 「リンク貼り付け」マークをクリックで貼り付け。

 

(marusblog関連記事紹介)

http://marus.info/excel-input-list-marusblog/

今回のまとめ

というわけで、今回は以上です。

「Excelコピーの基本」を本記事を含めて6つにわけてご紹介してみました。今回がその最後の記事になります。少しでもヒントになればうれしく思います。

  1. 驚くほど手間を省くコピペの技
  2. 罫線や背景の色など書式だけをコピペする技
  3. 表をコピーして行列を入れ替えるコピぺの技
  4. 列の幅や行の高さが異なる表を並べるコピー技
  5. 計算結果のセルをコピーしてもエラーにならないコピー技
  6. 別の表の内容をリンクして表示させるコピー技

 

Excelコピーの基本を知れば作業効率は飛躍的に向上されるはずです。

いかがでしたでしょうか?

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