今回のテーマは「断捨離」です。ところで、断捨離って捨てればいいんでしょと考えていませんか。実は、そもそもモノを増やさないことが必要であり、いらないモノの捨て方、本当に必要なモノの見極め方などが必要になるのです。断捨離の本来の意味、断捨離の手順、断捨離と片づけの違いなどを合わせてご紹介します。

断捨離とは!?

「断捨離」とはいらぬモノを捨てるだけではないのです。

断捨離の意味

断捨離とは、

  • 自分と向き合い、くらしの中で本当に必要なものだけを選ぶこと

 

となります。

 

断捨離の言葉にもそれぞれ意味があります、

  • 断・・・入ってくる不要なモノを断つ
  • 捨・・・いらないモノを捨てる
  • 離・・・モノへの執着から離れる

 

ということです。

 

邪魔だから要らないから捨てるのではなく、
自分にとって本当に必要なモノかを厳選する。

また、処分したあとは余計なものを増やさないと留意することも含まれています。

 

「断捨離」はライフワークそのもの。

断捨離は片づけとの違い

「片づけ」の意味は、

  • 周囲に散らばっているモノをきちんとした状態にする

 

です。

 

モノが散乱して散らかっている場所を整理整頓して、
スッキリさせることになります。

 

断捨離と片付けの違いは、

  • 不要なモノを捨てて余計なものを増やさないようにするのが断捨離
  • 整理整頓するのが片づけ

 

さらに、

  • 部屋をスッキリさせることで人生を見直して運気を呼び込む目的を持つ断捨離
  • 整理整頓で気持ちをスッキリさせるのが片づけ

 

よりライフワークに影響を与えるのが「断捨離」と言えます。

捨てられない問題

モノが増えるというのはある意味楽しみもあります。

入口を断つといってもなかなかどうしてそう簡単にはいかない。

 

「捨てるために役立つ言葉」が紹介されていました。

捨てる考え方のヒントになります。

 

引用してご紹介します。

 

~引用はここから~

(以下の言葉が、捨てるために役立つ)

  • 迷ったらゴミ、使わなきゃゴミ
  • なくしても買いなおさないものは捨てろ
  • 「いつか使う」は絶対無い
  • 「使える」かではなく「使っている」か
  • 高いものはすぐ使え
  • 古い化粧品は女を古くする
  • 悩む理由が値段なら買えそれ以外ならどんなにお得でも買うな!
  • こんなに洋服持っていてもいつも同じ服着てるだろう!?
  • 普段使ってないのに災害時にそれ持って逃げますか!?
  • 全部捨てたら未来だけ残る
  • 思い出の品を捨てても思い出は消えない
  • 過去を捨てなくては未来の場所がない
  • 服があるから福が来ない、紙があるから神が来ない
  • 心の隙間をゴミで埋めるな、 言い訳するより振り分けろ
  • 明日は明日のゴミが出る

~引用はここまで~

 

捨てることと同様、いらないものを買わない、もらわないことも大切なのです。

断捨離のメリット

断捨離ができると不要なモノがなくなる、
これが大きなメリットを生むわけです。

 

(断捨離のメリット)

  • ストレスが減る
  • 片づけが楽ちんになる
  • 掃除が楽ちんになる
  • 時間に余裕ができる(イライラが減る)

 

断捨離で、生き方も変わってくる。

断捨離のデメメリット

いいことずくめの断捨離ですがデメリットもあります。

 

(断捨離のデメリット)

  • 手間暇がかかる・・・捨てるにしても手間と勇気が必要
  • ちょっとした汚れや乱れも気になる・・・断捨離後から毎日汚れていく
  • 捨てなきゃよかったと後悔することがある・・・判断が難しい

 

一度に断捨離は禁物、少しずつ継続することが必要。

断捨離のモノを捨てる手順

断捨離はまず、要らないモノを捨てることから。

(断捨離のモノを捨てる手順)

  •  エリアを決めて一度すべてを取り出す
  • 「必要・保留・不要」で分別する

エリアを決めて一度すべてを取り出す

「よおし断捨離やるぞ!」と気合十分でいきなり頑張っても、
たいがい挫折してしまうのがオチです。

あっちもこっち一気にやろうとすると結局続かない。

 

そこで、

  • エリアを限りなく狭く絞って手をつける

 

たとえば本棚なら本棚、
衣装ケースなら衣装ケースひとつといった具合。

ひとつ終えて余裕があればもうひとつと、
集中を持続してコツコツといったところ。

 

はじめたら一度すべてを取り出すので、
よけいにもエリアを限定して取り組む必要があります。

 

断捨離は、エリアを絞って一度すべてを取り出すがコツ。

必要・保留・不要で分別する

そこにあるものをすべて出したら、
捨てるモノを細かく分別したいところです。

 

が、まずは”ざっくり”と大ざっぱな分別方法から始めてみるのがおススメ。

 

(モノを捨てる分別3ステップ)

  1. 絶対に必要なモノ(必要)
  2. 迷ってしまうモノ(保留)
  3. 絶対に必要のないモノ(不要)

 

悩ましいのは、迷ってしまうモノです。

 

そこで、

  1. 絶対に必要なモノ
  2. 絶対に必要じゃぁないけど必要かなと思うモノ
  3. 絶対に必要でないと言い切れないけどたぶん必要のないモノ
  4. 絶対に必要のないモノ

 

なんて具合に4段階、
迷いをさらに分けてよりソフトに分別する方法もあります。

 

目的は分別です、

  • 「気合」はいらない「なんとなく」でいい

 

迷ったモノ保留にしたモノは、
専用の箱に入れて時間をおいて判断する。

もちろん期日を決めて判断。

 

思いでが詰まっているモノは、

  • 「思い出ボックス」で保管する

 

というものおススメです。

 

断捨離でモノをすてるポイントは、「必要・保留・不要」で分別。

断捨離の間違ったモノの捨て方

捨て方を間違えると頑張ってもなかなか部屋が片付かないなんてことになってしまいます。

捨てることに命をかけてしまう

捨てることに目覚めてしまう、

  • なんでもかんでも捨てちゃえばよしと勘違いしてしまうパターン

 

必要なモノや大切なモノまで捨てることに快感を得ちゃう感じ。

 

自分にとって何が大切で、
なにが必要なモノかがわからなくなってしまう。

 

捨てることが中心になってしまい、

  • 捨てては買って、買っては捨てる繰り返しになる

 

「もったいない」というまさにその言葉通り。

 

ただ捨てるだけでは無駄なパターンを繰り返しているにすぎず、
本来の目的とはかけ離れてしまうことになってしまいます。

 

捨てては買って買っては捨てる繰り返しはまさに無駄です。

安物を捨てて安物を買うパターン

とりあえずモノを購入してしまう。

 

つまり、

  • 間に合わせのモノばかりで溢れてしまう

 

適当に買ったモノですと大切に使うということができず、
片づけの時には「また買えばいいや」と簡単に捨てしまう。

 

そして、

  • また間に合わせのモノを買ってしまうという繰り返し

 

長く使えるモノを大切に使い、
いらないモノ不要なモノは捨てて買わないと決めるのです。

 

「安物買いの銭失い」は鉄則です。

捨てれば片付くと勘違い

断捨離における片づけで目指すのは、
自分と向き合いくらしの中で本当に必要なものだけを選ぶことです。

家には必要なモノだけがすべて揃っている状態で、
それが整理整頓されている状態を作ること。

 

「モノを捨てる=片づけする」ではないのです。

 

つまり、

  • モノを捨てて不要なモノがない状態を保つ

 

まさに、

  • 入ってくる不要なモノを断ち、いらないモノを捨てる

 

です。

 

片づけすればよしではない。

 

「断」、「捨」、「離」はつながっているのです。

今回のまとめ

というわけで、今回は以上です。

 

断捨離についてその意味するところを、
断捨離と片づけの違い。

断捨離の捨てるコツ、
間違ったモノの捨て方などご紹介でした。

 

断捨離は自分と向き合い、くらしの中で本当に必要なものだけを選ぶライフワークそのものです。

 

いかがでしたでしょうか?

最後まで読んでくださりありがとうございます。

少しでもヒントになればうれしく思います。