気づけばスマホを眺めて30分、気合を入れようとしたはずが「まあ、明日からでいっか」……。そんな“ダラダラ沼”に、私もずいぶんと長く住んでいた。でもある日、「1日3分で変われる」というフレーズに心を掴まれた。中島美鈴さんの『脱ダラダラ習慣! 1日3分やめるノート』は、まさに“行動を変えるための実用書”。なのに、やさしく寄り添ってくれる一冊だった。この本から学んだ、脱ダラダラのヒントを、今日はエッセイ風によせたブログでご紹介します。

ダラダラするのは“意思が弱い”せいじゃない

ダラダラしてしまう自分を責める必要はない、
と中島さんは語る。

人間は誰しも「楽をしたい」、
「面倒を避けたい」という本能をもっている。

だからこそ、
やるべきことがあるのに、
ソファに沈み込んでしまうのも自然な反応。

実際、私もずっと、
「自分は怠け者なんだ」と思い込んでいた。

でも本を読み進めるうちに、
その“自己否定”こそがダラダラを加速させる燃料だったと気づく。

 

「ダラダラしてしまうのは、
環境と習慣の問題です」――

 

その一文は、まるで心に刺さった棘を、
そっと抜いてくれるようだった。

やる気の問題じゃない、
ならばやり方を変えればいい。

そんな前向きな姿勢を持てるようになったのは、
この考え方のおかげだ。

 

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やめたい行動を書き出す“3分ノート”の威力

中島さんが提案するのは、
とてもシンプルな習慣。

「やめたいこと」を毎日3分ノートに書き出す。

ただそれだけなのに、
続けることで“自分を俯瞰する力”がついてくるという。

 

私は最初、「こんなので本当に変わるの?」、
と疑いながら始めてみた。

でも、書くことで「何が自分にとって不快なのか」、
「どのタイミングでダラダラが始まるのか」が見えてくる。

 

たとえば、私の場合は、
「朝起きてすぐスマホを見る」が、
一日のダラダラの起点になっていた。

ノートに「スマホを開かずに顔を洗う」と書いた日、
たしかにその日はシャキッと動けた。

その繰り返しが「小さな自信」となり、
習慣の軌道修正ができるようになってきた。

 

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完璧を目指さない。小さな“やめる”が未来を変える

本書が一貫して伝えているのは、
「一気に変わろうとしないこと」。

ダラダラをやめるために、
スケジュールをガチガチに組んだり、
やることリストを増やしたりしてしまうと、
かえって息が詰まって続かない。

中島さんは、“行動の引き算”を提案する。

「ダラダラしてしまう原因の行動を、
ほんのひとつだけやめてみる」ことが大切なのだ。

 

私が取り入れたのは、
「寝る前のSNSを5分だけやめる」というルール。

完璧じゃなくていい、
「ほんの少し減らす」だけ。

それでも睡眠の質が上がり、
翌朝の気分が変わる。

すると自然に“やる気”の流れが生まれてくる。

小さな変化でも、
それを毎日続けることが、
いつの間にか“脱ダラダラ”の自信へとつながっていく。

 

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今回のまとめ

ダラダラしてしまう自分に、
「ダメだな」と感じる日もある。

でもそれは、“怠け者”なのではなく、
“仕組み”が整っていないだけ。

そう気づけるだけで、
心はぐっと軽くなる。

 

やめたい行動をただ見つめ、
ノートに書き少しだけ引き算をする。

中島さんが提案する方法は、
どれも拍子抜けするほど簡単だ。

でも、その「簡単さ」が続けるコツなのだ。

 

1日3分やめるノートで、
私の日々は少しずつ変わってきた。

ダラダラしても大丈夫、
気づいたらまた戻ればいい。

そんなやさしい習慣こそが、
実は人生を前に進める最短ルートなのかもしれない。

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いかがでしたでしょうか?

最後まで読んでくださりありがとうございます。

少しでもヒントになればうれしく思います。