男性諸君、悩ましい部屋干しの基本を知って少しは女性と奥さんを気遣ってみましょう。そもそも部屋干しのご家庭が増えている中、梅雨の時期ともなればなおさら。生渇きは勘弁、だけど部屋干ししなければならないと悩みはつきません。部屋干しの現状やちょっとした工夫やコツを知って、梅雨時の部屋干しで悩む女性や奥さんを少しでも助けてあげようではありませんか。なのでぜひ男性諸君に読んでいただき大変な家事のまた大変な梅雨の部屋干しにひと肌脱ごうと呼びかけるのです。少しでも家事のお手伝いをするきっかけになればうれしく思います。

People vector created by pch.vector – www.freepik.com

部屋干しの現状

参考サイトには、部屋(室内)干しに関するアンケート調査の結果が掲載されています。「主な室内干しの場所」、「室内干しできになること」、「室内干しで工夫していること」。これらの内容を引用しながらご紹介します。

主な室内干しの場所(複数回答・住居形態別)

まずは、主な室内干し、部屋干しの場所を住居形態別のアンケート内容から。戸建住宅も集合住宅でも「リビング」が上位を示しているのは予想通り。使っていない部屋があればまだいいのですが、その他とならば寝室かお風呂場と、かなり苦しみ交じりの様子がうかがえるわけです。

 

~引用はここから~

アンケート:主な部屋干しの場所(戸建住宅)

1位:使っていない部屋
2位:リビング
3位:寝室

 

アンケート:主な部屋干しの場所(集合住宅)

1位:リビング
2位:浴室(お風呂場)
3位:使っていない部屋

といった結果です。

~引用はここまで~

室内干しで気になること

「室内干しをしている人の不満!」についてはこちら。

もっとも多い意見が「見てうっとおしい」「洗濯物がカラッと乾かない」の2つで約7割。
続いて「動くときじゃま」「洗濯物の水分が部屋に広がる」「洗濯物から臭いが出る」の3つが約4割いました。
こうした不満、室内干し、部屋干しのデメリットを感じつつ、洗濯物を室内に干すことにガマンして暮らしている、そんな状況が見えてきます。

あの嫌なニオイを抑えて、「見てうっとおしい」「洗濯物がカラット乾かない」は意外な結果に思います。

室内干しで工夫していること

皆さんは一体どんな部屋干しの工夫をされているのでしょうか!?興味津々。。

一方で、室内干しの工夫については、3割以上が「特に何もしていない」と回答。
除湿器を使用したり、湿気を取り除く工夫なしに、そのまま室内干ししていれば、部屋の湿度はますます高くなってしまします。

一人暮らしもそうですが夫婦共働きで子供さんがいらっしゃるとならば、洗濯は溜まるし仕事を終えようやく食事も済ませた後食事の片づけに洗濯そして部屋干しなんて考えただけでも大変。奥様一人で奮闘しているとちょっと気の毒であります。

 

子供たちがいらっしゃるご家庭ではなおさら、部屋干しはかなり深刻な悩みです。

これは知っておきたい部屋干しの心得

部屋干しは家の中でありますから悩みも解決方法も限界があります。とならば逆にポイントも絞りやすく、けして難しいことではないと考えた方がいいようです。そんなに難しくもないちょっとした部屋干しの悩みの解決ポイントをご紹介します。

まず洗濯物が溜まってから一気に洗濯とか、今度の晴れの日にいっぺんに洗濯と後回しすることってありません?実はこれ、避けた方がいいのです。部屋干しの大きな問題のひとつがあのニオイ。その原因は雑菌です。

つまり、雑菌を増やさないために溜め込まずにこまめに洗うことが大事。脱いだ服を長くそのままにしておくだけでも、雑菌は増えていくのであります。なので、さっさとこまめに洗うということであります。

 

それは「こまめに洗う」、嫌なあのニオイの原因、雑菌を増やさないことが部屋干しのポイントです。

洗うまでの保管時も濡れたままはNG

雑菌を増やさないようにこまめに洗うことはもちろん、洗う前にすでに濡れている衣類やタオルもそのままにしておかない。脱いだモノや使ったタオルなどが濡れいていて洗濯まで時間がある場合は!?まず洗濯する前にハンガーにかけるなどしてまずは干すことから。

濡れている状態が続くとこちらも雑菌の繁殖に影響を及ぼす、洗濯の前にまず乾かすという心得も必要というわけであります。せっかく丁寧に洗濯しても増えた雑菌を抑えきれず、あのイヤなニオイが出てしまうというわけです。

 

洗濯する前から雑菌を増やさないように気をつけることも心得のひとつ。

 

干し方は交互にジグザグに

洗濯物を干すときって大人と子供と分けたりしませんか?長さを揃えるように干したり?実はこちらも乾きにくくしているのです。干し方をちょっと変えてみる!それは、洗濯物の長さや厚さを交互に干してみることです。

 

これっ、意外にも乾きが早くなるのです。

 

 

理由はとにかく風通しを良くするということ。たとえばタオルを干すときも交互にジグザグに干してみる。そろえて干さない。間隔をつくり通気性を少しでも確保してみる。風通しがよくなれば扇風機で風を送ってみると、より乾きやすく効果アップとなるというわけです。狭い部屋干しで干す場所に限りがあって、ついついビッシリと詰めて干してしまうとどうしても乾きにくくなってしまう。時間がかかる分、雑菌が増えてあのイヤなニオイにつながってしまう。

 

結局、こまめに洗ってこまめに干すということが心得ということです。

 

干すにはNGの場所がある!

カーテンレールや鴨居に洗濯物を干していることがあります。実は、これNG!カーテンや壁ってけっこうよごれていて、洗濯物がこれらに触れるといやなニオイの原因につながるのです。窓や壁が近くにあると、通気性も悪く乾きにくくもなります。

どうしてもという時には、扇風機だけでなくエアコンや除湿機の力もかりたいところ。新聞紙を下に敷くのも湿気を取り除く効果があるようです。

 

いずれにしても干せばよしではない、カーテンレールや鴨居はNGなんですね。

 

雑巾はどうよ!?

雑巾はそもそも雑菌が繁殖してしまう。面倒でも、事前に漂白剤などで除菌が必要になるというわけです。なので除菌をしてから通気性を考えて干すなんて具合。

梅雨の時期ともなれば、家事が終えたら漂白して寝る前にキッチンで干したいところ。小さなピンチハンガーなどを使って、キッチンの壁から離して干してみる。

とはいえ、食事の支度に片づけに、その後雑巾の除菌とはなかなかどうして大変。どこまでこまめにできるか悩ましいところ。使いっぱなしは最悪。除菌⇒干すとの間に、こまめに取り換えるという工夫もいいかもしれません。

 

雑巾は面倒でも、事前に漂白剤などで除菌が必要。

 

濡れた靴はどうよ!?

濡れた靴というのも厄介。翌日は使いたいところだから余計にも悩ましい。その時のひと手間が必要。

 

ここでも便利なのは新聞紙。

  • 靴のつま先まで軽く丸めた新聞紙を詰めこんじゃう。
  • できれば30分、1時間と新聞紙を替えてみるとさらによし。
  • その後、ドライヤーで仕上げといった具合であります。

 

こちらも放置せず帰宅して靴を脱いだ時点で、新聞紙詰めておきたいところ。

 

部屋干しの部屋はどこがベスト!?

先のアンケート調査によると、部屋干しにリビングを使うケースが戸建住宅でも集合住宅で多いとありました。とうぜん家の中では一番広いしエアコンもあるからとなるのでしょう。ところが、うっとおしいし邪魔であります。

 

 

そこで換気設備のある洗面所や浴室に干すのがおススメと言われます。

 

 

その理由は!?狭い分、除湿機等をうまく使えば逆に早く湿気を取ることができる。浴室暖房乾燥機なんてのが付いているお宅では、もちろんこれらを使っちゃえば手っ取り早い。洗濯物を乾かしながら浴室の湿気をとってカビの発生を防ぐと一石二鳥!

 

できるだけ短い時間で湿気をとり、その後リビングで風通しをよくして干すというパターンもありというわけです。

 

部屋干し対策は家電の使い分け!

ある調査では梅雨時に部屋干しする際に使う家電では、エアコン、除湿機、扇風機がランクイン。どれも30%程度で似たような割合だとか。つまり、どれをどんな風に使ったらいいのかよくわからず、正直迷っている状態ということが言えるんだそうであります。

 

ここで、使いわけとなるポイントは部屋の温度にあります。

エアコンがおススメの場合

除湿機はどうしても熱が出るので室温が上がってきます、
ここは湿度だけでなく温度も一緒に下げてくれるエアコンが最適になります。特に室温が27度以上と高くなる雨の日などは、ただでさえ暑い室温をさらに上げてしまう。

人がいない部屋ならまだしも人がいるのなら、除湿と合わせて室温も下げてくれるエアコンをセレクトすべきとなります。

部屋干し対策の家電は、湿度も温度も一緒に下げてくれるエアコンが最適。

 

除湿機がおススメの場合

逆に室温がそれほど高くない雨の日は、エアコンの除湿で温度を下げてしまうよりも除湿機の方がベター。除湿機は温度を下げることなく除湿だけを取り除くとなり、エアコンのように温度が下がって肌寒さを感じることもない。

ところでエアコン側では「再熱除湿」という機能があって、室温を下げずに湿度だけとってくれる優れもの機能があります。ところがその場合除湿機よりも少々電気代が高くなるので、ここは除湿機に軍配が上がるようであります。すると除湿機は夏の暑い日以外、1年中使えると考えると除湿機の使い勝手は増えてきます。温度が高いときでも除湿能力が高くて消費電力も控えめであるので、除湿機は高温多湿な日本の夏にももってこいとなります。

 

室温がそれほど高くない雨の日の除湿は除湿機が一番。

 

扇風機がおススメの場合

湿度がそれほど高くない場合は、一番手頃な扇風機の登場となります。電気代もお得ですし、少々時間はかかりますがそれなりに役に立ちます。こうして室内の温度や湿度に応じて上手に使いわけてみれば、部屋干しも省エネで対応することができるようです。

部屋だけでなく押し入れやクローゼット、玄関にお風呂に洗面所と除湿機はコンパクトで移動もしやすいことから、この季節の活躍家電でもありますね。

 

湿度がそれほど高くない時は、扇風機が一番手軽な部屋干しの秘密兵器となります。

 

私の感想

最近、近所に新しいコインランドリーが開店して、雨の日は感想についついこちらを利用しております。新しいので店内も機械も清潔で、クリーニングと併設されていたりと何かと便利で安心。誰でも利用できるコインランドリーではちょっとと、アレルギーをお持ちの方も多いようでちょっと悩ましい。

考えてみると洗濯機やお風呂場の乾燥機、エアコン、除湿機、扇風機に、部屋干し用の洗剤と身の回りにはけっこう工夫できるモノがあるんだと今回ご紹介しながら改めて理解した次第。上手に使いわけて部屋干しに慣れることも必要ですね。まぁ、面倒がらずに日ごろからこまめに洗えばいいのですが、これがなかなかであります。

 

問題は奥さんにまかせっきりではなく、家族で分担、協力が必要であるのです。

 

(marusblog記事紹介)

エアコンの電気代をより安く節電するための冷房と除湿の使いわけの基本-marusblog

男性の皆さん紫外線対策に翻弄する女性の苦労を知って女性と家族を紫外線から守ろう!-marusblog

夫がストレスで妻が病気の夫源病の症状と予防対策-marusblog

 

今回のまとめ

梅雨の時期にかかわらず部屋干しが増えているという中、「部屋干しの工夫は?」との問いに「特に何もしていない」と回答が3割とありました。なにか特別なことが必要であるかと考えてしまいますが、
限られたスペースでのことやるべきことも限られているようです。

 

(部屋干しでやるべきこと)

  • こまめに洗濯をする
  • 濡れたものはまず乾かすことから
  • 通気性を考えての干し方
  • 窓際、壁際はあまり干す場所には適さない
  • まずは湿気をとりのぞく
  • 洗面所や浴槽を利用する
  • などなどイヤなニオイ対策にもなる

 

エアコンや除湿機に扇風機と、使えるものは使って上手に部屋干し。その前にちょっとした心構えが必要であると、今回のまとめであります。こんな面倒で大変で悩ましいことを仕事をしながら子育てしながら、料理やその他の家事をやりながらの奥さんや女性の皆さまのご苦労。

 

理屈をこねる前に男性諸君は助けてあげなきゃと自戒をこめてお伝えしましょう。

 

いかがでしたでしょうか?

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。人気ブログランキングに参加中。こちらクリックして頂けましたらうれしく思います。
↓↓↓

生活・文化ランキング