長い息を吐いて長生きにと「ロングブレス」考案者ボディーデザイナーで俳優の”美木良介氏”の生解説は、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー(2019年11月21日木曜日)」で放送されました。ロングブレスは強く長い呼吸を繰り返すことで体を引き締め、体温を上げて血流をよくして病気にならない体を作ると話題です。今回はダイエットだけではなく、シニアに向けたロングブレス。「長い息」が「長生き」につながるというそのやり方と秘訣をまだまだ続くコロナ禍、免疫アップでコロナウィルス対策のためにも、当時放送の美木氏の解説をリライトしてのご紹介です。

著書「120歳まで生きるロングブレス」が発売!

ロングブレスは2011年にダイエット法として話題になりました。ロングブレスの考案者で、ボディデザイナー・俳優の美木良介氏が番組に登場。著書「120歳まで生きるロングブレス」が発売に合わせてTV番組で生解説。誰でも簡単にできるロングブレスは、吸って!吐くだけ!座っても横になってもできるから、高齢者でもムリなくできる。

今回はシニアに向けて

本の著者でロングブレス考案者の美木良介氏は、トレーニング用としてスタジオも運営されていらっしゃる。そのスタジオには高齢者の方も多く訪れ、
美木さん考案の呼吸法を教えるとどんどん健康な体に改善されていると紹介がありました。

「120歳まで生きるロングブレス」は、そうした高齢者の皆さんの改善される様子がまとめられています。

DVDでよくわかる! 120歳まで生きるロングブレス

 

強く長い呼吸だけでも体幹が鍛えられ、病気になりにくくなるメソッドをシニア向けに考案。寝たままでも座ったままでもできるロングブレスだから120歳まで生きると力強い。

本書は、4章にまとめられています。

(目次)

第1章 基本のロングブレス
第2章 長寿体質をつくるロングプレス体操
第3章 120歳まで歩くロングブレストレーニング
第4章 酸素フォースと食事法のススメ

アマゾンのレビューも「星5つ」、わかりやすくて面白く続けられる気がしますと評判も上々。ジムに行かなくても気軽でカンタンにでき、確実に効果が期待できるとなるとやってみたくもなります。

 

寝たままでも座ったままでもできるロングブレスだからシニアにもできるのです。

ロングブレス考案のきっかけ

放送当時、美木良介氏は62歳。お腹なんかまったく出ていない、番組の共演者からは47歳と言われるほど見た目も若々しい。美木氏は「ロングブレスをやっているとお腹なんかでない」と自信満々。

そもそも美木氏は20年以上腰の痛みに悩まされ続けてきた。歩けない、座れないと腰痛の重症を22年間にも苦しまされてきた。お医者さんに行けば手術しなければと言われ、なんとかしなければならないと考えたあげく呼吸に行き着いたというのです。

その後に登場したのが2011年のダイエットを目的とした「ロングブレス」。

美木良介のロングブレスダイエット 健康ブレスプログラム 腰痛、肩こり、足のむくみは私におまかせください!

当時の流行語大賞にもノミネートされたほど大きな話題となり、記憶に残っている方も少なくないはずであります。この時、はじめて奥様から褒められたとのエピソードを語る美木氏の笑顔が輝いていました。

 

腰痛の重症で苦しまれてきた著者だからこそ、ロングブレスの効果に説得力が増します。

呼吸だけだから寝たきりの方でも体を鍛えられる

いろいろな体幹トレーニングはありますが、呼吸をあまり重視していないから実はあまり鍛えられていないと美木氏は指摘。ロングブレスは基本的に呼吸だけでインナーマッスルを鍛えることができることが、実はあまり知られていないと呼吸の大切さを力説されています。

体幹をつけるための呼吸をまず身につけること。高齢者になるとなかなか吐けなくなり口呼吸で呼吸が浅くなってしまう。呼吸だけでインナーマッスルを鍛えることができるということは、寝たきりの方でも呼吸を覚えることで体幹をつけることができる!ゆっくり鼻から吸って口から長く吐く呼吸をしていくと、インナーマッスルが鍛えられる。

体幹をつけるためにも、インナーマッスルを鍛えるためにも呼吸が大切なのです!

なぜロングブレスでインナーマッスルが鍛えられる!?

とはいえインナーマッスルを鍛えるトレーニングはいくつかあります。ロングブレスとの違いは何でしょうか?ほんとうにロングブレスの呼吸だけで、インナーマッスルが鍛えられるのでしょうか?素朴な疑問が残ります。

そもそも「インナーマッスル」とは?

身体の表面に位置している筋肉はアウターマッスル(表層筋)と呼ばれます。インナーマッスルとは、身体の奥に位置している筋肉の総称として用いられています。ロングブレスは、この体の奥に位置している筋肉を鍛えることができるというわけです。

ロングブレスの呼吸法でインナーマッスルを鍛えられる理由を、美木氏は分かりやすく解説しています。

お尻をしめると骨盤底筋群がキュッと上がり、ここで息を吸うと横隔膜が下りてきて縦に収縮します。強く息を吐くと今度は腹横筋が収縮する。縦、横、縦、横と呼吸で収縮させるからインナーマッスルを鍛えることができる。当然、中にある内臓の内臓脂肪が一番に落ちます。お約束ごとはずっとお腹を引っ込めていること。ずっとしめっぱなしで呼吸するから、お腹が締まるし体幹が鍛えられる。ロングブレスは鍛える呼吸なんです。

ここで番組出演者からは「ドローイングと同じ!?」と質問がありました。

ドローイングとはお腹を凹ませる動作に腹式呼吸を組み合わせて、「腹横筋」を鍛えるトレーニングのメニュー。まさにロングブレスと同じかと思いきや、美木氏は「ドローイングだと足りない!」と解説しています。ドローイングの何が足りないのか?美木氏の解説は続きます。

ドローインは呼吸がついていない、ドローインは普通の呼吸なんです。ロングブレスとドローインとの違いは、ロングブレスは最大級の呼吸をすることなんです。呼吸を鍛えるんです。

ドローインは普通の呼吸、ロングブレスは最大級の呼吸をする呼吸も鍛えることができるのです。

吸った空気を吐き出すメリット

インナーマッスルを鍛えてしっかりとした体幹を作る。しいてはお腹周りの筋肉を鍛えて、ダイエットにつながり健康な体になる。美木氏の解説はさらに続きます。今回のロングブレスはシニア向けです。吸った空気を15秒もかけて強く吐き出す理由には、インナーマッスルを鍛えるだけではないのです。

美木氏の解説。

年齢を重ねると新鮮な空気を吸ってよどんだ空気を吐く必要があるのに、50歳を超えるとよどんだ空気が半分体に残ってしまうんです。そうすると肺炎とかをおこしやすくなるから、
新鮮な空気を吸ってよどんだ空気を全部出せるようになると病気のリスクがすごく減るんです。

また、ロングブレスで体幹が鍛えられると、血流がよくなる点のメリットも解説。

36度5分以上の体温の体にはガンはやどらないと言われています。呼吸で体幹を鍛え体温が上がり血流がよくなると、血の病気のリスクも極端に減るんです。脳溢血、脳梗塞、心筋梗塞、大動脈瘤などの病気のリスクも極端に減るということ。つまり、ロングブレスで体温を上げて血流をよくし病気の予防が呼吸だけでできるんです。

インナーマッスルを鍛え、体のよどんだ空気を吐き出し、体温が上がって血流がよくなると呼吸の重要性が見えてきます。

冷えを防いで健康長寿、現代人も肝は呼吸にあり

番組では現代人は呼吸が浅くなっていると問題提起、それは、シニアだけの問題ではないのです。

現代人の呼吸が浅くなっている原因とは!?

現代人の呼吸が浅くなっている原因は2つ!ひとつは「ストレス」、もうひとつは「スマホ」だと指摘。ストレスでは、胸や腹の筋肉が緊張してしっかりと呼吸ができず浅くなる。スマホは、前かがみの姿勢が胸を圧迫してしっかりとした呼吸ができなくなるのだと。

さらに前かがみの姿勢では、自然と口が開くことで口呼吸となり呼吸が浅くなる。このままにしておくと酸素を十分取り込めず、血流が悪くなりドロドロとなる。特に冬は問題!冬は冷えて体も血管も冷えて固くなり深刻化するというわけであります。

 

現代人の呼吸が浅くなっている現実は、健康上深刻な問題なのです。

冷えるは老いる

美木氏は深い呼吸と体の代謝と免疫力の関係を力説されています。

ゆっくりした呼吸で代謝が高まり免疫力も高まる。なので深い呼吸で体温を上げ病気にかかりにくい体を作る必要がある。

“冷える”=”老いる”とことなんです。

冷えない体を作ることが一番大事。60臆兆モノ細胞に酸素を送れるのは唯一呼吸だけ。だから呼吸を少し変えることでずっと元気になれるんです。

冷えるは老いる、60臆兆モノ細胞に酸素を送れるのは唯一呼吸だけ。

ロングブレスの基本のやり方

美木良介氏が生出演でいかに呼吸が大切かを解説した中で、ロングブレスは誰でもどこでも簡単にできる点がありがたいものであります。たとえ座っていても寝ていてもできる呼吸法であります。ここで、ロングブレスのやり方の基本をおさらいしてみましょう。

ロングブレスのやり方

ロングブレスは新鮮な酸素を取り込み、強く吐くことでインナーマッスルを鍛える。また、ゆっくり長く吐くことで、淀んだ空気を吐ききることが基本。

番組後半では美木氏による実際の指導がありました。

(基本の呼吸)

  • お腹を凹ませたまま
  • 鼻から3秒吸って
  • 口から15秒吐く
  • 寝たままでもOK!
  • ポイントは”丹田(へその下5cmあたり)”を意識しての呼吸。

詳しくはこちら⇒ロングブレス美木良介オフィシャルサイト

美木氏の実際の指導がこちら。

お約束は一つだけ。お腹を引っ込めっぱなしでやります。お尻は閉めてください。鼻から吸ってほっぺたを軽く膨らませながら15秒ゆっくりとやります。

「吸って!」、1・2・3。

「吐く!」、1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12・13・14・15。

番組ではこの後、座ったまま、「3秒で吸って7秒で思い切り吐く」というロングブレスの方法についても指導がありました。3秒で吸って7秒で思い切り吐くを1セット6回!やってみるとなかなか大変。

 

日ごろの呼吸が浅いということを実感します。

ロングブレスの注意点も

呼吸だけでメキメキと腹筋がついて痩せると期待しすぎるのも、自己流で実際にやってみては途中で挫折してしまうことも要注意。ウォーキングなどの軽い運動や、食事や生活習慣などと合わせてのロングブレスと考えた方がいいのかもしれません。

間違ったやり方で腰を痛めてしまったという事例もあるようです。むやみにやってみるのは注意が必要のようです。また、ロングブレスはお腹や体に力も入りますから、高血圧の人や持病のある人はお医者さんと相談してから行う方がよりベター。美木氏のスタジオで指導を受けるのが一番ですが初心者の方はムリせずに。

 

“ゆっくり吸って長く吐く”というところから徐々にはじめるといいようです。

 

私の感想

ロングブレスはダイエット法として知ってはいましたが、今回の番組を見て美木氏の生解説を伺い呼吸の大切さを改めて知るよい機会になりました。

私の理解では、ダイエット目的やインナーマッスルを鍛えるのであれば、鼻から3秒で吸って口から7秒で思い切り体に力を入れて吐く方法を活用。シニアの方の場合は、ゆっくりと鼻から3秒すってゆっくりと長く15秒で吐ききるロングブレス。

シニアに向けたロングブレスは、新鮮な空気を体にゆっくりと入れて体の中にある淀んだ空気をゆっくりと吐き出すという点は、気功の呼吸法にもにている感じがします。「50歳を超えるとよどんだ空気が半分も体に残ってしまう」という、美木氏の解説に素直にやってみようと思うので。

 

(marusblog記事紹介)

http://marus.info/purification-blood-marusblog/

http://marus.info/handmade-garlic-oil/

http://marus.info/education-child-marusblog/

今回のまとめ

美木良介氏が考案のロングブレス。当初はインナーマッスルを鍛え、ダイエット効果のある呼吸法として話題になりました。今回はシニア向けのロングブレス。お尻を閉めてお腹を凹ませたまま、
鼻から3秒吸ってくちから15秒とゆっくり長く吐く。

寝たままでもできるのです。

ロングブレスの魔法 呼吸を変えれば人生が変わる

 

身体を鍛えるというよりも、新鮮な空気を吸って体の中の淀んだ空気を吐き出す点がシニア向け。50歳を超えるとよどんだ空気が半分体に残ってしまうと美木氏の解説。呼吸が浅くなるからであります。すると肺炎とかの病気のリスクも高くなり、だからこそよどんだ空気を吐き出すことが病気のリスクを減らすことにつながると。もちろんロングブレスで体幹も鍛えることにつながり、体温が上がることで血流をよくして血の病気のリスクも軽減できると一石二鳥。

ゆっくりした呼吸で代謝も高まり免疫力も高まるというわけであります。

 

現代人は若い人でも「ストレス」や「スマホ」が原因で、口呼吸になっては呼吸が浅くなっている傾向。60臆兆もの体の細胞に新鮮な酸素を送れるのは呼吸だけ。呼吸を少し変えることでずっと元気になれるというわけです。

簡単にできるシニア向けのロングブレス、健康のために実践されてはいかがでしたでしょうか?

 

「120歳まで生きるロングブレス」。テレビ朝日、羽鳥慎一モーニングショー(2019年11月21日木曜日)でのロングブレス、美木良介氏の解説をリライトしてご紹介させて頂きました。

いかがでしたでしょうか?

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