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これって閉所恐怖症なの?と思ったほど、とくにそれほど気にもしていなかった。それは高所恐怖症といったのとおなじで、生きているなら恐怖に思うこと不安に思うことはいろいろあるはず。普通の人間が感じることだと思っていた。ところが、どうやら違っていた。電車を利用しているときに電車内で突然起こった。息苦しくていてもたってもいられない。これは閉所恐怖症なんかではないと。のちにパニック障害や恐怖症という症状をはじめて知った。同じような思いをされていらっしゃる方に、私の経験と参考になった解消方法などご紹介します。

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もしかしてパニック障害!?

以前、パニック障害の発作を起こした女性に遭遇したことがありました。当時、パニック障害と言われても何のことなのかまったくわからなかった。そういう心の病を抱えて悩んでいらっしゃる方がいることに少し驚いたことがありました。まさか自分が…。

電車だけではなかった

出典:いらすとや

電車の中で急に息苦しくなった私は、次の駅のホームに降りたとたんに嘘のようにもとに戻った。次に来る電車に乗ったても特に変わりはなく、あれはいったい何だったのかという程度のことだった。

しばらくして、上司と出張先でタクシーに乗ったとき、また突然発作が起きた。息苦しい、外に出たい。瞬間的にそう考えたとたん息が荒くなり胸が高鳴る。もちろん降ろしてくれとはいえず、たかだか15分程度のタクシーの中、がまんの限界であった。

 

その時の恐怖は2度と忘れることはなかった。

 

事態は次第に問題ととなってしまった。自家用車を家族で走らせていると長いトンネルに差し掛かった。隣町との長いトンネルで様子もよくわかっていたのにもかかわらず、入った途端に息苦しさに襲われた。

後ろに戻るわけにはいかない、もちろん止めてしまうこともできない。そう思えば思うほど息苦しさをまし、乗っている家族にも状況を言えない。いったところで「なに言ってんの?」と言われるのがせきの山だ。もしもここで渋滞などになったらと考えただけで、もはや発狂するしかなかった。

 

トンネルも恐怖の場所となってしまった。

 

乗るのが怖い!?

たまたま”YouTube”で美容家のikkoさんのパニック障害で苦しんだ時の話を知りました。それは首都高速の車の後部座席に乗っていた時に起こった。「高速道路から出られない!」そう思った瞬間にパニックになってしまったと。その事件からパニック障害に長く苦しめられたとあった。仕事で移動しなければならないのは当然。まだ下っ端で嫌だと言えない苦しさ。

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私と同じだ!

 

するとあの長嶋一茂氏も実はパニック障害に苦しんでいたと。長嶋氏はそれを「乗るのが怖い」というタイトルで本を出していました。長嶋一茂氏はテレビでもよく見かける有名な方であることは言うまでもない。

天性の明るさでパニック障害とは正反対に位置する存在と誰しも思うはず。その彼がプロ野球選手であった30際のときにパニック発作を起こした。友人と食事先のトイレで、狭い息苦しいと感じてからパニックを起こし救急車で運ばれてしまった。10数年パニック障害とうつ病に闘っていたというのです。

 

狭いと思っただけで救急車で運ばれたなんて!

 

乗るのが怖い―私のパニック障害克服法 (幻冬舎新書)

 

長嶋氏も仕事の移動で、飛行機や電車など降りたくても降りられないと感じると急に怖くなった。さらにドン底のうつ病にも襲われ、ベッドから起きられない仕事にも行けない。約束が守れない涙が止まらなくなった。あまりにも精神的に弱いんだと長嶋氏は自分を責めた。

 

精神的な問題、不安で仕方がない。

 

パニック障害の克服方法

パニック障害の発作が起きると激しい不安感に襲われます。「どうしようも出来ない」、「いても立ってもいられない」、「走りたくなる」、「大声で叫びたくなる」と、心の底から襲ってくるのです。けっきょくパニック障害は不安症なのでしょうか!? そしてその解決法はあるのでしょうか。

パニック障害は不安症!?

パニック障害プラザというホームページがあります。メニューの中に「パニック障害とは」があり、パニック障害と不安症について触れています。

パニック発作はパニック障害の中核症状です。めまい、心悸亢進、呼吸困難、吐き気などの種々な身体症状と共に強い不安感が不意に襲ってきます。この発作を経験する大部分の人はこのまま死んでしまうという恐怖感を持ちます。ですから、ひとたびこの発作に襲われると次の発作のことが気にかかり、常にオドオドした状態になって、仕事どころではなくなってしまいます。

不安症が発作を起こしてパニック障害になるのですね。

 

(パニック発生の症状)

      • 心臓がドキドキする
      • 汗をかく
      • 身体や手足の震え
      • 呼吸が早くなる、息苦しい
      • 息が詰まる
      • 胸の痛みまたは不快感
      • 吐き気、腹部の嫌な感じ
      • めまい、頭が軽くなる、ふらつき
      • 非実現感、自分が自分でない感じ
      • 死ぬのではないかと恐れる
      • しびれやうずき感
      • 寒気まはたほてり

引用元:パニック障害とは?

長嶋一茂氏のパニック障害の5つの克服方法

長嶋一茂氏は本の中でパニック障害の克服方法を語っています。

引用してご紹介します。

 

1.家族にも100%依存しない

パニック障害になったことのない人はたとえ家族でもこの症状はわからない。だから家族に言ってもしかたがない、当然だ。と家族に依存しないと決めた。その代わり家族に感謝しようと考えたこと。

 

2.もっともっと症候群をやめる

物や情報があふれる中、お金も物も情報も、もっともっと欲しいと思ってしまう。もっといい会社に就職できていたら、もっと才能ある自分であったら。長嶋氏は、「お金も友達も情報も必要最低限で十分なんだ」、「現状に満足する」と考えを改めるようにしたこと。

 

3.断食のススメ

3日断食をしてその後普通の食事に戻す。また3日断食してを繰り返す。体も気持ちもすごくスッキリするんだとおススメしています。体の健康は心の健康につながる。だから断食をして体の健康を取り戻すことで心の健康に結びつけるのだと。

 

4.自分を「偽善者」だと思え

人間は悪であたり前、自分は偽善者、そう考え気持ちを楽にした。偽善者でいい、少しずつでいいから楽に生きていく方がいいと。

 

5.「逃げる」ではなく「しのぐ」

思うどおりにいかないときに自分を責めるのではなく、「まぁいいやだいたいで」と自分に言い聞かせ自分でジブンを追いつめないことにしたと。

 

「生きていく理由もないけど、死んでいく理由もない、だったらまぁいいやだいたいでほどほどに、そしてしたたかにこのシビアな現代社会を生き延びていこう」(著者長嶋一茂氏)

釈和釈和

長嶋氏は生き方まで見つめ直された、そうとう悩み苦しまれたと想像されます。

 

パニック障害、不安症の簡単な3つの克服法

パニック障害や不安症の解消方法は簡単でも効果があるようです。私自身も実践して効果があった中で、3点ほどご紹介します。

 

1.心の切り替え簡単な5秒ルール

5秒カウントダウンして指を鳴らして頭と気持ちを切り替える「5秒ルール」。病状や自分のしんどさに視点が集中してしまいほかのことに意識が向かない状況をこれで切り替える。

 

2.「気分が悪かったら散歩、それでもだめならまた散歩」

不安に思うことの解消方法は軽い運動や瞑想することがまず考えられます。人は動かないと暗いことを考えがちで、あれこれ考えてしまうことを瞑想でスッキリさせるというのは不安の解消法には必要のようです。

 

3.自分ができることをやる、その先は悩んでもわからない神の領域とわりきること。

強い不安のストレスを前にして自分の役割を明確にするといいといいます。たとえば明日手術をするとなったとき、自分がやること、自分にできることはベッドに横になるだけ、といった具合。それでも不安が解消しないときは、そこから先は神の領域。電車に送れて営業先のアポに送れてしまうとなったら、自分にできることは相手に電話するだけ。その先は神の領域、考えてもしょうがないというわけです。

 

(おススメ)

脳科学から見た「祈り」(YouTube)

パニック障害 大丈夫! かならずよくなる: ひとりでできて不安がスーッと軽くなる画期的メソッド

症状改善率98%のカリスマ心理カウンセラーが明かす パニック障害の不安がスーッと消え去る17の方法

 

(marusblogのご紹介記事)

 

 

私の感想

出典:いらすとや

パニック障害のことをカミングアウトしてみました。芸能人で同じような症状の告白で、自分だけじゃなかったとわかったことが、私自身のパニック障害を口にすることができたきっかけでした。聞けばきくほど、「そうそう私もそう」と。車を運転してトンネルに入っただけでパニクルなんて、そんな話を誰が信じる!?って思っていました。

あっ、パニクルぞ。そう思った瞬間はもう遅い。そのちょっとしたことにどんどん集中してドツボに入っていく感覚。私の場合は笑っちゃうのですがこのまま死んじゃうんじゃないかというはなく、このままではオシッコ漏らしちゃうって、子どものようなことでパニクルすのです。(笑)

 

それでも、出たい、ここから出たいって。

 

パニック障害のことをブログに書こうと調べているうちに、克服方法はあることはもちろん、それがとっても簡単なことであることも知ることができました。今回ご紹介の克服法なんてのはパニック障害を経験したことのない人にとってみれば、こんなんで治るの?って笑われそう。でも、これがとっても納得なんです。だからメチャクチャ実践してます。もちろん深刻な場合は専門のお医者さんに相談するのがベスト。後は神の領域ですから。

 

パニック障害、不安症は必ず治ります。

 

今回のまとめ

突然発生したパニックに戸惑う自分がいました。電車や自動車など閉じ込められて自由がなくなるとなぜか息苦しく、その場から逃げたくなり、パニックに襲われてしまう。ひどい人は死んでしまうのではないかと恐怖さえ感じてしまいます。

美容化IKKOさんや、タレント長嶋一茂氏もパニック障害で苦しんでいたことを知ると、これがパニック障害であり、悩み苦しむ人が少なくないことも知ることに。パニック障害が発生すると、次もまた発生するのではないかと車にも乗れなくなってしまう。

 

パニック障害の解決法はあるのか!?

 

長嶋氏が実際にパニック障害を克服した事例を、著書「乗るのが怖い―私のパニック障害克服法 (幻冬舎新書)」から引用してご紹介しつつ、パニック障害や不安症の簡単な解消法も3つほどセレクトしてご紹介してみました。

 

(おススメ簡単3つの解消法)

1.心の切り替え簡単な5秒ルール

2.気分が悪かったら散歩、それでもだめならまた散歩

3.その先は神の領域とわりきる

 

私の状況も交えながら同じく悩み苦しむ方がいらっしゃれば、今回のブログで少しでも参考になればと思いお伝えしました。

 

パニック障害、不安症は必ず治ります。

 

いかがでしたでしょうか。

 

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