マイクロソフトのワード(Word)を利用していると、なんかの拍子に用紙サイズがA4なのに、表示されている画面は正方形に近い形になってしまっているということがあります。設定を変えても表示方法を確認しても、設定が変わっているわけでもなく困ってしまいます。この表示は何の為にあるのか、そして元の表示に戻す方法をご紹介します。

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表示画面の確認

突然、A4サイズなのに表示されている画面が正方形っぽい状態になった実際の画面から確認しましょう。

A4サイズなのに正方形

  • 上下の余白がない状態です。文章の作成や操作は問題ないのですが、それにしてもこのままではやりずらいものです。

 

普段の正常な状態

  • 普段使っている正式な表示画面はこちらです。
  • 上下に設定されている余白があることが分かります。

原因は上下の余白非表示モードの切り替え

上下の余白が非表示になっているのは余白非表示モードの状態になっているからです。設定を解除すればもとに戻ります。その方法をご紹介します。

ダブルクリックすると、空白スペースが表示されます

  • カーソルを用紙の上部、マーカーとの間あたりに移動するとカーソルの形が下図のようにかわります。「ダブルクリックをすると、空白スペースが表示されます」といったコメントが表示されます。
  • この状態でダブルクリックをします。(用紙の下部でも同様です)

 

  • ダブルクリックをすると、上下の余白の部分が表示され元の表示に戻ります。

余白非表示モードは何のため

  • この「上下の余白非表示モード」にすると、連続したページを縦に並べてみる際に、余白がかえって邪魔になることから、必要に応じて表示・非表示のモードを切り替え使え分けができるメリットとなります。

 

(通常の余白がある場合の連続したページを縦に並べたケース)

(通常の余白がある場合の連続したページを縦に並べたケース)

私の感想

マイクロソフトのワード(Word)もエクセル(Excel)も、ほんとうにきめ細かくいろいろな場面で用意されるように機能が充実しています。今回の余白の非表示のモード切替も、利用者によってはとても必要であって助かる機能であることと感心させられます。

 

とくにワードは身近に使える有能なツールと使い倒したいものです。

 

(marusblog記事紹介)

ビジネスは文書作成が必須だからこそ理解しておきたいWordで文書を作成する基本の考え方-marusblog

Word文書に表を挿入する手順を解説これでワードの表のあるビジネス文書作成をマスター-marusblog

エクセルのプルダウンメニュー(ドロップダウンリスト)の基本の2つの作成方法-marusblog

今回のまとめ

どういうわけか、いつものように使おうとワードを立ち上げてみると、特に表示設定の変更をしたわけでもないのに、今回のようにA4サイズの書式表示が正方形みたいに変わってしまって慌ててしまうことがあります。

原因は上下の余白の表示・非表示モードの切り替えによるもので、複数のページを縦にならべて見る際に邪魔な上下の余白を非表示にして見やすくする機能であること。切り替えの操作は簡単で、カーソルを上下のきわに移動しカーソルの形が変わったところでダブルクリックするだけで表示非表示のモードが切り替えられる。ちょっとしたことですが、さまざまなユーザーがいろいろと求める機能のひとつです。

 

充実した機能を持つワードをぜひ使い倒しましょう。

 

いかがでしたでしょうか。

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