こんにちは、釈和です。
NHKスペシャルでは人口知能の未来予測について、
9月15日に放送がありました。
どうやら、人口知能がどんどん活用されているようです。
知らないうちにであります。
その驚きの活躍ぶりはいろんな未来予測を実現させているようです。
未来がわかるということ。
今まで、体験したことのない世の中に変わっていくということでしょうか!?
今回は、人口知能の驚くべき未来予測についてお伝えします。
(情報元:NHKスペシャル▽人口知能、天使か悪魔か、2018未来がわかるその時あなたは!?2018.09.15放送)
(情報元:What’t AI)
※画像(ぱくたそ)
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目次(ページコンテンツ)
未来予測の実現!
さまざまな分野で人口知能が活躍をはじめているようです。
その実力は想像を超えています。
気象庁よりも早い正確な天気予測!
気象庁よりもずいぶん早く、
そして正確に危険な気象予測を可能にして人口知能。
この夏、西日本で歴史的な豪雨となった災害時に、
雨の降る量や時間、そして場所までほぼまさに的中といえる見事な結果であったというのです。
つまり、天気予報の分野でも未来予想が的中することになり、
より早くより的確に避難指示を出すことも可能となったと。
従来の気象予測は気圧、温度、風速などの観測データから、
膨大な計算で導きだしてきていた。
ところが人口知能は過去3年分の雨雲データの画像だけを使って、
雨雲が時間とともにどのように変化していくかを学習。
原因と結果の論理的な計算で導くのではなく、
画像だけで的確に予測する精度は90%以上。
10分ごとの雨の時間別降水量に、
さらに250m四方のエリアの予測も可能となったと。
いつ、どこで、どれだけの危険な雨が降るのかがわかると、
先手を打って避難対策を講じることができる。
人間の脳では想像できない思いもよらぬ方法で、
人口知能はいとも簡単に成し遂げる。
まったくもって驚くばかり。
街の犯罪予測!
今アメリカの警察では12箇所で人口知能を活用して、
犯罪防止に役立たせているという。
過去の犯罪の発生状況だけでなく街の店の営業時間に、
気象情報、月の満ち欠けまで膨大な量の情報をインプット。
すると人口知能は犯罪の起きる確率を導きだし、
いつどこへ警察のパトロールを強めたらいいのか指示が出せるという。
警察官へのミッションは人口知能が毎日、
犯罪が起きるエリアを予測。
警察官はその予測にそって指定したエリアを巡回、
すると予想したとおりに見事に犯人を確保することができた。
信じられない!
暴行、窃盗、麻薬などなど、
人口知能の予測は的中。
見事に犯罪を未然に防ぐことに大いに貢献しているという。
膨大な数の防犯カメラに人口知能を搭載しようとする東京!
防犯カメラ1台1台に人口知能を搭載する動きが、
オリンピックを迎える東京でも取り組みが始まっていると。
設置された人口知能が映像画像を解析して、
キョロキョロしたりしゃがみこむなど異変を感じて警察などすみやかに連絡が流れる。
歩く人だけではない、
動く自動車も人口知能カメラはチェック。
事前に予知・予兆を警備などに活かす、
人口知能が犯罪やテロなどから未然に防ぐという具合。
こちらも大いに期待できるというわけであります。
難しい心臓移植を人口知能が予測!
医療分野では難しい心臓移植など、
心臓をどの患者に移植すべきかを人口知能が判断。
年齢、体質、健康状態に過去30年間の膨大な情報から、
人口知能は移植後の生存率を導きだす。
成功率や生存率が高いと判断されれば、
実際の移植手術をしても安心で予測通りとならばこれ以上ありがたいことはない。
危険を回避し高い成功率の相性を人口知能は見つけてくれるというわけです。
こちらもいいことずくめかと思いきや、
逆の場合、つまり成功率が低いと判断されると手術はもちろん治療する術を失うということになってしまう。
患者の寿命が決まる瞬間というわけです。
人口知能が人の寿命まで予測してしまう。
はて、可能性という希望を捨て人口知能の言う通りに断念する決断に悩まされるという、
意外な問題もはらんでいるとNHKスペシャルは警告を発していました。
人口知能は天使か悪魔か?
人口知能の未来予測の恩恵を受ける世の中になる反面、
よりややこしい世の中にもなるという難しい問題も抱えるということのようです。(・。・)
人口知能のアルツハイマー予測!
脳の映像をもとにアルツハイマー病が発症するのかしないのか、
人間には判断できないその瞬間を見抜いてしまうという。
数百人の脳画像を人口知能に入力し、
その画像から90%以上の発症率を予測しえると。
人間にはどうしても理解できないことを、
人口知能はやすやすと予測に反映してしまう。
しかし悪い予測が出てしまうと、
現時点では治療することが難しくわかっても何もできない。
そうした患者には逆に苦しい未来の宣告を受けてしまうことになる。
あなたは2年後にアルツハイマー病になるでしょうなんて言われたら、
聞かなきゃよかったと思うのか聞いてよかったと思うのか?
ベストな結婚相手を人口知能が予測!
婚活にも人口知能が活用され始めていると番組では取り上げておりました。
相性を人口知能が的確にセレクトしてくれる。
判断材料は仕事や年収などではない、
休日はどんな過ごし方をするのかというありふれた情報だという。
その情報にある文字や接続詞に助詞などから、
その人のパターンを人口知能は見つけだす。
過去の実際のデータから、
どのパターンとどのパターンがベストのマッチングなのかを判断できる。
人口知能がすすめるカップル第一号が、
まもなく誕生するという。
人の隠れた特性を人口知能は見抜くことができるというわけであります。
そもそも人口知能って!?
人口知能ってようするに頭のすこぶるいい人の頭脳のような、
つまり暗記力がすごいとか計算能力がずば抜けているとか!?
そんな知的スーパーマンのような働きをするものかと思いきや、
未来の予測までしてしまうというのですからよけいにもよくわからない??(*_*;
どうして未来を予測することができるのでしょう?
それでも人口知能研究においては、
「推論」や「学習」などは人間のそれにはとても及ばないといいます。
いったいどういうことなんでしょう??(・。・)
推論-ゲームの対戦
最近、オセロや将棋などのゲームの人間対人口知能(AI)との対戦で、
人口知能が人間に勝利するという場面が増えてきました。
人口知能が力(知識)を身につけてきたということでしょうか?
人間には到底及ばないと言われていたのに、
あっさりとそれを超えてしまった感があります。
そもそも人口知能はゲームのルールをプログラミングされて、
それらのルールを知っているという状態を作るところからはじまる。
推論とは「知識をもとに、新しい結果を得ること」となんだそうです。
つまり、ルールをプログラミングされたということは基本の知識を理解できている状態から、
実際に対戦をすることで新しい結果を得てさらに知識を深めていくというわけなんだそうです。
どうやら知識をいろいろと変えてみては、
うまくいったパターンを記録して同じようなパターンで成功率の高いパターンを実践する。
たしかに、知識をもとに、新しい結果を得ることがことができた、
わかっていないことを推し量ってわかるようになっていく、
まさしく推論を実践しているというわけであります。
学習-買い物調査
こちらは学習の世界。
推論と似ているようにも思えてしかたがないのですが、
こちら学習は「情報から将来使えそうな知識を見つけること」なんだそうです。
情報元サイトから一部引用してご紹介します。
例えばある朝のコンビニでお客さんが買い物をしたとします。
1人目・・・パン・牛乳・おにぎり
2人目・・・牛乳・新聞
3人目・・・お茶・お弁当
4人目・・・パン・牛乳・ガム
すると、「パンを買ったお客様は牛乳も一緒に買う!」という、
ある情報から将来使えそうな知識を発見することができます。
ということはパンと牛乳の売り場を近く陳列するなど工夫をすれば、
セットで買ってもらえるチャンスは増えるかもしれませんというわけです。
こういうケースを人口知能の研究でいうところの「学習」というわけだち。
情報というのは文字や言葉ばかりでなく、
画像もあり、録音の音声もありとさまざま。
そんなさまざまな情報を使って将来使えそうな知識を見つけ出す、
気象予測や犯罪予測なんてのはこうしたパターンを学習して予測に利用しているというわけであります。
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私の感想
以前、東京のあるタクシー会社がAIをタクシーに搭載し、
人口知能が客のいるであろうところを予測して成果をあげているというお話しを聞いたことがあります。
当初、ベテランの運転手はそんな予測ができるわけがないと鼻で笑っていたそうですが、
実際に使ってみると想像すらしなかった場所などで客を載せることができたなど予測が的中!
鼻で笑っていたベテランドライバーは、
あまりの的中率にもはや人口知能を手放せないと様変わり。
知らないうちに人口知能が現実に導入されている様子に、
もはや数年後の世の中さえ様変わりしそうであります。
人口知能の研究における推論と学習などを知ってもいまだによくわからないのですが、
どうやらそれらを使ってさまざまな情報の組合せやパターンを発見しては予測に反映している。
膨大で複雑な計算を瞬時に繰り返すという方法ではなく、
組合せのパターンで未来を予測しているというその方法にも驚く。
計算してるんじゃないと・・・。
原因と結果といった因果関係なんて範疇になく、
人間が想像できない手法で未来を予測している。
その実力は日々、加速しているようにも思えてきます。
しかししかし・・・、
90%以上の確率でなんでもかんでも予測してしまったら、
スポーツ観戦なんてまるでつまらない話しになりやしませんかと疑問も浮かぶ。
サッカーのW杯決勝は90%以上の確率でA国が優勝します、
なんて人口知能が叫んでしまったら選手も監督も応援する側もやる気を失ってしまいそうであります。
宝くじの番号も予測したりして・・・。
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今回のまとめ
NHKスペシャルで報道された人口知能の予測能力は、
天気予測から犯罪予測に医療やはたまた婚活までどんどん導入されている事実に、
へぇ~の連発でありました。
さらにその予測の的中率は90%以上などと、
的中率の高さにも驚きモモの木であります。
明日は我が家にも職場にも人口知能が導入されると思うとワクワクするわけです。
たまの休みにプチ旅行でも行こうかなんて計画してみると、
人口知能からその計画の成功率はたいへん低く事故に遭遇するキケンもあるので中止が望ましい、
なんてご指摘を有効利用することができるんでしょうね。。(/・ω・)/
でもねぇ、なんでもかんでも予測されてしまうと、
人口知能の描いた通りの分かり切った人生になりやしないかと。
お互いが人口知能を使いまくって、
相手の予測のウラをかくなんて卑しい対決にならぬように祈るばかり。
不確実性のある社会が懐かしいなぁなんて、
職場で口にする日がまもなくやってくるんでしょうかねぇ・・?
人口知能の未来予測は人類にとって天使となるのか?
それとも悪魔になりうるのか?
今回は、人口知能の驚くべき未来予測についてお伝えしました。
いかがでしたでしょうか?
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