こんにちは、管理人の小林 丸です。
春のお彼岸、今日は平成30年3月21日は春分の日、
お彼岸の中日でもあります。
仏教では煩悩にあふれるこの世を此岸(しがん)、
対して悟りの世界が彼岸(ひがん)と説明があります。
此岸は東に彼岸は西にあるとも。
昼と夜の長さが同じのこの時期、
東から西に動く太陽の距離がもっとも短い。
つまり此岸から彼岸に渡りやすい期間7日、
その真ん中が中日となるんですね。
そんなお彼岸の中日に、
今回は仏像のこと仏様のことに触れてみたいと思います。
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目次(ページコンテンツ)
一番えらい仏様とは!?
そもそも仏様って死んだ人のことではなくて、
仏の悟りを開かれた方のことなんですね。
悟りって何?となるんですが、
この世のことが分かった!なんてカンタンなもんじゃぁないらしいです。
悟りにもいろいろあるらしく、
仏のさとりとは大宇宙のすべての心理を得とくした悟りのこと。
なので仏さまなのであります。
この大宇宙の心理のことを真如ともいい、
真如を悟りこの世に現れたので真如より来現した人=如来となります。
この如来の中でももっとも高い位の仏さまが阿弥陀如来。
阿弥陀如来のお力で仏のさとりを開かれたと言われますので、
大宇宙のすべての心理を教えてくださる諸仏の先生でもあるんですね。
ですから、あのお釈迦さまも大日如来も薬師如来も、
この阿弥陀如来の弟子になるわけです。
寺院の多くは阿弥陀如来をご本尊としてます、
その理由がこれらでわかります。
菩薩とは!?
仏さまの中には弥勒菩薩や観音菩薩、
地蔵菩薩などもあります。
菩薩とは何かとなりますと、
菩提薩埵(ぼだいさった)の略。
- 菩提=仏のさとり
- 薩埵=求める人
仏の悟りを求めている仏さま、
修行している仏さまということになります。
弥勒菩薩や観音菩薩は菩薩さまの中でもメジャー級で、
例えばジブンなんかが修行しようと思えば菩薩とも言える。
菩薩さまと言っても、
ピンからキリまであるんですね。
不動明王や大国天は!?
仏さまの位は、
如来 >> 菩薩 >> 明王 >> 天部です。
不動明王や明王のランク、
大黒天は天部になります。
明王は如来さまが姿を変えて人々を救うために、
必死になって頑張っているのですごい形相の顔をされているんです。
武器を持っていたり目や手の数が多かったり、
如来や菩薩のようにおとなしく座っているわけにはいきません。
大黒天や弁財天に毘沙門天、
帝釈天なんてのもよく耳にします。
天部は仏教の神さまにあたり、
仏法を勧めて仏法を求めている人を守る方々。
日本の仏像で人気があるあの奈良興福寺の阿修羅像も、
実はこの天の部類に所属しているんですね。
知らなかったなぁ。。(笑い)
今回のまとめ
一番えらい仏様は如来さま、
如来さまの中でも先生にあたるのが阿弥陀如来さまでありました。
また仏像にはランクがあって、
それぞれの役割があると知ると一気に仏さまを見ることが身近に楽しくなります。
姿や形を見ただけでもどの仏像なのか、
如来さまか菩薩さまかなんてのも分かるようになりますね。
最近は神社仏閣巡りを楽しまれる方が多くなっているとも聞きます。
せっかく訪れた神社仏閣で、
仏さまを知ってより楽しまれるというのもいいですね。
今回は仏様についてご紹介致しました。
いかがでしたでしょうか?
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