こんにちは、小林 丸です。
生涯2人に1人がガンを経験し、
3人に1人がガンで命を落とすと言われているそうです。
笑い事ではありません。
ガンにならない方の2人に1人になりたいものであります。
ところが尿1滴のわずか数百円という手軽さで、
ステージ0や1の早期ガンまで見つけることができるという。
この驚きの手法を開発したのが九州大学の研究チーム。
まさにガン検診の大変革が今起きようとしている。
今回は、尿1滴で早期ガンを発見する新しい手法とやらについてお伝えしたいと思います。
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目次(ページコンテンツ)
検査は尿1滴!使うのは線虫!
メチャクチャ簡単にその仕組みを申し上げます。
ある虫が1滴の尿に近づいてくると「ガンの疑いあり」で、
遠ざかっていくと「疑いなし」という検査方法。
超アナログで簡単そして分かりやすい。
ある虫というのが、
体長1ミリほどの「線虫」という生き物。
あまり見かけたことがない気がするのですが、
地球全体では50万種も存在が確認されているというのでまた驚きです。
土壌や水に海水などあらゆる場所に生息し、
昆虫などの無脊椎動物や植物に人間を含む脊椎動物にも寄生するんだとか。
回虫やギョウ虫といった方がピントくるかもしれません。
そんなあまり近寄りたくない「線虫」は、
なんとガンのニオイが大好きなんだそうであります。
「蓼食う虫も好き好き」とことわざがありますが、
まぁよりによってガンのニオイが好きだなんて。
この「線虫」の性質を使って、
1滴の尿があればガンの有無を確認できるというわけであります。
しかし、九州大学のどなた様が、
線虫にそんな性質があると発見されたのでしょうか?
しかもステージ0からにして発見できるというから驚くばかり。
しかもしかもその確率はなんとなんと95.8%とほぼ完ぺき。
「線虫」がいてよかった、
人類を救うのは「線虫」であったというわけであります。
参考サイト:尿1滴で、線虫が早期ガンを嗅ぎ分ける!
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ガン検査の大変革!
すい臓ガンとかとにかく発見しにくいガンがあると言われます。
今回の手法を使えばとにかくガンがあるのかないのかが、
ほぼ100%の確率でわかっちゃうというのが画期的であります。
しかもステージ0というから初期の初期にできたガンも確認できるというのですから、
どこまで優秀でスグレモノなのでしょう。
数百円という安さで審査結果は1時間半ほど。
これで疑いありとならばどこにガンがあるのか、
精密検査で発見し早期治療へと向かうというわけであります。
だれでも気軽に検査を受けられ、
早期発見早期治療に役立てられる。
とにかくお見事であります!
私の感想
「線虫」なる1ミリ程度の虫にここまでお世話になるなんて、
想像された方は皆無いらっしゃるはずもないはず。
それにしてもどうして人のガンのニオイが好きなんて、
もう不思議でなりません。
そのニオイが好きだから近寄り集まるわけで、
これほどカンタンで分かりやすいこともない。
「線虫」だってこの為に生まれてきているわけでもないでしょうし、
知らず知らず人間の大いなる役に立っているなんてしるよしもなし。
ただ好きなニオイの方へ向かうだけ。
すでに実際の医療の検査として利用がはじまるそうで、
そのうちに会社の健康診断の中で「線虫にてガンの疑いあり」なんて結果が届くというわけです。
ステージ0からしても分かるというので、
ガンの精密検査と治療はこれまで以上に大忙しになるでしょうね。
ありがたいものであります。
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今回のまとめ
- 必要なものは尿1滴
- 1時間半という迅速さで診断結果が出る
- 数百円という安さ
- 95.8%という高感度
- 早期ガン(ステージ0や1)まで発見できる。
この画期的な研究を主導されてきたのは、
九州大学大学院理学研究院助教授の廣津祟亮氏。
もうノーベル賞でも芥川賞でも国民栄誉賞でもあげてやってください。
人類を救った1人といっても過言じゃぁないですよね。
とにかくガンがあるかないかを確認して、
疑いありとわかれば精密検査を受けてどこにガンがあるかを突き止める。
研究チームの皆さまと線虫の皆さま、
ホントウにお世話になります。
そして、ホントウにありがとうございます。
今回は、尿1滴で早期ガンを発見する新しい手法とやらについてお伝えしてみました。
いかがでしたでしょうか?
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