こんにちは、釈和です。
最近は結婚式などお祝い事におよばれされるよりも、
葬儀に参列する方がよほど多いと実感してます。
我が家も高齢の母親がいますし、
実際その必要が生じたときにはどうすべきか悩ましいところです。
ところで葬儀はズバリいくらかかるのか?
お寺のお礼は?
安く済ませる方法は?
そもそも葬儀は必要か?
などなど今回は、葬儀について直球勝負でお伝えしたいと思います。
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目次(ページコンテンツ)
葬儀費用を探る!
葬儀は亡くなられた方の年齢や、
ご家族の家族構成などで葬儀の形式はさまざま。
同じ葬儀はないとならば、
その費用も一概にいくらとは言えない点が悩ましいわけであります。
とはいえ、葬儀社なくては葬儀を行えないのも事実、
寺院へのお礼なども必要となるとある程度の費用は見えてくるはずです。
今回は、日本消費者協会が平成29年に実施した、
「第11回葬儀についてアンケート」を参考にしてみました。
この調査によりますと葬儀費用の全国平均は次の通り。
- 葬儀一式費用 121.4万円
- 飲食接待費 30.6万円
- 寺院費用 47.3万円
- 合計 約200万円
4年前の同様の調査から6.1万円アップ、
インフレの影響もあったとか。
聞くところによると「家族葬」や火葬だけの「直葬」などの新しい形式で、
費用を抑える傾向があると聞きますが実際には高くなっているのは少々驚きです。
通常、通夜と葬儀・告別式に火葬と2日ほどかかりますが、
通夜を省いた形式や火葬だけの直葬で1日で済ませる形式も増えていると聞きます。
葬儀費用はたし算と考えると火葬だけでも棺や霊きゅう車にドライアイスの消耗品費に火葬料、
お手伝いして頂きます葬儀社の担当の人件費など最低でも20~30万円は必要のようです。
供養して頂きます菩提寺の僧侶へのお礼もタダと言うわけにもいかず、
その後の納骨や初盆に法要となりますと無視するわけにもいきません。
お香典収入など多少なりとも収入でカバーできますが、
最近ではお香典を辞退するという傾向もあるようでますます悩ましいところであります。
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そもそも葬儀は必要か?
葬儀を行う理由には喪主や家族が故人の死亡事実を、
関係者などに知らせる社会的な責任があります。
遺体も最終的に火葬して遺骨としなければなりませんし、
故人の霊についてもそれなりに行わなければなりません。
これら一連の葬儀の流れを通して、
残された家族の果たすべき責任があるということを無視するわけにはいけません。
さらに悲しみの処理やさまざまな感情の処理など、
気がつかないだけですが時間をかけて儀式をおこなうというのは、
残された家族の心理的サポートの役割も大きく担っているようであります。
ということで葬儀は不要なモノ必要のないモノと言うわけにはいかず、
それなりの役割や喪主や葬家の責任もかかわるもので軽々しく片づけるわけにもいかないのも事実であります。
だからといっていくら費用がかかっても構わないというわけにはいかず、
聞いても分からないお経にお葬式の意義など疑問も残るのも事実ではないでしょうか?
故人が高齢で喪主もそれなりの年齢になりますと、
会葬者皆さんの年齢も高齢でなかなか葬儀に参加できないという事情も出てきます。
考えれば考えるほど悩ましい問題に感じてしまいます。
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私の感想
もうひとつ悩ましいのが故人と残されたいろいろな関係者の立場による、
葬儀のあり方の捉え方の違いがあると思うのです。
喪主や葬家の立場や事情で直送だけでもと思いきや、
兄弟や親族から「葬儀もしないなんて」と後で批判の的になっても困ります。
葬儀をやり直しなんてできませんものね。
先祖代々受け継がれた菩提寺との関係も、
僧侶の立場からして葬儀とその後のおつとめもあるだけに、
喪主や喪家の都合ばかりで決めてしまうとこちらも後々問題が発生するのも気をつけた方がよさそうであります。
実家のことや先祖の墓は長男に任せた次男や次女の立場だと、
自分たちの葬儀はどうすべきかと考えればいいので身軽といえば身軽に思えます。
すると逆に自分たちがスタートになるので自身の葬儀をどうすべきか、
その後の法要などの供養やお墓をどうするかこちらはこちらで悩みはつきません。
つまるところまとめてみますと、
まずは、「菩提寺もお墓もあるご家庭の葬儀と葬儀後を将来どうするべきか?」という問題。
菩提寺との関係を続けるのか続けられなくなるのかやめてしまうか、
お墓は今後誰が継承するのか継承できるのか。
できぬのなら墓じまいをして取り出した遺骨をどうすべきか?
新しい霊園にお墓を建てるのか、
最初から継承しない永代供養かいっそのこと海洋散骨するのか、
それとも自宅に置くのかなどなど?
方や菩提寺もお墓もないご家庭は、はじめての葬儀と葬儀後をどうすべきか?という問題となります。
近所の寺院にお願いして檀家になるべきなのか、
葬儀だけをお願いすることができるのか?
葬儀後の法要はどうするのか、
先祖代々のお墓のことは心配ないけど、
自分たちの遺骨が入るお墓はどうすべきかとこちらも悩みは大きい。
昔と違って子供も少ないとならば、
今後代々継承していくのは当初からムリとならば最初から永代供養をお願いするのか、
なんていろいろであります。
選択しがいろいろありだからこそ、
どうすべきか悩ましいところになるというわけであります。
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今回のまとめ
時代とともに社会の構造が間違いなく変化して、
葬儀のあり方もそれにともない様々に変化しているのは間違いのないところであります。
家族葬や1日葬に直葬などお葬式の形式も増え、
形式によって費用のバリエーションも変わってきているようです。
全国平均がお葬式のお仕度におもてなしの飲食設定費と、
僧侶へのお布施を含めて平均200万円。
火葬だけの直送でも20万円~30万円とあっても、
金額だけですべてを選べられるほど単純なことでもないことも理解する必要があるようですね。
先祖代々から受け継がれた供養のあり方を継承できるのかどうかや、
自分の葬儀が家族ではじめてのこととなりますと葬儀とその後のあり方をどうすべきか?
自分と家族の死には残された喪主や家族のとるべき責任もあり、
自分たちさえよければだけでは亡くなった家族も浮かばれません。
選択しも増えた分決断に苦慮しそれぞれの立場でも考え方が違う中どう決断するのか、
なかなか悩ましい問題であることには間違いないようであります。
いずれにせよ家族や親族、
そして寺院など関係者とよく相談されることは必要のようであります。
今回はズバリ葬儀費用に葬儀は必要か?についてお伝えしました。
いかがでしたでしょうか?
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