こんにちは、釈和です。
熊本地震で「地震に強い丸い家」として注目のドームハウスをご存じでしょうか?
なんと発砲スチロールで出来ているハウスだというので驚きです。
地震にも台風にも強く冷暖房効果が高くコストが安い。
今回は、無限の可能性を秘める発砲スチロールの丸い家をお伝えします。
※画像(ぱくたそ)
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熊本地震で被災者の避難場所として活用されたドームハウス!
最大震度7の巨大地震を2度も観測した熊本では、
いまだに1万人以上の被災者が仮説住宅生活を余儀なくされていると聞きます。
これほど大きな被災となりますと、
復興もなかなか時間がかかってしまう。
かなり辛いものがあります。
ところが震災直後からいち早く避難場所の提供を申し出た施設があった。
熊本県阿蘇郡南阿蘇村の「阿蘇ファームランド!」。
ここには、なんとなんと発砲スチロールで出来た丸い家があって、
地震にも台風にも強いというのです。
あの発砲スチロール≒地震・台風に強い家??
どう考えても理解に苦しみます。
しかも柱の一本もないというのですから驚くばかり。
いったい強度はどうするのでしょうか?
雨が降ってフニャフニャになりやしないかと素人ながらも心配をするわけです。
でも、もしそれらの問題が技術的にカバーできるとしたら、
発砲スチロールですから軽くてリーズナブルに家ができちゃうなんて期待しちゃうわけです。
そうなれば避難できる防災住宅だけでなく、
一般の住宅としても活用できるとならばなにやら興味深々であります。
※画像はGoogle画像を拝借してます。
参考サイト:ジャパンドームハウス
なぜ強いのか!?
地震だけでなく、台風にも強い発砲スチロールの家と言われても、
にわかに信じられません。
なにせ、あの発砲スチロールですから。(・。・)
劣化しにくい発砲スチロール
ドームハウスとして使用しているのは特殊技術を施した発砲スチロールで、
軽いのは変わらずに驚くほど固い材質に加工されている。
参考サイトによりますとこれは無限の素材とも言われていて、
車の重量に相当する砂袋を載せてもまったくつぶれない。
南極の昭和基地に持って行った発砲スチロールは40年経っても、
腐ったりカビたり塩害の影響を受けることなく原型のまま戻ってきたエピソードもあるとか。
実は、発砲スチロールって経年劣化しにくい素材だというのです。
弱点と言えば紫外線だそうですが定期的に外壁を塗り替えることで、
躯体のメンテナンスはほとんど不要というのも大きなメリット。
台風・地震に強い理由
実際にドームハウスを建てるには1枚約80㎏のパーツを組み合わせてつくっていくようで、
1棟あたり約800㎏という軽さになるそうであります。
重たい瓦屋根を持つ日本住宅を考えてみても、
軽さだけでも地震などの災害に耐えられるというイメージが浮かんできます。
でも軽さが逆に台風などの強風に耐えられるかどうか心配にもなります。
この問題は壁のパーツにあるL字型の加工に秘密があって、
この上にコンクリートの土間を打つので建物全体をしっかりと押さえ込む。
このために台風などの強風にも十分耐えられ、
構造そのものが丸いので風の流れをじゃませず強風をいなしてくれるというわけです。
こうして地面とも一体になるので、
地震にも強いドームハウスと安心は高まるばかり。
ドームハウスが災害に強いといわれる理由がこれで分かります。
居心地のいい空間
ドームハウスの中はというと柱がないので、
小さな丸い家といえども広々とした空間を実感できる。
この空間にベッドや家具など自由にレイアウトができるので、
考えてみればいつでも配置換えができて楽しめるハウスとなるようです。
さらに、気密性が高いのでちょとした冷暖房器具でも十分にその効果が期待できる。
台風や地震に強いだけでなく住み心地もよく、
光熱費も安上がりといいことづくめ。
建築コストは!?
ドーム型1棟で700万円から、
ドームをつなげた形で2,000万円から。
1人住まいや夫婦だけでという生活ならドーム型1棟でも十分。
ちょっとした高級車並みで家が建てられる。
工期も1ヶ月から1ヶ月半程度で完成。
工事には大型重機もいらず、
大人4人くらい集まれば1日でドームを組み立てることは可能だと。
う~ん、坪単価にすると60万~70万とけして安いとは言えないけど、
耐震性や断熱性などの性能をどう評価するかというところでしょうか、
それから、柱がないのはいいのですが、
ドームの曲面では収納スペースを確保するのがちょっと難しいかな?
このあたりはどう知恵を絞って工夫できるかがポイントのようであります。
私の感想
ユニークなドームハウスはなかなかの魅力満載であると知りますと、
なるほどと感心島倉千代さん。(^^;
それでも住んだことないので、
実際にはまだまだ勇気がいる気もします。
坪単価が少々高めであることや、
曲面の壁に住み慣れていない点など。
きっとパーツの製造コストも今後は安くなるでしょうし、
製造技術もどんどん開発されるとなれば将来はもっとリーズナブルに選べるでしょう。
そのへんはとても楽しみであります。
災害用避難ハウスにも一部特化して開発が進めば、
災害の多い日本だけにこっちの面でもかなり活躍するはずです。
最近はこのドームハウスをお店として利用したり、
農業用ハウスとしても利用価値があってどんどん可能性が広がっているようです。
なるほどと思うわけです。
このところ自分も老後の生活をどうすべきかなんて気にする機会が増えてきました。
ムリして建てた2階建ての我が家は、
その2階はほとんど使わなくなってしまってます。(*_*;
このまま夫婦2人の老後生活に、
もったいないやらどうしたものかと思うところ。
いっそのこと小さなドームハウスにして、
毎日をつつましく楽しく暮らせたらなんて思うわけであります。( ^^) _旦~~
今回のまとめ
今回ご紹介のドームハウスは、
なんとお菓子メーカーの社長さんがお菓子の家を建てたいという発想から生まれたとか。
特殊な発砲スチロールのパーツを組合せて作るので、
とても軽くて地震に強い。
パーツの壁はL字型の加工があって、
この上にコンクリートの土間を打つことで建物全体をしっかりと押さえ込む工法。
このために台風などの強風にも十分耐えられ、
構造そのものが丸いので風の流れをじゃますることなく風をいなしてくれる。
柱のない内側は小さくともスペースは十分。
気密性が高く冷暖房費も安く抑えられ、
外壁のペンキを定期的に塗り替える程度でメンテナンスも不要。
まさしく発砲スチロールの丸い家は無限の可能性を秘める防災住宅!
災害の多い日本だけに家を持ちたいとお考えの方には、
選択肢のひとつとしてエントリーしてみてはいかがでしょう?
人生、楽しくムダなくと行きたいものです。
今回は、無限の可能性を秘める発砲スチロールの丸い家をお伝えしました!
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