こんにちは、小林 丸です。
地元新聞によりますと自動隊列運転の実験が行われたと、
10日朝刊の記事にありました。
これは自動運転によるトラックが隊列をして走行するというもの。
実験は静岡県の新東名高速道路と、
北関東自動車道で2018年1、2月に実施の実証実験結果を発表。
政府はこれをマジでやろうとする本気度と、
すでに実験を行ったことに驚きであります。
現実に成功すればドライバーの人手不足の解消や、
ヒューマンエラーによる事故防止とメリットが大きいとは理解できる。
でも、現実はなかなかどうして、
なんて思ってしまいます。
今回は、自動隊列運転について新聞記事を引用しながらお伝えしたいと思います。
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目次(ページコンテンツ)
自動運転による隊列走行とは?
数台のトラックが隊列を組んで走行するために、
通信機能を使って先頭車に「けん引」されていくというのです。
先頭車両には1人ドライバーが座り、
そのハンドルやアクセルそしてブレーキ機能を後続車両と連動するとか。
各トラックとの間は車間距離を空けて走るので、
当然ながら車線変更して隊列の中に他車が入り込んでくるなんてありうる。
つまり、簡単に隊列走行が乱れることは素人考えでも容易に想像がつくわけで、
これだけでも実現の難しさが感じられる。
実験ではこの場面では連動機能が解除され、
入り込んだ車両と後続車両の車間を一定に保つ機能に自動的に切り替わるのだそうであります。
新聞によりますと後続車両に運転者がいない状態で、
割り込みがあると「けん引」とみなされず法律上の問題もあるとか。
政府は入り込みが起きにくくする方向で、
技術開発や制度整備を進めるというのです。
入り込みが起きにくくなる技術開発とはいかなるものか、
どんな法整備などが必要なのかまだまだ実現にはハードルが高いようであります。
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実験内容
新聞によりますと静岡県の新東名高速道路での実験では、
遠州森町パーキングエリアと浜松サービスエリア間。
2車線と3車線が混在する区間で実施。
3台のトラックが隊列を組み、
およそ35mの車間距離をとって走行した。
今回の実験では後続車両にもドライバーを配置し、
ハンドル操作以外のアクセルやブレーキなどは自動運転を適用。
インターチェンジから本線に合流と分流する際に、
別の車両が隊列に入り込んだケースが1件ずつ発生したと。
また、2車線区間では隊列を追い越す大型トラックで、
交通の流れが悪くなったとも。
北関東では4台のトラックで実験。
実験区間が長く2車線での合流・分流で、
隊列への入り込みは20回発生したそうであります。
3台、4台でもそれだけ隊列が長くなり、
それぞれの車間距離も確保となるとどうしても間に入り込む場面は多くなります。
実験に参加したドライバーも、
合流や分流の入り込み時に不安を感じ、
車線減少時の車線変更が難しいとの声が紹介されていました。
政府は隊列走行時の車線変更や運転免許んなどの制度整備も検討中で、
来年の通常国会で関係する法律の改正を視野に入れていると記事は締めくくっておりました。
隊列走行車への入り込みを禁止するとか全体的に自動車間で入り込めない技術を導入するととか、
そうしたことで隊列を守ろうとするようでしょうか?
道路整備も必要となるであろうし、
ドライバーの意識も変える必要があるでしょう。
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私の感想
コンビニでお弁当を買おうとすれば、
いつでもそれを手にすることができる。
飲み物だって日常品だって、
そこに必要なモノが当然あっていつでも購入できる。
これらはメーカーから商品を運んでくれる物流が整備されているからで、
安全に正確で規則正しく物流が行われているからの恩恵であります。
今、日本では人手不足が加速していて、
物流を担うトラックドライバーの過酷な勤務状態というのも問題視されていますね。
とならばどんなに難しくてもひとつのアイディアとして、
自動隊列走行なるものも実現が不可欠であると理解したいところであります。
とまぁ、のんきなことを言っておりますと政府は無人運転を2030年100地域を目指す、
2020年には無人移動サービスを始めると具体的に掲げていることを後で知ったところ。
これにはビックデータの収集と活用、
自動車そのものの技術に信号機などのインフラ整備に法整備。
必用となるあらゆるものをつなげて実現を目指す。
考えてみればカーナビなんて今や当たり前ですが、
自分のクルマではじめてこの機能を使ってみたときの驚きは今でも新鮮に蘇ります。
わからないうちに世の中がグングン音を立てて新しい技術で変化しちゃう、
そのすさまじい足音が今聞こえるかどうかであるとちょっと鼻息荒く期待しちゃうわけです。
無人運転やトラックの自動隊列などできるはずはないと思うところは正直ありますが、
あらゆることを集中して取り組めばそれはできる範疇であることとも理解したいところであります。。
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今回のまとめ
自動運転や自動隊列など今でも絵空事と思ってしまう、
それは当然でそんなに簡単なことではないと実際運転をしているからこそ思うところ。
車のない時代に高速道路がはりめぐらされた世界を誰が想像できたでしょうか?
あれよあれよというまに、
車も道路も目まぐるしい技術革新を実現してきた。
だからこそ想像できない世の中が実現できることも忘れてはならず、
今こそ新たな大変革の時代に自分が生きていることを楽しくも感謝申し上げたい次第であります。
地元静岡県の新東名高速道路を自動隊列で進むトラックの姿を、
近いある日に目にすることを楽しみに自動隊列運転についてお伝えしてみました。
いかがでしたでしょうか?
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