「人を動かす」は、ご存知のとおり時代を越えて読み継がれるあらゆる自己啓発書の原点となったデール・カーネギーの不朽の名著。世界で1500万部、日本で500万部以上も売れた大人気の自己啓発書。本書には、「人間関係のお悩み解決方法」「幸せに生きる方法」「人を動かす方法」が書かれ、日本でもビジネスの世界での成功者はこぞってこの本を勧めているのも事実です。ところが、今や日本社会では人間関係に悩み苦しむ人が絶えない。治安のいい日本のはずなのに幸せを感じていないと、残念な状況もあることも事実。そこで、今こそ本書を振り返り本書の伝えたかった主たるエッセンスを読み返しては、あらためてそのポイントをご紹介したいと思います。

 

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デール・カーネギー著「人を動かす」

あらゆる自己啓発書の原点となった、デール・カーネギーの名著。

なぜビジネスパーソン必携の1冊なのか

本書の出版は1936年。現在でもビジネスパーソン必携の1冊としてあまりに有名。チームリーダーやマネージャーなどの管理職など、人を動かす必要のある立場の人ならば、まず読んでおきたい1冊ともいえます。

人を動かす 新装版

人を動かす立場であれば、率いるチームとして最高の結果を出すことを求められるもの。チーム1人1人のパフォーマンスを最大に高めてこそ、全体の成果を引き出せるようまさに「人を動かす」スキルが求められます。

「人を動かす」スキルを本書は、具体的にどう人と接すれば人は動くのかとても分かりやすく事例をともなって解説しています。とても読みやすく、理解しやすい内容です。世の成功者の多くがこの本を推奨する理由が、その視点と人間心理のクォリティの高さに魅了されて実践されているからでしょう。

アンドリュー・カーネギー – Wikipedia

 

本書はビジネスパーソン必須の「人を動かす」スキルが身につくのです。

本書「人を動かす」の目次

全5パートで構成されています。人間関係をより円滑にしコミュニケーションスキルを高めるノウハウが事例とともに紹介、解説されています。

すでに本書を読まれた方は、この目次を目にしただけでも「人を動かす」の内容が蘇ってくるのではないでしょうか。なぜ部下が育たないのか、部下育成になにが必要なのか心構えが学べるはずです。

本書の目次をご紹介します。

 

まさに「人を動かす」原則がここにあるのです。

 

(本書の目次)

人を動かす三原則 1 盗人にも五分の理を認める(相手を批判非難せず苦情も言わない)
2 重要感を持たせる(率直で誠実な評価を与える)
3 人の立場に身を置く(強い欲求を起こさせる)
人に好かれる六原則 1 誠実な関心を寄せる(誠実な関心を寄せる)
2 笑顔を忘れない(笑顔は想像以上に強力なコミュニケーションツール)
3 名前を覚える(名前を覚えてくれるとうれしい)
4 聞き手にまわる(人は自分が話をしている方が気分がいい)
5 関心のありかを見抜く(自分の興味に共感されるとうれしい)
6 心からほめる(相手を心からの称賛は相手の自己重要感を満たす)
人を説得する十二原則 1 議論を避ける(議論は自尊心を傷つけるだけ)
2 誤りを指摘しない(相手の意見を肯定することで建設的になる)
3 誤りを認める(自分の誤りを認めると相手も寛容になれる)
4 穏やかに話す(自分の意見を断定しても相手に響かない)
5 “イエス”と答えられる問題を選ぶ(相手の心情を肯定的にできる)
6 しゃべらせる(人は自分の言葉しか信じない)
7 思いつかせる(相手が自分で気づくようにこちらの意図を伝える)
8 人の身になる(相手の立場だったらどうだろうかと考える)
9 同情を寄せる(相手と敵対心をほどくことができる)
10 美しい心情に呼びかける(相手は品行方正な人として接する)
11 演出を考える(事実だけでは相手には響かない)
12 対抗意識を刺激する(周りと比較してみることで成果はあがる)
人を変える九原則 1 まずほめる(褒めてから注意する)
2 遠まわしに注意を与える(直接的には角が立つ)
3 自分の過ちを話す(自分の失敗を織り交ぜてはなす)
4 命令をしない(命令口調で言っても届かない)
5 顔をつぶさない(間違っていてもまずは受けとめてから)
6 わずかなことでもほめる(些細な事実でもほめられるとうれしい)
7 期待をかける(相手を信頼し期待して静かに励ます)
8 激励する(人への激励はその人の力になる)
9 喜んで協力させる(マネジメントの本質)
幸福な家庭をつくる七原則 1 口やかましく言わない(夫婦生活の基本)
2 長所を認める(相手の長所を認めること)
3 あら探しをしない(相手の短所を見つけても何の意味もない)
4 ほめる(小さなことでもほめる習慣をもつ)
5 ささやかな心尽くしを怠らない(相手の心遣い忘れてはならない)
6 礼儀を守る(親しき仲こそ礼儀あり)
7 正しい性の知識を持つ(互いに性に向き合い円満につながる)

人を動かす究極の3大原則

本書は、ある意味マネジメントの本質を具体的なエピソードを交えて解説しています。特に「人を動かす3原則」が、「人に好かれる六原則」「人を説得する十二原則」「人を変える九原則」「幸福な家庭をつくる七原則 」への中心になります。中心となる「人を動かす3原則」を整理しましょう。

盗人にも5分の理を認める(批判も避難もせず苦情も言わない)

盗人であっても5分の理を認める。たとえ盗人でも「自分が間違っている」とは認めたくないものです。そんな人にもっともな批判を加えたとしても無意味。けして、状況はよくならない。

相手がどれほど間違っていても、どれだけ自分が正しくて相手が間違っていようとも、まずやるべきことは相手を認めることからはじめよと教えています。

日常でたとえば会議などで、意見を出した部下の意見を上司が批判したり部下自身を非難したりする場面があると、とたんに会議は意味を果たさなくなってしまいます。自分の子供に対しても、親の言うことを聞かないと批判し文句も言ってしまっては悲惨な結果しか招きません。

部下やご自身の子供でさえも批判や避難をして文句を言っているのですから、「盗人にも5分の理を認める」とはなかなかショッキングでもあります。ここにこそ良好な人間関係のマネジメントの原則があるというわけです。

 

盗人にも5分の理を認める、つまりマネジメントにおいても批判も避難もせず苦情も言う必要はないのです。

自己重要感を与える(率直で誠実な評価を与える)

人間は誰しも「重要な存在でありたい」、「認めてほしい」という欲求を持っています。集団の中でも特別で重要な存在でありたいと願っているのです。「人を動かす」とは、こうした人間の真理を理解し相手の優れているところをストレートに伝えることで、相手に重要感を与えることができることから。

このとき、なによりも大切な点は、それが真実であり本音であることです。とってつけたようなウソやお世辞は厳禁。逆にこちらの信頼を損ねてしまいます。注意しなければなりません。

 

相手の優れているところの事実を率直で誠実に評価することが人を動かすマネジメントの原則です。

人の立場に身を置く(強い欲求を起こさせる)

人を動かす唯一の方法が「その人の好むもの」を問題にしますとあります。もちろん「好きなお菓子でも与えよ」と言っているのではありません。

相手がなにを欲しているのかを考え、それを手に入れる方法を一緒に考える必要があるというわけです。つまり、相手(または部下)の利益と自分(またはマネージャー)の利益を一致させることにつながります。

そのためにマネージャーこそが起こすべき行動が、「相手に誠実な関心を持つ」ことであり、「相手の立場に身を置く」ことで、マネージャーと部下と、お互いの協力関係を引き出せやる気に成果につながる仕組みというわけです。

 

相手の強い欲求を起こさせるには相手の立場に身を置くこと、マネジメントの醍醐味がここにあります。

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私の感想

私が本書を手にしたのは、20代半ばだったと思います。社会人としていろいろな経験を積ませていただき、仕事が順調にすすむ喜びを感じていた頃のように思います。仕事も充実してきますと、それなりに意欲も高まり、むさぼるように自己啓発系の本を読み漁った時期でもありました。

当然、その筆頭に挙げられる著書と言えば「人を動かす」でした。夢中にページをめくった覚えがあるほど、その内容に心が打たれたことが蘇ります。そんな熱い思いが蘇りながら本書の言わんとする点をご紹介すべきでしたが、少なからず私の主観も混じる形となってしまいました。ご承知願います。

今となって読み返してみますと、当時、私は本書を読んでなるほどと感心しただけでした。そこが凡人たる所以だとこの歳になって思うわけであります。成功者は本書を読み今でも本書の意味するところを実践されていると尊敬するばかりです。

 

親子間、夫婦間、職場の人間関係、マネジメントに、今からでも本書の原則を実践するのです。

 

(marusblog記事紹介)

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今回のまとめ

「人を動かす」は、家庭でも職場でも人間関係をよくしお互いの求める利益を追求できるための原則を、わかりやすいエピソードを交えて解説しています。

特に、ビジネスにおける人の上に立つ人は、個人としての成績ではなくチームとして最高の結果を出すことを求められるものです。本書を読めば、チームを構成する1人1人のパフォーマンスを最大限に高め、全体としての成果を引き出すような「人を動かす」スキルが身に付きます。

今回は、そんな自己啓発書の原点となったデール・カーネギーの不朽の名著の、中心となる「人を動かす究極の3原則」のポイントをご紹介してみました。

 

「人を動かす」は、人間関係を良好にするために「自分を動かす」ことができる名著です。

 

いかがでしたでしょうか?

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