こんにちは、管理人の小林 丸です。
最近、座りすぎによる健康被害が日本でも指摘しだしたようです。
すでに欧米諸国ではこの座りすぎが問題視されているらしく、
オーストラリアでは官民一体となってテレビCMなどで警鐘を鳴らしているとか。
座りすぎでどうして健康被害が生じるのでしょうか?
また、その解消法なるものはどうしたらいいのか?
今回は座りすぎによる健康被害についてお伝えします。
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座りすぎとは?
イギリスが最初に座りすぎのガイドラインを作成したのが2011年。
就業時間中に少なくとも2時間、
理想は4時間座っている時間を減らすべき。
そして減らした時間は立ったり歩いたりといった、
低強度の活動にあてるべきだと。
どうしてここまで座りすぎの時間削減をよびかけたのか?
それは研究が進むにつれて座りすぎによる肥満や糖尿病、
高血圧症や心筋梗塞そして脳梗塞にがんなどを誘発すると分かってきたのだと。
これってまさに死亡リスクがあがるってことになっちゃう。
日本の研究者もがんの場合座っている時間が長いほど、
とくに大腸がんと乳がんが顕著にリスクが高くなるのだと。
ジブンもそうでありますが事務職やデスクワークをしている人って、
ほとんど一日中座りっぱなしですよね。
座っての職業の人だっていらっしゃるし、
そんなこと今さら言われても困っちゃう山本リンダとなります。
イギリスのガイドラインのように、
仕事中に少なくとも2時間は座ることをやめるべきと言われてもねぇ・・・。
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座った状態は第二の心臓が活動を停止しているから!
座った状態では第二の心臓と言われるふくらはぎの活動はほとんど停止している状態で、
下半身に下りた血液を心臓に押し戻すポンプの働きが停止している状態だというのです。
これって全身に栄養や酸素を送る血流が滞ってしまうということ。
この状態が長引くと血液の巡りが悪くなり血栓ができやすくなる、
この血栓ががんなどのあらゆる病気に見られる血管トラブルになるんだとか。
さらに人の体でもっとも大きい筋肉のある太もももほとんど動かないということも大問題。
大きな筋肉が動くからこそエネルギー代謝も進むわけで、
それが止まってしまうと代謝の機能が当然劣化する。
つまり肥満や糖尿病になりやすくなるというわけであります。
ヤバイ!
日本人なんて働き者と言われてますから、
デスクワークのお仕事の方々ってみんな座りすぎになっちゃう。
職場で座りすぎで家に帰っても座る。
座りすぎというか、
それが習慣であり生活そのものであります。
座らないでどう仕事をせよと言うのでしょうか!?
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座り方を改めようということ!
要するに、座ることが悪いというわけではないようです。
あくまでも座りすぎが悪いと。
ならば、ふくらはぎや太ももを動かすという意味で、
仕事中でも座りっぱなしではなく動けということ。
たとえば30分に一度はトイレとかコピーとか、
飲み物をとりにいくとかタバコを吸いに喫煙所に行くとか。
わざと遠いコピー機にコピーをしに行くとか、
遠いトイレをわざと選ぶとか。
とにかく座りっぱなしが悪いのだから、
もう時間が来たら動くしかない。
しかもある程度細かに動く必要があるということ。
体にいい運動とかなんとか、
そういう面倒な話ではなくとにかく座りっぱなしを変えるということ。
立つ、動く、座るでいいわけ。
立つだけでもバランスを保つために筋肉は働き、
それはそれで代謝を上げることであります。
当然ふくろはぎや太ももの筋肉を動かすわけで、
血流の押上もよくなるというわけであります。
たしかにこまめに良く動く人にでっぷりとした人はいないわけで、
動くことで筋肉が働き代謝がよくなり健康につながるといたって分かりやすい。
座りっぱなしがどうして危険なのかということが、
理屈でなく感覚でも十分良く分かるような気がします。
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座りながらでもできるリスク回避ストレッチはこれ!
●足首のストレッチ
なんだ足首なんて思わないでちょうだい!
座ったままの状態で足を肩幅に広げる
かかとを床に着け、つま先を10回ほど上下させる。
逆につま先を床に着けて、かかとを10回上下させる。
超カンタンで負担もなし、
これならすぐできるって感じ。
●ひざ上ストレッチ
座ったまま足裏をしっかりと床に着けて座る。
その状態から右足を持ち上げ5秒ほど静止したらゆっくりと戻す。
左側も同様にして10回繰り返す。
けっこうきつい。
●足上げストレッチ
こちらは足全体を動かす方法。
座ったまま右足をピント延ばしつま先を立てる
ちょっと太ももが浮く位置ができればさらによし。
姿勢はあくまで正しく。
つま先を上下に5回ほど動かす
左右同様に5回セットで行う
座ったままできるのでありがたいですし、
今ここでできるのもうれしい。
ストレッチを実際にやってみて、
あぁなるほど長時間座りっぱなしがいかに良くないことかがわかる気がします。
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今回のまとめ
やれ散歩だのウォーキングだの、
体を鍛えるためにジムに通うだのといろいろうるさい昨今であります。
その必要性を感じつつも、
まぁ正直面倒であるし続かないということもあります。
だからといって座ってばっかりというのも、
たしかに問題がありありと感じるわけであります。
そこのところ今回お伝えしたような、
座りながらのストレッチというのはありがたいお話であります。
座りながらもできるという点はもちろん、
仕事をしながら座りすぎを解消できる点もうれしい。
こうなると何もしないというのももったいない。
せめて座りながらのストレッチを日常のルーチンとして取り入れたいもの。
やってみましょう!
今回は座りすぎの弊害について、
その解消方法と合わせてお伝えしました。
いかがでしたでしょうか?
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