PHOTO:東京両国国技館

巷では「お相撲ブームが再び!」との声も聞かれるようになったのもつかのま、新型コロナウィルス感染が広がる中、場所の中止や無観客場所の開催と大相撲も対応に大わらわ。そんな中、大相撲七月場所は約2,500人のお客様を迎えての開催となりました。令和2年9月場所もコロナ禍で7月場所同様の観客を迎えで東京両国国技館9月12日初日を迎えます。できることなら会場まで足を運び思い切り声援をもって応援しつつ大相撲を楽しみたいところ。コロナ禍の中、それでも観客を迎えて開催の9月場所も、じっくりと自宅のテレビ観戦で楽しんでみたいものです。そんな大相撲を楽しむために、「知っておきたい大相撲観戦基礎知識」をリライトしてのご紹介です。

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大相撲ガイド

大相撲には興味があるけどあまり詳しくないという人のために、大相撲観戦の基礎知識をピックアップしてまとめてみました。これだけ知るだけでも、かなり大相撲観戦の楽しみが倍増するはずです。そもそも大相撲は大相撲力士が相撲を取る場所のこと、「本場所」はその公式戦です。本場所の成績がダイレクトに力士の地位や報酬の基準となるだけに、力士にとってはとても大切な場になります。

まずは、大相撲の開催場所や時期から確認してみましょう!

 

大相撲の開催時期

PHOTO:東京国技館スナップ写真

本場所はズバリ年6場所、つまり2ヶ月に一度、奇数月に開催されます。各場所は15日間行われます。奇数月の開催ですから、1月・3月・5月・7月・9月・11月に開催されます。

2か月に1回は本場所が行われますので案外多い。

 

本場所以外にも全国各地を巡業していることが多く、三月場所後に春巡業、七月場所後に夏巡業、9月場所後は秋巡業、そして11月場所後に冬巡業が行われます。

力士は巡業中に稽古を積み、本場所で本領発揮ということになります。

 

大相撲場所の場所名と通称はこちら!

一月場所を初場所と呼んだり、五月場所を夏場所と呼んだりします。6回の場所の名前や場所、通称の呼び名を一覧表にしてみました。

大相撲観戦はそれぞれの開催地の観光などと組み合わせて楽しむのもおススメです。

開催月 場所名 通称 開催地
1月 一月場所 初場所 東京(両国国技館)
3月 三月場所 春場所 大阪(エディオンアリーナ大阪)
5月 五月場所 夏場所 東京(両国国技館)
7月 七月場所 名古屋場所 名古屋(ドルフィンズアリーナ)
9月 九月場所 秋場所 東京(両国国技館)
11月 十一場所 九州場所 福岡(福岡国際センター)

 

令和2年9月場所について、番付発表とみどころ

令和2年9月場所は新型コロナウィルス対策の中東京両国国技館で開催されます。会場では7月場所同様感染にあたっての対策が講じられています。詳しくはこちら➡大相撲九月場所「協会からのおしらせ(日本相撲協会)」。

初日は令和2年9月13日(日)、千秋楽は9月27日(日)です!

 

報道によりますと、大相撲秋場所(令和2年9月13日初日、東京両国国技館)は、白鴎と鶴竜の両横綱が初日から休場不在となる異例の事態となった。両横綱とも怪我によるもので年齢からしてもリミットが近づいているのかと囁かれている。

31日に発表された新番付では、東の大関に朝乃山、西の大関に貴景勝の2大関。大栄翔が新関脇に昇進して東の2番目に座った。他の関脇には東に正代、西に御嶽海で変わらず。2017年九州場所以来の3関脇となった。横綱のいない場所だけに、2大関、3関脇の奮闘も期待したい。

7月場所で30場所ぶり2度目の感動的な優勝を飾った東前頭筆頭の照ノ富士は初日に西大関貴景勝2日目が西関脇御嶽海といきなり上位との取組となった。2場所連続優勝しての完全復活をぜひ観たみたいところ。スピード出世で大関まで登り、怪我や病気が重なりどんどん番付を序二段まで下がってから再びのぼりつめての優勝。まるでドラマのような復活優勝でありました。今場所も横綱のいない場所となったのが残念ですが大注目であることには変わりはないのです。

番付表(日本相撲協会の公式ページ)はこちら➡番付表

 

外出先でも移動先でもスマホでリアルな取組チェックができる!

NHKの”sportsonline”は、スポーツ観戦の結果はもちろん状況までもが動画でリアルに確認できるからありがたい。大相撲も同じく、それぞれの取組が終えるや否やその取組を動画で確認できる。しかも、取組順に力士の名前、番付、決まり手まで表示。おすすめ動画には「力士のインタビュー」や「大相撲取組動画の楽しみ方」とレクチャーまで動画で確認。おススメであります。(・。・)

大相撲(NHKsuportsonline)はこちら➡秋場所(東京)

 





 

力士の出世

大相撲の力士にはその強さに応じてランキングがつけられています、それが「番付」です。番付は十段階で、上から横綱、大関、関脇、小結、前頭、十両と続きます。NHKで放送される大相撲はここまで。その下の番付には、幕下、三段目、序二段、序ノ口と続きます。

大関は必ず番付には一人いなくてはいけないのですが、横綱は常にいるとは限らないのです。

力士を探す(日本相撲協会)

 

入門から前相撲へ

画像:いらすとや

相撲会に入門するとまずは新弟子検査を受けます、身長は167センチ、体重67キロ以上の体格が必要。内臓などの健康診断もあって、これをパスすればメデタク力士の仲間入り。新弟子検査に合格すると本場所の3日目(場所によっては2日目)から、新弟子同士で相撲をとります。

これが”前相撲”、3勝するまで取り続けるのが基本。

 

参考サイト➡漫画「大相撲入門編」を見る(日本相撲協会)

 

 

成績優秀者から順に出世となり、次の場所から番付に名前や四股名が書き加えられるというわけであります。番付の下の方のあのちっちゃな文字のあたり。素質のある力士や体の大きな外国力士なんてのが早いスピードで駆け上がっていく、力士の登竜門というわけであります。幕下の力士の相撲をじっくり見る機会はあんまりないですから、意外と知られていないんじゃないですかね。

その後も稽古が続けられやがてちょんまげも結えるほど髪ものび、巡業や付け人など経験をつんでいきます。

 

前相撲から幕下へ

幕下以下の力士は本場所15日のうち7番とり、全勝して優勝者には幕下優勝の賞状を手にすることができる。幕下は、序の口➡序二段➡三段目➡幕下と階級が上がっていきます。

この幕下上位で成績を残すといよいよ「十両」。

 

翌場所の番付編成会議が行われ新十両昇進が決まるわけです。ここからが幕内、関取の仲間入り、
大銀杏に化粧まわし姿での土俵入りとなるわけです。それもそのはず十両に昇進してはじめて一人前、付け人がつき化粧まわしをしめられお給料がもらえる。そうお給料がもらえるのは十両以上!だからこそ幕下の力士たちは十両目指して必死に土俵に上がるのであります。

「十両」は力士にとっては特別な番付!

 

 

幕下から十両そして横綱へ

画像:いらすとや

十両を卒業するとさらにその上の番付となり、新入幕の土俵入りと揃って登場となる。相撲の取り組み以外でこうした儀式も見どころであり、
実際に土俵を前にして拝見するとさすがに圧巻。こうして十両の上は、前頭➡小結➡関脇➡大関➡横綱と階級が上がっていく。

そのうち小結、関脇、大関を「三役」と呼びますね。

 

中間管理職みたいで上には大関が待ち構え、平幕からは突き上げられるとなかなかしんどい立場になります。これがなかなか維持するのは大変。それもそのはず三役にいる力士の対戦相手は、横綱や大関、あるいは自分と同じかそれ以上の実力がある強い相手とあたる日が続く。それだけ連勝も難しくなるというわけ。

ここを勝ち進んでいかねば横綱にはなれないわけです。

タマタマ

“三役揃い踏み”でいよいよクライマックスへ!


はこ君はこ君

NHKのアナウンサーの「三役揃い踏み」なんてのが聞こえてくるのはこの時じゃぁな。

 

三賞も知っておこう!

三賞というのも表彰式の時によく耳にします。ようやく関脇にきて優秀な成績を上げると番付編成会議で大関に推され、さらに好成績が続くといよいよ新横綱の登場となるわけです!現在、日本人のただひとりの横綱でした「稀勢の里」も引退、なんとかその後をほかの日本人力士にも力を発揮してもらいたいものです。

(三賞)

  • 殊勲賞・・・上位の力士を倒した力士へ
  • 敢闘賞・・・奮闘してがんばった力士へ
  • 技能賞・・・さえたる技を見せた力士へ

 

 

順位の変動の仕組みは!?

番付の順番は本場所を終えたときの力士の成績で決まります。仕組みは意外とカンタン。減速として勝ち越した数だけ上がり、負け越した数だけ下がるという具合。例えば10勝5敗で勝ち越したならば5つ上げ、5勝10敗と負け越していれば5つ下げるといったところ。他の力士の兼ね合いもあってすべてがこの計算というわけではないようです。

いずれにしても勝ち越しさえすればそれだけ自分の順位は上がるのですが、負け越して下位の力士の多くが勝ち越しを決めていれば一気に番付を落とすこともあるということ。最終的には本場所を終えた3日後、開かれる番付編成会議で決められます。

なかなか厳しい世界であります。

 

東と西の意味は!?

東の番付、西の番付ってよく聞きます。行事が力士を呼び出すときにも「ひがぁし~」とか「にいし~・・・」と必ず言うあれ。実は、現在では東と西の意味はあんまりないんだとか。つまり前の場所の成績を考慮して力士を上から順番に並べる際、東の横綱から西の横綱、東の大関から西の大関と順に東⇒西と並べていくのに使っているだけだと。

おなじ位置だと東の方が格上というわけです。

 





 

会場観戦の楽しみ方

大相撲は、東京、大阪、名古屋、福岡で奇数月に開かれます。東京場所の両国国技館は1月、5月、9月の3回開催。なんといっても力士の存在感や目の前で繰り広げられる取り組み、会場の熱気と臨場感はもちろん会場とその周辺もたっぷりと楽しめます。

そう語るのは多くの相撲ファンの皆さま。

 

日本相撲協会公式サイト

 

 

入待ちでは力士を近くで見よう!

令和元年5月場所の入待

午後の2時過ぎからは幕内力士の会場入りがはじまります。入待ちは人だかりになりますから、少し早めの待機となります。それなりに準備をして待機してみましょう。お目当ての力士に取り組み前の声援が近くでできること、

貴重なチャンスはファンでなくても興奮します。

 

もちろん”出待ち”も楽しみのひとつ。東京両国国技館では横綱や大関の会場入りは他の力士と別ルートで入りますので、残念ながら観客は直接見ることが出来ません。そこのところ、名古屋場所、大阪場所、福岡場所では、横綱も大関も同じ入口から入場となります。

これも地方場所こその楽しみ方のひとつです。

 

チケットはどこで買うのか?

相撲観戦初心者ですとなかなかどうして、チケットを買うことするよくわかりません。大相撲のチケットは2種類、前売り券当日券があります。電話やネットでも購入可能。日本相撲協会、相撲案内所、国技館切符売り場、チケットぴあ、イープラス、トーチケなどで購入できます。当日券は開催される会場で購入できますが、人気の高い取り組みのある日や千秋楽は手に入りにくいこともあるようです。

国技館切符売り場だけはなぜか電話やネットの予約ができず、窓口販売のみとなる点はご注意ください。

 

席はどうよ?

PHOTO:ぱくたそ

大相撲の席は主に2種類、溜席(たまりせき)」と「桝席(ますせき)」。さらに2階席などもあります。溜席は土俵からとても近い場所に席が用意されていて、砂かぶり席“なんて言われています。桝席は1人用、2人用、4人用とセレクトできる。ファミリー席もある。

それぞれA~C席、自由席と分けられ、それによって値段も変わってくる。荷物はできるだけ少ない方がいいようです。2人、4人席の桝席も割と狭い。

荷物は必要最低限で用意するのがよりベターのようです。

 

昼下がりからの観戦スタートがおススメ

大相撲を会場で楽しむなら、まずは力士名鑑を入手して力士の情報をチェック本名、血液型、生年月日、身長、体重、出身地などなど、多くの情報が細かく掲載されています。最初にゲットしておくのがおススメのひとつであります。

スマホで「力士を探す(日本相撲協)」をチェックも便利。

取り組みは朝の8時半からスタート、18時ですべての取り組みが終わります。この間は好きな時間に来場して途中で席を立ってもOK!取り組みも観ながら食べ物も飲み物もOKと、一見敷居が高いかと思いきや実際には至って庶民的なんであります。ただし”溜席”は飲食、撮影、携帯電話の利用、危険物の持ちも込み禁止とされています。

こちらもらくに楽しめる大相撲の良さです。

 

とはいえ朝の8時半から最後までずっとというのもちょっと苦痛。そこで昼下がりから会場入りしてお昼を食べたり、グッズなどの買い物をしたりという会場ならではの楽しみ方もできるとおススメされてます。もっとも十両が土俵に上がってくる時間が14時半くらい、幕内の前に若くて将来有望な力士をチェックするのもこれまた楽しとなります。幕下の力士たちが「十両」を目指して必死に勝負に向かう、
その様子が土俵上で感じられるのも大相撲ウォッチングの楽しみのひとつというわけであります。

 

(本場所のスケジュール)

  • 8:00 開場
  • 8:30 取り組み開始、序ノ口⇒序二段⇒三段目⇒幕下終了
  • 14:20 十両土俵入り
  • 15:45 幕内土俵入り(力士が化粧回しをしめて土俵を一周)
  • 15:50横綱土俵入り(横綱が太刀持ち、露払いを従えての土俵入り、四股を踏む)
  • 16:10幕内取り組み前頭⇒小結⇒関脇⇒大関⇒横綱
  • 18:00弓取式

 

タマタマ

日本相撲協会のサイトには力士一覧や相撲部屋の紹介などチェックしながらの観戦もより楽しいニャー!


はこ君はこ君

決まり手の種類やルールとより理解が深まればさらに観戦が楽しくなるね!

 

圧巻!神聖な土俵入り

PHOTO:スナップ写真

午後15時半をまわると幕内力士による「土俵入り」となります。東と西の幕内力士がカラフルな「化粧まわし」をしめて次々と土俵に登場。丸い土俵を力士が囲み全員が化粧まわしを持ち上げ両手をあげるなどの儀式が行われます。テレビでも中継されますから皆さんご存じの儀式。

動画:土俵入り(YouTube)はこちら(H31年1月25日)

 

さらに16時前ころには横綱の「土俵入り」が行われます。「露払い」と「太刀持ち」と呼ばれる力士2名を従え横綱が登場!横綱の四股が「雲龍型」と「不知火型」の2つの型のいずれか横綱によって行われる儀式。

まさに神事のムード満載、会場に行ってこその体感にも大満足となるわずです。

 

 

私の感想

大相撲の特徴に「時間」があります。NHKの大相撲放送で「時間いっぱいです」とアナウンスをよく聞きますね。土俵の隅にある塩を大きな手でつかみ、土俵の内側に向かって塩をまいて清めます。頭上高くほうり投げるなんていう力士もいたり、さまざまなパフォーマンスもユニークでファンにとってはたまらないひとつ。

ゆっくりとビールも飲めるのがなによりいい!(笑)

 

やっぱりスポーツ観戦を好きになるのは、選手ひとりひとりの出身地や所属部屋にプロフィールを知ってこそ。日本相撲協会の公式サイトには「力士を探す」のページが用意されていて、所属部屋、本名、番付、生年月日、出身地、身長、体重、得意技に決まり手の傾向なんてのも掲載されています。

戦歴や受賞歴もあって力士が身近に感じます。

 

時間を待つ間ノートパソコンを手元においては、それらの情報を確認しつつテレビ観戦もより楽しめます。力士の生い立ちや努力の様子を知れば力士のファンにもなり、会場では出待ちで身近に力士を会うことも魅力のひとつ。土俵の上での鍛えた体に筋肉の付き具合に息づかい、それぞれのパフォーマンスと強烈なぶつかり合いを生で実感。やっぱりたまには会場観戦もおススメです。

やっぱり力士は大きい、神事のムードと力士の迫力は大相撲ならでは。

 

(今話題の水素をご自宅で)

 

今回のまとめ

巷では「お相撲ブームが再び!」との声も聞かれるようになったものの、新型コロナウィルス感染の影響で令和2年は場所が中止になったり無観客場所となったり相撲協会も大変です。その中での九月場所も前場所同様、東京両国国技館で開催。約2,500人の観客を入れての開催でもあると、久しぶりの大相撲観戦が帰ってきたのです。

初日は令和2年9月13日(日)、千秋楽は9月27日(日)。

 

NHK大相撲でのんびり大相撲観戦も楽しいものですが、やっぱり場所を実際に訪れてみると魅力は倍増となります。あの大きな力士通しが本気でぶつかり合うその緊張感はもちろん、厳格な神事ムードが大相撲ならではのその雰囲気にも魅了されるはずです。さらに大相撲は相撲観戦だけでなく、食事もお土産も楽しめ入待ちでは力士も近くで見ることができます。次の場所こそはコロナ感染もおさまり、本来の大相撲観戦ができますことを祈るばかりです。

開催地の観光と合わせて1日中楽しめるのが大相撲をより楽しむ楽しみ方。

 

今回は大相撲には興味があるけどあまり詳しくないという方に、知って楽しんでいただけますよう「知っておきたい大相撲初心者のための大相撲基礎知識」をピックアップしてご紹介してみました。大相撲を楽しんでいただけるために少しでも参考にして頂ければうれしく思います。

いかがでしたでしょうか?

 

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