こんにちは、釈和です。
2019年がはじまりました。
昨年を振り返って思うこは、結局薬局、職場での仕事のことや人間関係のことなどなど、
つまらぬ感情に振り回されたり心配ごとや不安に気がかりに追われた1年であったように思えてなりません。。
休日さえもそれらが頭から離れず、
気持ちがリラックスできないなんて具合。
皆さんはいかがでしょうか?
仕事に追われ一度気持ちが落ち込むとなかなか立ち直れないなんてこともあります。
2019年もまたこれが続くのかと思うと気持ちがふさぎます。
ところで、こんな状況を解決できるのが実は「書く習慣」だというのです。
本当に「書く」ことで解決になるのでしょうか?
今回は、書く習慣の効用について取り上げてみたいと思います。
(情報元:こころが片づく「書く」習慣 古川武士著)
(アイキャッチ画像:ぱくたそ)
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いつも気がかりばかりの毎日!
なにがストレスかと問えば、
とにかく仕事のことが気がかりであることです。
いつも頭の中を占領してしまう。
仕事が終えてビールを手にしても、
休みの日も頭から離れない。
当然、リラックスできるわけもなく、
休み明けの仕事のことでまた気持ちが落ち着かない。
それに加えて人間関係も悩みの種。
もう、その存在すら気に入らない上司の一言も気になれば、
部下からのあれこれも時にはうっとおしくもなります。
そうかと言って無視するわけにもいかず。
♪何から何まで 真っ暗闇よ
すじの通らぬ ことばかあり
右を向いても 左を見ても
ばかと阿呆の からみあい
どこに男の夢がある ♪
と、鶴田浩二を思い出す。(古!)
夏目漱石ノ「草枕」はこうでした。
山路やまみちを登りながら、こう考えた。
智ちに働けば角かどが立つ。
情じょうに棹さおさせば流される。
意地を通とおせば窮屈だ。
とかくに人の世は住みにくい。
と・・・。
わかるなぁと、やけに感心してしまうわけであります。
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原因と解決策!
マインドレス状態
いろいろな気がかりや悩みごとが頭から離れず心がリラックスできない状態を、
心理学では「マインドレス(心を失っている)」というのだそうです。
心ここにあらずということでしょうか?
このマインドレス状態だと心配事や不安にエネルギーを奪われ、
心はストレスに満ち集中力も低下するなど負のスパイラルにはまり続けるという。
これはかなりヤバイ話。
問題は、不安や気がかりなことなどのストレスがささいもないことであっても、
これらが複雑に絡み合うことで解決が難しくなるというのです。
つまり、絡み合ったそれらのストレスを解きほぐし、
1つひとつ冷静に考えることができるようにすることが解決策になるという。
解決策は書くこと!
習慣化コンサルタント古川武士氏は、
その著書「こころが片づく書く習慣」の中でこの問題の解決策を提示しています。
書くことで、マインドレス状態からマインドフル状態を手に入れることができると。
さらに、書く習慣にはメリットがある。
~引用はここから~
(書く習慣のメリット)
- セルフコーチングができるので、誰かにアドバイスをもらう必要がなくなる。
- 自分の状況を自分自身で客観視して悩みを整理できることから解決のための一歩が踏み出しやすくなる。
- 瞑想や座禅といった方法とは違い仕事中でもどこでも人目を気にすることなく書くことができる。
- 意識が分散するのではなく、目の前にことに高い集中力を発揮できるようになる。
- ON/OFFの切り替えができるようになり、心身ともに深くリラックスできる。
- 頭の中が整理できると無用な不安や、焦り、自己嫌悪などによるストレスが軽減できる。
- イライラすることが減り、人に八つ当たりするようなこともなくなる。
- 今を生きている実感を感じられるようになり生活の豊かさが高まる。
※引用元:こころが片づく書く習慣
~引用はここまで~
マインドフル状態にするために瞑想などがあげられますが、
瞑想で一時心がスッキリしても現実の状況が整理できなければまた元の木阿弥に。
瞑想には限界があるということ。
書く習慣では思考を整理することができる点が、
ある意味瞑想よりも効果的だというわけです。
感情日記で自分の心のクセを知る!
仕事などではまずTODOリストなど、
やるべきことを書きだして整理してみるというのはよくやります。
整理した上でそれぞれ注意すべき点とか、
必ず必要なことなどが頭に浮かんではこれらも書き出してみるのも効果的と実感します。
それだけでなく、毎日書くことで自分の心のクセが見えてくる、
「感情日記」の書き方も習慣化コンサルタント古川武士氏は紹介されています。
イライラしたり不安になったり、
その日に起きた出来事から心が強く動かされたことを書きだす。
感情のログを拾っている感覚で自分の持つ「感情パターン」が見えてくるというわけであります。
(感情日記の書き方ポイント)
- 毎日ひとつ、感情を揺さぶった出来事を書く
- 出来事に対して自分が素直に思った心の「つぶやき」を書く
- 不安・イライラ・怒り・焦りなどが何%の度合いなどと感情の種類と度合いを書く
これら「感情日記」をつけてみると、
特別に大きなマイナスの出来事があったわけでもないのに心が必要以上に反応しているなど、
心の具合が見えてくるというわけです。
なるほど、自分の感情のパターンを知ることで対処のしようも見えてくるというわけですね。
私の感想!
ノートや手帳に書き出すと言われましてもなかなか、
何から書いていいものかと思うことも正直なところ。
なのでやり方、書き方というノウハウから書いてみるのではなく、
とにかくやるべきこと気がかりに思うことをどんどんアウトプットしてみると、
ハードルを下げてやってみるというのが良さそうに思うわけです。
いっそのことA4やA5サイズの普通のノートに、
なんでもかんでも書きこんでみちゃおうと。
そこには週や今日のTODOもあれば、
そこに絡んだ心配していることや注意点も書きこむ。
そして出来事に感情日記と、
これらの心の動きも同じノートに書きこんでみる。
メモもそうだし思いつきのひらめきもそう。
いつもノートをもって書いてみるというわけ。
書きこんださまざまな自分の情報から、
また次への自分につなげていく。
自分を変えるきっかけになるかも。
いずれにしても書くだけで気がかりや不安や心配などのストレスが解消されるとならば、
安上がりで簡単で誰にでもできるとならば積極的に書いてみたいものと思うわけであります。
IT時代だからこそであるかもしれませんね。(・。・)

こちらもご参考に「落ち込んだときに効果あり」
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今回のまとめ
いろいろな気がかりや悩みごとが頭から離れず心がリラックスできない状態を、
マインドレス(心を失っている)状態。
このマインドレス状態だと心配事や不安にエネルギーを奪われ、
心はストレスに満ち集中力も低下するなど負のスパイラルにはまり続けるという。
問題は、不安や気がかりなことなどのストレスがささいもないことであっても、
これらが複雑に絡み合うことで解決が難しくなるというのです。
つまり、絡み合ったそれらのストレスを解きほぐし、
1つひとつ冷静に考えることができるようにすることが解決策になる。
習慣化コンサルタント古川武士氏は、
その著書「こころが片づく書く習慣」の中で書くことがこの問題の解決策になると提案。
書くことでマインドレス状態からマインドフル状態を手に入れることができるというわけです。
(書く習慣のメリット)
- セルフコーチングができるので、誰かにアドバイスをもらう必要がなくなる。
- 自分の状況を自分自身で客観視して悩みを整理できることから解決のための一歩が踏み出しやすくなる。
- 瞑想や座禅といった方法とは違い仕事中でもどこでも人目を気にすることなく書くことができる。
- 意識が分散するのではなく、目の前にことに高い集中力を発揮できるようになる。
- ON/OFFの切り替えができるようになり、心身ともに深くリラックスできる。
- 頭の中が整理できると無用な不安や、焦り、自己嫌悪などによるストレスが軽減できる。
- イライラすることが減り、人に八つ当たりするようなこともなくなる。
- 今を生きている実感を感じられるようになり生活の豊かさが高まる。
マインドフル状態にするために瞑想などがあげられますが、
瞑想で一時心がスッキリしても現実の状況が整理できなければまた元の木阿弥に。
書く習慣では思考を整理することができる点が、
ある意味瞑想よりも効果的だというわけでした。
また、毎日書くことで自分の心のクセが見えてくる「感情日記」の書き方もありました。
(感情日記の書き方ポイント)
- 毎日ひとつ、感情を揺さぶった出来事を書く
- 出来事に対して自分が素直に思った心の「つぶやき」を書く
- 不安・イライラ・怒り・焦りなどが何%の度合いなどと感情の種類と度合いを書く
これら「感情日記」をつけてみると、
特別に大きなマイナスの出来事があったわけでもないのに心が必要以上に反応しているなど、
心の具合が見えてくるというわけでした。
どこでも誰でもすぐできることから瞑想よりもハードルが低いこともあって、
書くことで心のストレスを軽減できるとならば積極的に書いてみたいものであります。
今回は、書く習慣の効用について取り上げてご紹介してみました。
いかがでしたでしょうか?
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