いわずと知れた世界的な名著であり、自己啓発に関連する書籍として日本でも最も有名といっていいスティーブン・R・コヴィー氏の「7つの習慣」を、手にされた方も多いことでしょう。私もご多分に漏れず読み倒しては、いよいよ成功者への道を歩むはずでした。さらにコヴィー氏の「フランクリン・プランナー手帳」も購入しては、だれよりも7つの習慣を実践しているつもりがです。そこで、自分自身も振り返りを込め、これから本書を読んでみようかと思いの方に、または少し忘れてしまわれた方などに、反面教師としてその内容をざっくりご紹介します。

 

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7つの習慣とは

全世界で4,000万部、国内でも240万部をこえる。

今も読み続けられるビジネス書の怪物ベストセラーです。

7つの習慣、成功には原則があった

7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー氏著)は、「成功には原則があった」の副題があります。これは単なる成功者になるための自己啓発本と思いきや、そうではありません。

著者は、成功者になるためにはまず人格を磨くことだと説きます。

人格を磨くことなく長期的な成功はなしえない、「7つの習慣」は人格を磨くための基本的な原則をかたちにしたものになります。

スティーブン・R・コヴィー – Wikipedia

自分を磨き、自分が成功するに値する人格者となった上で、みんなで成功を手にし、そしてまた自分を磨くという、単に成功者になるための指南書ではないのです。

7つの習慣-成功には原則があった!

 

人格は繰り返す行動の総計である。それ故に優秀さは単発的な行動にあらず、習慣である。(アリストテレス)

7つの習慣の構成

自分が人格者になるための具体的なプロセスは、「依存」から「自立」、そしてみんなで成功するための「相互依存」へと至る流れが解説されています。

この流れが成長の連続体を導くプロセスになります。

 

7つの習慣は3つの領域に分けて構成されています。

 

(3つの領域とと7つの習慣)

Ⅰ.私的成功の習慣(自分が成功する) 1.主体的であれ

2.終わりを思い描くことからはじめよ

3.最優先事項を優先せよ

Ⅱ.公的成功の習慣(みんなで成功する) 4.Win-Winを考えよ

5.相手を理解せよ

6.シナジーを創れ

Ⅲ.最新再生の習慣(さらに自分を磨く) 7.刃を研げ

 

 Ⅰ.私的成功の習慣(自分が成功する)

この章で、まずは「依存」から「自立」について解説されます。

7つの習慣はここから始まります。

1.主体的であれ(自分から変える)

自分の人生を人任せにしてないかと投げかけからはじまります。

現在の自分の状況を運がなかったから、親が悪かった、時代が悪かった、仲間が問題だったと、自分の周りの人やことに責任を転嫁してしまっている人、こういう人は主体性のない人となります。

主体性のある人とは、現在の状況に至った原因は自分にあると考えます。

決して自分の周りや人のせいにはしません。自分のなにがいけなかったのか、なにが足りなかったのか、次にどうしたらいいのかと試行錯誤を繰り返し自分でコントロールができる人であると。

 

今の自分の置かれた状況は不幸であると何年も感じている人は、その状況が自分が選んだ結果だということを受け入れにくいはずです。しかし、正直に「今の自分があるのは、自分で選択した過去の結果だ」と言えなければ、次への展開はあり得ないのです。

相手を変えるのではなく自分自身の内面を変える。相手に理解してもらう前に相手を理解する。起こったことは変えることはできなくても捉え方を変えることはできる。

 

依存的から主体的になるために、可能な限り自分でコントロールできる習慣をひたすら行うことである。

2.終りを思い描くことからはじめる

著者コヴィー氏は人生においてゴールを明確にせよと教えています。

つまり人生のゴール=死が訪れた時、自分はどういう人間でいられたのかを自問自答してみるということ。「終わりを思い描くことからはじめる」とは、自分の人生を思い描き、それを念頭に今日という一日をはじめることだと教えています。

自分が目指すもの大切にしたいものを頭に描き続け日々の生活を習慣化すれば、人生が望まない方向に進むことはない。

 

人生のゴールが少々重く感じる人は、今日一日のゴール、今週のゴール、今月のゴール、いや目の前のゴールと小分けにしたゴールをイメージすると理解しやすいかもしれません。

具体的にこれを習慣にするとは、人生のキャッチコピーを作ること。自分がどのような人間になりたいか、なにを貢献し役立てたいのか、それらの土台となる価値観と原則を書いてみる。これが自分自身の「ミッション・ステートメント」となる。自分なりのルールを自分自身で作り用意しておくことであるとです。

 

自分が思い描いたゴールに向かうための「ミッション・ステートメント」は、あなたの最も大切にしたい価値観である。

3.最優先事項を優先せよ

本書には、「成功者たちの共通点は、好き嫌いのある感情よりも目的意識の強さで服従させることだ」とあります。これは自分の行動をマネジメントできているかどうかにかかわる。優先すべきことを優先して行えるよう、目的に沿って行動できる習慣のことになります。

具体的な実践方法では物事を重要度と緊急度に分けて考えます。となれば当然、「重要度が高く、緊急度が高い」事象が優先すべきと思われます。ところが、コヴィー氏の考える優先事項は違います。「重要度が高く、緊急度が低い」事象を優先すべきと解説しています。

どういうことでしょうか?

「緊急度が高い」事象に目を奪われてしまうと「ノー」が言えなくなってしまう。重要度が高くなくても緊急度にふりまわされてしまう。本来目指すべき事象を「忙しい」でなにもできない習慣になってしまうということです。

いかに行うかが最も重要なのです。緊急度が高く見えても「ノー」と言うことを、言えることを学べばなりません。TODOリストには緊急度のことが並んでいませんか? それをせっせとこなすことばかりを考えていませんか?

 

大切なことは緊急度にはない、自分の目的にそっての最優先事項を優先する習慣を身につけることです。

Ⅱ.公的成功の習慣(みんなで成功する)

1~3の習慣の先には、人と人とが力を合わせて結果を出す、公的成功の習慣の解説になります。ポイントをおさらいしましょう。

4.Win-Winを考えよ

「Win-Win」とは、すべての関係において必ずお互いの利益になる結果を見つけようとする考え方です。逆にいえば、どちらかが協力に同意できない、または、どちらかが妥協する案しか解決策がないならばどちらも選択しないということでもあります。

第一領域の「①主体的であれ」の習慣があればこそ、つまり自分を理解してもらう前に相手を理解するという習慣がなければ、Win-Winの習慣は身につかないでしょう。

 

第一領域の延長線上に「Win-Win」の習慣へとつながり、次の「相手をりかいせよ」につながっていくのです。

5.相手を理解せよ

先の「Win-Win」の関係を築くために必要な習慣が「相手を理解せよ」になります。これは「1.主体的であれ」の習慣とも強く結びついています。

自分の経験や価値観をどうしても相手に押しつけてしまいます。それは時に無意識にでも。仕事上でも、親子や夫婦間、友人との関係においてもです。同意したり反対したり質問したり、さらに助言しようとしがちになってしまいます。これでは「Win-Win」の関係にはなりません。

自分の経験や価値観から描く考え方を先に理解してもらおうとせず、相手のそれらを先に理解しようとする習慣、具体的には「傾聴」の習慣は、やがて人から信頼され良好な関係があってこその「Win-Win」であること。

 

「相手を先に理解をする」ことの習慣がいかに「Win-Win」の関係に重要かが分かります。

6.シナジーを創れ

「シナジー」とは、「2つ以上のものなどが相互に作用しあい、ひとつの効果や機能を高めること」とあります。「1+1」が「1」以上になるということ。成功者はこの意味の偉大さをよほど理解していると言えます。どの成功者もシナジーの力の偉大さを口にされます。

本書では、シナジーは高い信頼感とWin-Winを考える姿勢と、まず先に相手を理解しようとする努力なくして得られないと断言しています。コヴィー氏によれば、お互いが自立していることが必須であると解説しています。

 

1~6の習慣があってこそのシナジーであります。

Ⅲ.最新再生の習慣(さらに自分を磨く)

7つ目の「刃を研ぐ」は、自分自身をより高めていく習慣になります。

7.刃を研ぐ

木を切るためには斧が必要です。斧の刃を研がなければ木を伐り続けることはできません。この刃を研ぐことこそが大切であり、これこそが「刃を研ぐ」という習慣であれとなります。7つの習慣のうち、先の6つの習慣を果たすためにも最も重要な自分自身の価値を高める習慣なのです。

本書では具体的に、肉体、精神、知性、社会、情緒の刃を研ぐべきと解説されています。日頃の運動や食事など健康管理はもちろん、読書や瞑想で心を落ち着かせたり、日々他者とのかかわりあいの中でより自分を磨く習慣を勧めています。

 

刃を研ぐ(さらに自らを磨く)は、自立から相互依存の流れの習慣を作り出す土台と言えます。

私の感想

7つの習慣を手にしてはフランクリンプランナー手帳も使って愛好家気取りでいた時期がありました。今回、もう一度と読み返してはブログにまとめてみると、なるほどとようやく腑に落ちた感を抱くのです。

プランクリンプランナー手帳には、「7つの習慣」に関連した資料が用意されています。その1枚には「真北の原則」という資料があります。本書にも登場しますが、磁石のイラストの針は真北を指し、その磁石の周りには6つのステップがぐるりと取り巻いている。

これは『コヴィー氏の「7つの習慣」による計画の6ステップ』です。

ミッション・ステートメントとかビジョンとか目標設定となると、少々面倒な課題に思えてしまいます。それでも「真北の法則」と『コヴィー氏の「7つの習慣」による計画の6ステップ』を実践すればいいんだと思うと、「7つの習慣」が身近にも感じます。

 

(真北の法則)

  1. ミッションの復習・・・はしごは掛け間ちがっていないだろうか?
  2. 役割の定義・・・今、私の果たすべき役割は何だろうか?
  3. 目標設定・・・今週一週間、この役割において私のできる最も大切なことは何だろうか?
  4. 一週間の計画・・・重要事項に集中しているのだろうか?
  5. 忠実な行動・・・何が一番大切なのかを深く考えているだろうか?
  6. 評価と反省・・・今週は何がよかったか、反省すべきは何だっただろうか?

 

成功者は、常に目指す真北に向かって舵を修正しているのだ。

 

(marusblog記事紹介)

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今回のまとめ

全世界で4,000万部、国内でも240万部をこえる、今も読み続けられるビジネス書の怪物ベストセラースティーブ・R・コヴィー氏著「7つの習慣」。

「成功には原則があった」の副題がありまが、単に成功者になるための指南書ではありません。コヴィー氏は自分を磨き自分が成功するに値する人格者となった上で、みんなで成功を手にし、そしてまた自分を磨くという人格形成による成功プロセスを考察、提供されているのです。

本書には、3つの領域と関係の中にすべき7つの習慣プロセスが展開されています。それは、「自分が成功し」➡「みんなで成功し」➡「さらに自分を磨け」と、そのプロセスは流れそれぞれが解説されています。

この本を手に、日々実践する「真北の法則」は、常に目指すべく真北に向かって舵を修正する「計画の6つのステップ」を実践するか否か。成功はその先にあることは間違いないようです。

完訳 7つの習慣 人格主義の回復: Powerful Lessons in Personal Change

 

人格は繰り返す行動の総計である。それ故に優秀さは単発的な行動にあらず、習慣である。(アリストテレス)

 

いかがでしたでしょうか?

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