料理初心者にとってみればなおさら、料理レシピはとってもなくてはならない存在です。ところがこの料理レシピ、料理に慣れている方なら見ればすぐに分かるのでしょうが、初心者にとってはよけいにも理解しづらい点もあるようです。この点、今回ご紹介の”メモの魔力”(前田)式メモ術を使って料理レシピを作成してみると、とってもわかりやすくなる。利用してみるとマニュアルにも使えるとご紹介します。

People vector created by stories – www.freepik.com

 

メモの魔力

“メモの魔力”は、著者”前田裕二氏”(2010年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、外資系投資銀行に入行。日本の実業家でありSHOWROOM株式会社代表取締役社長を務める)のメモ技術。

メモの魔力とは!?

メモは単なる忘れないよう要点を書きとどめておくものであり、その書いたメモにすぎない。ところが著者の前田氏は、実際ほとんどの人がメモをしているようでメモをしていないと言います。

 

前田氏はずばり、「メモは知的生産の最強のツール」だと。

 

前田氏は、そもそもメモは”記録”と”知的生産”の2書類だと力説します。その記録をアイディアに生み出すメモ術がこの”メモの魔法”。記録し保存しているメモはあくまでメモ。そこから知的生産に変えるその方法を具体化しているのであります。

 

前田式メモ術は記録からアイディアを生み出すメモ術なのです。

メモの魔力(前田式)のメモ術

メモの魔法(前田式)によるメモのとり方は3つのステップで構成。

 

メモの魔術のメモ方法を解説します。まずノートは見開きで使います。右側のページには真ん中に縦の線を入れます。

 

見開きの左ページには通常のメモ、事実をポイントを絞って記録します。普通のメモはここで終わってしまいますが、メモの魔法はここがスタート。①記録(事実)から思考、②抽象化して要約、③転用し具体的なアクションへつなげる。ファクト(事実) ➡ 抽象化 ➡ 行動へと連動して、メモがアクションにつながるというわけです。

 

これって、料理レシピメモに使えるのでは?

料理レシピで混乱する問題

料理レシピは材料と作り方が明記されているので、その内容どおりに作れば初心者でもれっきとしたおいしい料理の出来上がり。ところが、初心者にはちょっと悩ましい問題があります。

問題の原因

あるレシピがあります。

レシピで材料はわかる、作り方も読めば分かるし動画でより理解が深まる。しかしながら、料理初心者にとってそろえた材料でいきなり作り方に展開するには少々無理がある。作り方にも道具が必要であり、用意した食材もどう加工すべきかが頭に描けない問題。

 

食材の加工と調理道具に調理手順が悩ましい!

 

〈よく見かけるレシピ例(材料と作り方)〉

引用:DELISH KITCHN

 

問題の解決はメモの魔力(前田式メモ)を使ってわかりやすく

ここで上記で紹介した”メモの魔力”のアクションにつなぐメモの技術を使って、今回の料理レシピをまとめてみると次のようになります。ポイントは問題の材料と調理との間を抽象化(準備)するで調理前の事前準備するものを整理するのです。これで、料理初心者には、食材を揃え調理する前の準備がわかりやすくなります。

 

「食材」から「調理」の間に「準備」という抽象化を具体化して問題は解決!

 

〈メモの魔力式料理レシピメモ〉

 

私の感想

「メモの魔力」式メモ術を知ったところで、正直、少々ややこしいと理解できない部分もありました。わざわざメモ情報を抽象化してアクションにつなげなくてもなんて消極的でした。特に抽象化あたりが疑わしい。ところが、今回の料理レシピに使ってみようと試してみると、これが私のような料理初心者にとって、とってもわかりやすいと実感。

食材からいきなり調理は慣れた方なら自然でしょうが、私みたいな料理初心者は調理の前に準備が必要。そこのところをこの「メモの魔力」式メモで問題改善。食材と準備が整いいざ調理と分かりやすいのです。

そうそう、これって要するにわかりやすい「マニュアル書」にもなることに気づく。マニュアルというのはあくまで基準に沿った行動を行うためのもので、このメモによる料理レシピがまさにマニュアル書が求める要素を的確にとらえているから「マニュアル書」としてもとご提案するのです。

 

「メモの魔力」式メモ術は、料理レシピにさまざまなマニュアル書にもなる!

 

(marusublog記事紹介)

積み上げ式の最速で夢が叶える「すごろくノート術」がすごくて楽しいわけ-marusblog

エアコンの電気代をより安く節電するための冷房と除湿の使いわけの基本-marusblog

自分の人生に起きていること全部を記録するバレットジャーナル手帳術の使い方-marusblog

 

今回のまとめ

前田裕二氏は「メモの魔力」で、「メモの知的生産の最強ツール」と提言。1.ファクト(事実)を書く。2.抽象化しより具体化する。3.具体的なアクションに転用する。これが、料理レシピメモに使えるのではないかと思いつき、やってみるとなかなか具合がいい。食材と調理の間に準備するものを具体化することで問題解決、料理初心者にとってわかりやすく使いやすいと実感と、具体的にその内容をご紹介しました。

「メモの魔力」式メモ術を料理レシピで使ってみると、ようやくそのメモ術の良さが理解したところで、これがさまざまなマニュアル書にも使えるはずとご提案もご紹介した次第でありました。

 

「メモの魔力」式メモ術で、料理初心者にとってわかりやすいマニュアル書にもなりました。

 

いかがでしたでしょうか?

最後まで読んでくださりありがとうございます。人気ブログランキングに参加中。こちらクリックして頂けましたらうれしく思います。
↓↓↓

生活・文化ランキング