「IF関数」は、条件に一致したら何かの処理をするまたは何かを表示する、条件に一致しないときも何かの処理をするまたは何かを表示するというように、条件を指定して処理を決める関数です。ここでは「IF関数」の構造、具体的に条件を指定しての「IF関数」の使い方を解説ご紹介します。

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IF関数の基本

IF関数の構造と、条件に一致したら「◎」や「×」を表示するという式を作っていきます。

 

IF関数の構造

もし、倫理式に当てはまったら真の場合の処理を行い、倫理式に当てはまらなかったら偽の場合の処理を行うという式になります。

(例)

=IF(A5>=3000,”◎”,”×”)

もし、セルA5が「3000」以上であれば「◎」、そうでなければ「×」を表示させます。

 

IF関数の入力方法

「=if」と入力します。関連する関数が表示されます中から「IF」を選択して「TAB」キーを押します。セルには「=IF(」と入力されます。続いて「論理式」、「真の場合」、「偽の場合」を設定します。

※入力文字は半角英数

 

 

B2の値が3000以上という「論理式」を作ります。「>」と「=」の組合せで「以上」を表します。「B2>=3000」と入力し次に「,」(カンマ)を入力します。

 

 

「真の場合」の式には「◎」を「”」(ダブルクオーテーションマーク)で挟んで入力します。続いて「,」(カンマ)を入力します。

※「◎」は全角モードで「まる」を変換

※「”」(ダブルクオーテーションマーク)は、「Shift」キーを押しながら数字「2」キーを押して入力します。

 

 

偽の場合は「×」を「”」で挟んで入力して「)」は入力せずに「Enter」キーを押します。

※「×」はひらがなモードで「ばつ」を変換

 

 

C2のセルに「◎」が表示されます。セルの右下に貼る「■」(ハンドル)をC6セルまでマウスでドラッグ(オートフィル)します。

 

 

C2に入力されたIF関数の式がコピーされ、式の計算結果(判定)が表示されます。

 

 

比較演算子の種類

IF関数の論理式で使用した不等号を比較演算子と言います。

※主に使われるのは6種類です。

A>B AよりBが大きい
A<B AよりBが小さい
A>=B AよりB以上
A<=B AよりB以下
A=B AよりBが等しい
A<>B AよりBは等しくない

 

偽の場合は空白にする

偽の場合に何も表示をさせないときは、数式の「偽の場合」に「””」(ダブルクオーテーションマーク)を並べて入力します。

 

 

真の場合の「◎」のみ表示され、偽の場合は「空白」が表示されます。

 

IF関数の応用

複数の条件の場合のIF関数の式の作り方、他の関数との組合せを解説します。

 

条件が複数の場合のIF関数

条件が1つの場合と2つの条件設定は次の通り。

 

(例1)条件がひとつの場合

=IF(F2>=140,”可”,”不可”)

もし合計が140以上であれば「可」、そうでなければ「不可」

 

(例2)条件が2つの場合

=IF(F2>=170,”優”,IF(F2>=160,”可”,”不可”)

もし合計が170以上であれば「優」、もし合計が170以上でない場合で合計が160以上であれば「可」、そうでなければ「不可」

※IF関数を入れ子状態で複数条件の式を用意します。

 

 

D列の合計をIF関数で設定した2つの論理式を判定して、「優」「可」「不可」の判定結果を表示させることができました。

 

 

IF関数とAND関数の組み合わせ

ここでは、IF関数とAND関数(またはOR関数)を組合せで複数条件の式を用意します。「AND関数」は2つ以上の条件を満たす場合、いずれかの条件を満たす場合には「OR関数」を使用します。

 

(例3)

AND関数と組合せます。

=IF(AND(D2>=80,E2>=80),”可”,”不可”)

筆記が80以上で、かつ、実技が80以上であれば「可」、そうでなければ「不可」。

 

※AND関数の2つの条件を満たすという式が論理式になります。複数条件を「,」(カンマ)で区切り指定します。

 

 

E2セルにIF関数の条件式を入力し「Enter」キーを入力します。オートフィル機能を使ってコピーします。筆記と実技の成績の指定した条件を満たした結果が表示されます。

 

私の感想

エクセル関数の入力方法は、数式バーの隣にあります「fx」マーク(関数の挿入)や「Σ」マークで合計関数やその他の関数を入力する方法が一般的です。今回はセルに直接入力する方法を使用して解説してみました。

これらは、直接入力することで関数の理解を深めることと、標準に含まれていない関数を自分で直接入力する必要がある場合に覚える必要があるからです。

関数の入力は半角英数で行います。入力した式や記号などに点線が表示されることがあります。これは全角になっているからです。この場合は全角で入力した部分を「半角/全角」キーを押して切り替えて半角で入力し直します。

ダブルクオーテーションマークで全角文字を囲んだりと、全角と半角を混合して入力する場合など切り替えを忘れて全角のままということもよくありますから注意をされてください。

 

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今回のまとめ

IF関数単体の基本形をマスターすることが理解の早道。関数を入力するセルと式の対象となるセルの指定が慣れないうちには混同してしまうことがあるかもしれません。基本はIF関数のかっこのなかは3つであること。言葉にして①式、②真、③偽と整理するといいでしょう。

また、今回はIF関数の入れ子状態に入力するパターンと、AND関数やOR関数との組み合わせの場合をご紹介しました。ひとつのセルの値が複数の条件で式を用意する場合はIF関数の入れ子形式で。式の対象となるセルが複数ある場合にはAND関数またはOR関数との組み合わせでご紹介してみました。

IF関数はIFERROE関数やVLOOKUP関数などの組み合わせなど、とっても頻度に使います。エクセル関数のエースでもあり4番バッターでもありますから、IF関数からはじめて徐々に使える関数を増やしていきましょう。

 

※例題添付ファイルはこちらからどうぞ

if関数(例題2013)

if関数(例題2010)

 

今回は、「条件に一致したら「◎」や「×」を表示するエクセルIF関数の基本と使い方」のご紹介と解説でした。

いかがでしたでしょうか?

 

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