こんにちは、小林 丸です。
新聞によりますと「がんゲノム治療4月から本格実施・・・」の大見出し。
噂に聞いておりましたが、
この新しい治療でがん撲滅は大きく前進とか。
日本人の2人に1人はがんになると言われると、
まず自分もがんになるのかと気になります。
治療はお金もかかり長引き、
最後は痛みと戦うというのはちょっとムリ。
がんゲノム治療なるものがどのようなもので、
そもそもゲノムとはいかなるものなのか?
期待しつつその中身を今回はご紹介してみようと思います。
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がんゲノム治療の本格的導入!
新聞記事によると厚生労働省が1日、
がん患者の遺伝子を調べて行う治療を本格的に導入すると決めたと。
遺伝子を調べて治療を行うことを、
「ゲノム(遺伝情報)医療」といいます。
遺伝情報がゲノムというわけですね。
これまでのがん治療は血液検査や画像診断をもとにした治療が行われています。
- 手術(外科治療)
- 薬物療法(抗がん剤治療)
- 放射線治療
これからはこの治療に加えゲノム情報に基づいた手術や、
薬物療法を行うことになるというわけであります。
臓器別や原因による治療ではなく、
原因の基になる遺伝子を特定してそれに応じた治療を選択できるのだそうです。
ということは遺伝子情報を解析する技術が確立して、
原因追及ができるようになったから。
医療技術のなせる業。
つまり臓器にメスを入れたり薬を投与するのではなく、
遺伝子にメスを入れ薬を投入するということ。
原因の根本を治療することで、
がんも治療で治せると期待が持てるというわけです。
これがなんとなんとこの4月からはじまるというのですから、
期待はさらに広がるというわけであります。
よくわからないゲノム?遺伝子?DNA?染色体?
ゲノム治療は遺伝情報の治療というのはなんとなく分かったところで、
そもそもゲノムとは何かと結局薬局よく分かりません。(笑い)
早速ネットで調べてみるのですが、
これが余計にも混乱を極めけっこう難しいのであります。
ゲノム、遺伝子、DNA、染色体・・・、
どれも遺伝に関連するものですがその違いが分からない。(笑い)
それでもめげずに先を進めます。
~ネット情報を箇条書きで引用して整理~
- ヒトの体を構成するすべての細胞には核がある。
- 核の中に体を形成する情報が詰まっている。
- この情報を記録しているメモリみたいなものがDNA(デオキシリボ核酸)。
- DNAは4つの塩基(アデニン・グアニン・シトシン・チミン)が、
とっても長い鎖のようにつながってできている。 - その配列のわずかな違いによってヒトの個体差が生まれる。
- DNAはとっても長いので核に収まらない、
そこでその入れ物の役割を果たしているのが染色体。 - 染色体は2本1セットでヒトの細胞には23組(46本)ある。
- 糸のように見える染色体をほどいてみると、
細かい糸が何かに巻き付かれて折りたためられている。 - DNAにはさまざまな情報が記録されている中、
特に遺伝情報について書かれている部分を遺伝子という。 - 遺伝というのは目や髪の色とか体型などの遺伝情報のことで、
遺伝に特化したプログラムのこと。
~引用はここまで~
なるほどゲノムとはこれら遺伝情報を総称した言葉で、
ゲノムは物質ではなく概念を表す用語であること!
遺伝情報を含め体を形成する情報を記録している物質がDNAで、
DNAの入れ物が染色体。
入れ物の染色体は一つと思いきや、
なぜか2本1セットで23組46本ある。
父と母からそれぞれ半分ずつもらってひとつの自分というDNAが、
自分の細胞すべての核の中の染色体にたたまれて存在している。
どうしてこういう構造というか、
方法で遺伝が脈々と続いているのか?
とにかく不思議です。
ゲノム編集で不老不死!?
ゲノム編集による治療でがんを完治させることができるどころか、
老化でさえ抑える可能性があるというのですが本当でしょうか?
ゲノム編集はすでに肉付けのいい魚を育てることができるようになったり、
超あまいトマトが採れるようになったりとかもう現実に行われている。
昔から研究が進められてきたのですが、
その成功率が非常に高くなりますます多方面で活用が期待されているそうであります。
中国やアメリカでもさかんに研究され大きな成果をあげていて、
日本でも年内に臨床検査が行われるというのでありがい話しです。
さらに数年でこれらの治療が一般的になるとか。
花粉症が治り、太らなくなり、視力が回復し、
髪の毛も増やすことができる。
デザイナーベビーと言って、
生まれてくる子供も編集できるとか。
その先には不老不死を抑える治療方法が確立されたりと、
もう絵空事ではなくなってくるかもしれません。
まさに神の領域に人間が手を加え始めてヒトが死ななくなるなんて、
夢のような怖いような気がします。
今回のまとめ
がんゲノム治療が始まるという新聞記事から、
ゲノムや遺伝子なるものについてご紹介してみました。
ところがゲノムとかDNAとか遺伝子に染色体と、
次々に出てくる固有名詞がどうもよく分からず苦労いたしました。
ゲノムというのは遺伝に関連する概念の用語であること、
DNAは体を作る設計図で染色体という入れ物にたたまれていること。
そこにある遺伝情報を解析して、
そのものを手術したり投薬して根本を治療する最新医療が現実的になってきたこと。
がんの治療にもいよいよ取り入れられることになり、
期待が持てるだけに余計にも期待してしまいます。
ゲノム編集という技術はもはや知らぬうちに身近なものになり、
農作物などに効果を発揮しているのも事実。
将来は老化を抑え人生100年の長きも夢でなくなると、
この時代に生まれ現代科学の恩恵に感謝しきれません。
本当に人生100年健康で過ごせるとならば、
人生の過ごし方も考え直さないと。
どうか間違った使われ方にはなりませんように。
今回は、「がんゲノム治療4月から本格実施・・・」の新聞見出しに、
ゲノムとその治療効果などについてご紹介してみました。
いかげでしたでしょうか?
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