気づくとスマホを開いて、気づくとまた閉じる。なのに、なぜか満たされない。家事も仕事もひと段落したはずなのに、「何かしなきゃ」とそわそわしてしまう。そんな“ひまなのに休めない問題”に、じわっと効くのが、「暇と退屈の倫理学」です。本書は、「退屈=悪いこと」と決めつけず、私たちがなぜ刺激を求め続けるのかを、哲学のことばでやさしくほどいてくれる一冊。新潮社の紹介でも、現代の消費社会にある「気晴らし」と「退屈」の問題を鋭く考える本として紹介されています。読みにくそうなタイトルなのに、読後は「私、疲れていたんじゃなくて、散らかっていただけかも」と気づける本。今日はそのエッセンスを、忙しい毎日を生きる女性の目線で、くすっと笑いながら拾っていきます。