感染症を断ち切るには血液を浄化することだと断言する、医学博士石原結實氏著『コロナは恐くない恐いのはあなたの「血の汚れ」だ』をご紹介します。血液のはたらきのキホンから、なぜ血液は汚れるのか、血液の汚れがおよぼす害とはなにか、血液が汚れる原因の解説と血液をキレイにする方法を本書を引用しながらご紹介します。

 

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新型コロナウィルス感染症の真の原因は「血の汚れ」にある

人類と感染症の歴史から、感染症対策はいまこそ学ぶときであります。

恐いのは血の汚れ

新型コロナウィルス感染が止まらない。

本書は、チフス、天然痘、ペストなど、次々にあらわれる感染症の歴史から、感染症を断ち切るには血液を浄化することだと解説しています。

著者は医学博士でイシハラクリニック医長石原結實氏

著者は、ワクチンに頼る前に、コロナ禍命をまもるために、崩れた食生活のバランスを改善し「血液浄化」のためにいまこそ大転換が必要と語る。

高たんぱく・高脂肪・低炭水化物の食形態の激変が、「血の汚れ」を助長させ、自然免疫力の脆弱な人々を生んでいると緊急提言なのです。

医学博士石原結實(いしはらゆうみ)

著者医学博士石原結實氏プロフィール、引用にてご紹介します。

1948年、長崎県生まれ。長崎大学医学部を卒業して血液内科を専攻。その後、同大学院博士課程にて「白血球の働きと食物・運動の関係」を研究して、学位(医学博士)を取得。

難病の食事療法で世界的に有名だったスイスのべンナー病院や、長寿地域のコーカサス地方で自然療法を研究し、漢方薬の知識と合わせて確率した独自の食事療法を東京のイシハラクリニックや伊豆のヒポクラティック・サナトリウムで指導を実践。

各界要人たちの高い評価を得ている。 本書は、専門家も行政も、全く指摘していない「血液の汚れこそ、新型コロナ感染症の真の原因であり、血液の汚れを浄化し、コロナ禍から体を守る自衛策について」披歴した。

書評・レビュー紹介

読書メータで掲載されていました書評・レビューを引用してご紹介します。

 

感染症だけでなく、すべての病気は「血液の汚れ」が原因と理解。

すべての病気は「血液の汚れ」から来ているといい、食べすぎやストレスになどよって血液が汚れる原因~ファスティングで血液を浄化する方法が解説され、最終的に血を綺麗にして老廃物を取り除き免疫力を高め、新型コロナに立ち向かうための免疫を付けることが目的。

冒頭で人の免疫とワクチンでつく免疫の比較メカニズムも解説される。

血液浄化の方法を動物から学ぶ。

動物は病気や怪我をすると、「絶食」か「発熱」をして治す。

このことは、逆を考えれば。「過食」と「体の冷え」が病気を誘発。まず、なぜ、「免疫力を上げて感染症を防ごう」という基本を誰も言わないのかと。

ワクチン接種、集団免疫獲得より、自分の自然免疫を上げよ。血液の汚れをなくす(免疫力向上)には、食べ過ぎない、老いも若きも筋肉運動をする、ストレスは発散、体温を上げる(冷やさない)。

免疫とワクチン

本書では第一章で「免疫とワクチン」について解説しています。

免疫のはたらき

新型コロナウィルス感染症はコロナウィルスが体内に侵入し、鼻や口の粘膜、気管支や肺の細胞にくっつき、その細胞内に侵入して感染し発症するのです。

細胞内に侵入する前に排除できれば感染も発症もしないということ。つまり、免疫を強化することができれば、これらウィルスの侵入を防げる可能性が高くなるのです。

免疫と言うのは、病気(疫)を免れるための反応で、血液中に存在している白血球が重要な役割を果たしています。免疫には「自然免疫」と「獲得免疫」の2種類があります。

自然免疫は人間に生まれつき備わっている仕組みで、体に入ってきた病原体を食べるマクロファージのはたらきのある白血球のはたらきで病原体から体を守ります。いっぽう獲得免疫は、一度侵入した病原体の情報を記憶し、再び侵入された時にいち早く対処できるように学習する免疫です。

 

人間の身体は「自然免疫」と「獲得免疫」の2つの免疫によって、ウィルスなどの病原体から体を守られるのです。

ワクチンのはたらき

新型コロナウィルスワクチンは、メッセンジャーワクチン(mRNA)という遺伝子ワクチンが主に使われて、胎内に抗体を作って重症化する患者を救い、集団免疫を完成させるはたらきをし新型コロナウィルスの拡大を防止する目的があります。

著書が本書で危惧しているのは、この新型コロナウィルスワクチンの製造が異例の速さで開発、製造、承認されたこともあり、副反応に対する不安や効果に対する疑問もあると指摘しています。

ただし、ワクチン接種の8割の人は感染しても無症状か軽傷で済むという結果も事実。追って有効な治療薬も期待したいところです。

 

ワクチンは人工的に「獲得免疫」を作る仕組みです。

自然免疫力を高めるキーワード

本書では、自然免疫力を高めるキーワードを「筋トレ」と「体温」と紹介されています。

筋トレをすると筋肉細胞から分泌される物質(マイオカインというホルモン)が、 白血球の一種である細胞(ナチュラルキラー)の働きを高める効果があり、また、体温が上がると血液中の免疫細胞(マクロファージ)のはたらきが活発化して自然治癒力が高められると解説されています。

 

筋トレなどの運動と入浴など体温を上昇させることが自然免疫力を高めるキーワードなのです。

血液が汚れる原因

血液が汚れてしまうのは、「食べすぎ」と「ストレス」、そして「体の冷え」と明確に把握されています。

血液の重要なはたらき

血液の中には、私たちが食べたものが胃腸で消化され血液に吸収されます。

つまり、血液の成分には白血球や赤血球のほかにも、食べ物から吸収された水分、タンパク質、ビタミン類などの各種栄養素も含まれ、体の大切な細胞や臓器の栄養を養うことになります。

人の健康、人の免疫力には血液の状態はとっても大事になるのです。血液が汚れてしまうと免疫力は低下し感染症にもかかりやすくなってしまうのです。

 

体内の細胞や臓器が健康であるか否かは、血液の状態によって決まると言えるのです。

食べすぎ、ストレス、体の冷えがなぜ血液を汚すのか

食べすぎ、ストレス、体の冷え、それぞれの血液を汚す原因をみていきましょう。

 

食べすぎ

人類の歴史の中でほとんどは空腹に耐え飢餓にあえいでいたのが事実。それだけに空腹に耐える作りになっているところ、時間が来れば定期的に食べることができてしまう現代の食生活はここ数十年のこと。

 

人類の体はそれら毎日入ってくる栄養を処理できなくなるどころか、血液も汚れてしまうというわけです。

ストレス

また、人は心身にストレスを感じるとあるホルモン(アドレナリンとコルチゾール)が分泌され、血圧を上昇させたり、免疫にかかわるリンパ球を溶解して免疫力を低下させることもわかっています。

血液中のあるタンパク質(フィブリノーゲン)が増加することで血栓ができやすくなり、脳梗塞や信金梗塞を引き起こすなどキケンな状態にもなる可能性があるのです。さらに血液の汚れは、高血糖による糖尿病などの病気も引き起こしたりします。

 

血液が汚れることで、さまざまな病気の要因となるのです。

体の冷え

人間は36.5℃以上の体温で体内のすべての生理現象が営まれているのです。体温の低下は当然体内の臓器の代謝を低下させこれも血液が汚れる原因となると解説は続きます。

 

血液を汚す原因は、食べすぎ、ストレス、体の冷えである。

血液をキレイにする方法

汚れた血液を浄化するためのキーワードは「空腹」なのです。空腹により血液がキレイになり、病気を予防する、①オートファジー、②デトックス効果、③白血球の目覚め、3つのメカニズムの解説です。

空腹とオートファジー効果

「オートファジー」とは細胞内にある不要な物質を分解する仕組みとあります。

細胞には老廃物やウィルスなどが溜まり病気の原因になります。人間の細胞は、老化やストレス、紫外線などで細胞に老廃物が溜まってしまうというわけです。

断食をするなどして空腹状態にすると、細胞が老廃物やウィルスを自己消化する働きがあり、これが「オートファジー」の効果なのです。

 

空腹状態が細胞内の老廃物やウィルスを自己消化するオートファジー効果を生むのです。

毒素を排出するデドックス効果

1日から数日の断食をすると口臭が強くなり、舌には黄色いコケのようなものが発生と変化が見られる。これは、血液内の老廃物が対外に排出され血液が浄化されている証だと。

普段の生活で朝起きた時には口臭や鼻づまりなどが誰にもありますが、これも夜寝ている時の断食状態で、排泄現象が旺盛になっていると言えるのだと解説されています。

 

空腹はオートファジー効果だけでなくデドックス効果も期待が持てる。

白血球の目覚め

白血球は血液中に滞在し、対外から入ってくるウィルスや、体内でできる老廃物を貧食(食べる)て、体を病気から守ってくれる頼もしい免疫細胞です。

ところが、たくさん食べて満腹の時には血液中は糖などの栄養素でいっぱいになり、それを食べる白血球も満腹の状態になるというので驚きです。

この状態でウィルスなどが侵入して来たらどうでしょう? 満腹状態の白血球はウィルスを食べる本来のはたらきをすることなく免疫の役割を果たせなくなってしまう。

 

満腹状態は免疫力は低下するのです。

私の感想

本書を手にしてあらためて血液の働きや免疫力の機能を知るや、健康を害する原因は自分にありきと反省するのです。

そもそも大自然に生きる生物は食べ過ぎで肥満となり、それが原因で病気になるなんて話を聞いたことはない。やっぱり人間だけがと思うと、3食おいしいものを腹いっぱい食べている状況に、健康との因果関係が明らかにあると素直に理解できるのであります。

最近、夜食をすることなく朝食を抜いて1日2食の食事に切り替えてみると、はじめは空腹が悲しくも感じるのですが慣れてくるとこの空腹感が心地よくも、体が軽く感じるだけでも健康を意識するようになるのです。

 

本書を知り血液の大切さ、血液浄化の必要性、空腹の効果、ガッテンの納得なのです。

 

(marusubulog記事紹介)

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今回のまとめ

医学博士石原結実氏著、『コロナは恐くない、恐いのはあなたの「血の汚れ」だ』をご紹介しました。

血液の専門医である石原氏は、コロナウィルスに対してワクチンに頼る前に、また、命を守るために、崩れた食生活のバランスを改善し「血液浄化」のためにいまこそ大転換が必要と提言。

高たんぱく・高脂肪・低炭水化物の食形態の激変が、「血の汚れ」を助長させ、自然免疫力の脆弱な人々を生んでいると緊急提言でした。

血液の成分には白血球や赤血球のほかにも、食べ物から吸収された水分、タンパク質、ビタミン類などの各種栄養素も含まれ、体の大切な細胞や臓器の栄養を養うことになります。

人の健康、人の免疫力には血液の状態はとっても大事になるのです。血液が汚れてしまうと免疫力は低下し感染症にもかかりやすくなってしまうのです。

体内の細胞や臓器が健康であるか否かは、血液の状態によって決まると言えるのです。

血液が汚れる原因は3つ。①「食べすぎ」、②「ストレス」、③「体の冷え」で、それぞれのポイントを紹介しました。

さらに、血液をキレイにする方法も3つ。①空腹とオートファジー効果、②毒素を排出するデドックス効果、③白血球の目覚めでした。これらの方法のキーワードは「空腹」。

空腹状態が細胞内の老廃物やウィルスを自己消化するオートファジー効果を生み、毒素を排出するデドックス効果を導き、白血球が体を病気から守ってくれる免疫細胞としてその威力を発揮するということ。

逆に言えば、満腹状態では免疫力は低下してしまうということが結論でありました。

コロナ禍、今やるべきことは「血液浄化」こそなのです。

 

いかがでしたでしょうか。

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