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最近の日本は大きな地震が続いています。ところで地震には震源地がどこどこで、マグニチュードや震度がいくつなどと発表されます。マグニチュードと震度の違い似ているようでどう違うのか? その数字の意味するところは? 地震が多発しているだけにちょっと整理が必要のようです。今回は地震のマグニチュードと震度について取り上げてみました。
目次(ページコンテンツ)
震度とマグニチュードの違い
そもそも地震発生時の震源地がすぐにわかるのはなぜなのでしょう? 気象庁によりますと全国約200箇所に地震計を設置し、東京や大阪などにリアルタイムで集約、遠く離れた場所の観測データをリアルタイムで一元管理、コンピューターで瞬時に計算することで瞬時な速報が可能なのだそうであります。
マグニチュードと震度の違い?
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地震の大きさを示す場合に2つの尺度が使われます。ひとつは「マグニチュード」でもうひとつが「震度」です。マグニチュード=地震の規模を表す値、 震度は=揺れの程度を表す値なのでマグニチュードと震度はぜんぜん意味が違うというわけですね。
これって夏の夜空を飾るあの「花火」に似てません?
花火の玉の大きさが「マグニチュード」で、花火の音が「震度」。いくら花火の玉(マグニチュード)が大きくても、遠く離れれば音(震度)は小さくなります。逆に玉(マグニチュード)が小さくても、
近くにいれば音(震度)は大きくなりますね。それぞれ別の意味を持つのですが、大いに関係があるというわけでもあります。
花火の玉の大きさが「マグニチュード」、花火の音が「震度」。
マグニチュードの値の意味
「マグニチュード」は花火の玉の大きさ、つまり地震そのもののエネルギーの規模を表す物差し。
マグニチュードは1増えると地震のエネルギーが32倍になる!
マグニチュード8の地震はマグニチュード7の地震の32個分というわけです。ちなみに2011年3月11日の東北地方太平洋地震はマグネチュード9でした。いかにそれが超巨大地震であったかがよくわかります。巨大地震M8の32倍というわけですから驚きます。
マグニチュード7は大地震、マグニチュード8は巨大地震が一般的目安。
震度の値の意味
震度は、「ここがどれだけ揺れたか」の指標です。もう少し具体的には、震度観測点に設置された震度計の内部でデジタル処理が行われ計算されているというのです。気象庁によりますと、この観測点は気象庁、地方公共団体、防災科学技術研究所が設置したものを合計すると全国で4,375箇所も設置されていると驚きです。(2021年1月現在)
つまり震度はこのそれぞれの観測点ごとに、その場所でどれだけ揺れたのかという指標になる。同じ地震でも観測点の地盤の固さとかで揺れ方も揺れの大きさも変わってくるというわけです。
震度は、ここがどれだけ揺れたかの指標です。
過去日本で発生の大地震のマグニチュードと震度
過去日本で実際に発生した大地震の最大深度とマグニチュードを引用してご紹介です。
平成19年新潟県中越沖地震
マグニチュード6.8、最大深度6強、死者数15名、負傷者数2,346名
平成23年東日本大震災
マグニチュード9.0、最大深度7、死者数19,729名、行方不明者2,559名、負傷者数6,233名
平成28年熊本地震
マグニチュード7.3、最大深度7、死者数273名、負傷者数2,809名
平成30年北海道胆振東部地震
マグニチュード6.7、最大深度7、死者数43名、負傷者数782名
東日本大震災の死者数、行方不明者数、負傷者数とも飛びぬけてます。いかに大きな地震であったか、津波が恐ろしいかと考えさせられます。
災害時のSNSの使い分けは?
地震や津波、豪雨などの自然災害の情報発信と収集には、Twitter、LINE、FacebookのSNSは欠かせないと言われます。それぞれをどう使い分けたらいいのでしょう!? 専門家の解説からポイントを紹介します。
Twitterの特徴
Twitterの特徴は「リアルタイム性」と「拡散力」と言われてます。それもそのはず「今なにしてる」と問いかけているのですから、「すごい揺れ、家の中ゴチャゴチャ」とか、「車が目の前でひっくり返ってる」とか、「今どこどこで困ってる!」などなど。
その上、画像や動画も送れるから状況が正確に伝わりやすい。リツーイトですぐ拡散できるから、災害時のリアル配信はTwitterの大きな魅力です。
Twitterは災害状況や被災者の様子など災害時リアルな情報伝達に向いている。
2018年6月18日の朝に起きた大阪府北部地震は震度6弱と大きな揺れが発生。このとき吉村洋文大阪市長がTwitterで地震にまつわる有益な情報発信がとても役立ったと話題になりました。
「余震の可能性があるので倒れた家具は元にもどさないで」とか、「火災3件、救護救助20件発生」など現状を具体的に報告したことが、タイムリーでリアルな情報発信となり大阪市民にとってはとても信頼され確かな情報として役立ったと評価されている。大きな地震などの災害直後はデマ情報や不確かな情報が錯綜して本当なのか分からなくなるのも事実。
LINEの特徴
LINEは家族や友人などとTwitterに比べてクローズなやり取りなので、家族や友人の「安否確認などに向いている」のが特徴。
LINE誕生のきっかけは東日本大震災。震災当時は電話はつながらず、メールも届かない。大切な家族の安否がなかなかできずに不安が募った。ここから緊急時に電話回線を使わずにホットラインができるように開発されて2011年6月に誕生したのがLINEであるのです。
現在、LINEの情報漏洩問題が気になりますが、緊急時に役に立つのはたしかなので、しっかりと修正してもらいたいものです。LINEの既読はすぐに返信できなくても安否が確認できるのもありがたいのです。
Facebookの特徴
FacebookはTwitterよりも情報量を多く情報発信ができる点が特徴。実際、災害ボランティアの募集などにFacebookを使うケースが多いそうであります。
フェイスブックジャパンでは、災害が発生すると「災害支援ハブ」が起動して、自分の安否を周囲に知らせる「セーフティチェック」と、必要な物資のマッチングを図る「コミュニティヘルプ」が立ち上がるのだと。
こちらも東日本大震災を受けて社内のスタッフの皆さんが開発されたのだとこちらも頼もしい。
私の感想
私が経験した最大深度は震度5弱でありました。おかげさまで揺れの時間は短く、比較的被害も小さく済んだことが何よりでした。それにしても東日本大震災後は、いまだに余震も大きく、日本全国で頻繁にやや大きな地震が発生していることが気になります。
近い将来、首都直下地震や南海トラフと地震など、迫りくる大地震が心配で不安になります。平時の備えが大事とばかりそれなりに防災対策を講じ始めているのも事実。
我が家も家の中の断捨離に力をいれて、就寝するときは家具などでつぶされないよう家具の固定やベッドの位置なども防災を意識して変えたりしてます。
懐中電灯を各部屋に配置したり、水や食料、薬なども少しずつ確保をはじめました。
SNSの使い分けも学び、被害を最小限にと心がけるばかりです。
今回のまとめ
地震のマグニチュードは花火の玉に似ていて地震のエネルギーの大きさのことでした。震度は花火の音に似ていて震源地からの距離や地盤の固さなどで震度の大きなが変わるとお伝えしました。震源地が近くであればマグニチュードが小さくとも揺れは大きくなったり、海の底で大きなマグニチュードが発生すると津波などの危険が増すということでした。
地震発生の情報に慌てず、震源地はマグネチュードはそして震度はと確認し、身近な防災に役立てたいものです。
マグニチュードは地震エネルギーの大きさ、「ここがどれだけ揺れたか」の指標。
地震や津波、豪雨などの自然災害の情報発信と収集には、Twitter、LINE、FacebookのSNSは欠かせない。それぞれをどう使い分けたらいいのでしょう!? 専門家の解説からポイントを紹介しました。
Twitterのリアル情報、LINEの安否確認、Facebookの災害情報量が災害時とても役立つ。
今回は地震が多発し気になる中、マグネチュードと震度の違いなどお伝えしました。お役に立つかどうかはわかりまsねんがSNSの災害時の使い分け等も含めて、少しでもお役に立てばうれしく思います。
いかがでしたでしょうか?
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