今回のテーマは、仕事や人間関係が劇的によくなる近道!デール・カーネギーの不朽の名著「人を動かす」です。ご存知のとおり時代を越えて読み継がれるあらゆる自己啓発書の原点。ところで、今や日本社会では人間関係に悩み苦しむ人が絶えないと言われています。本書には、「人間関係のお悩み解決方法」「幸せに生きる方法」「人を動かす方法」が書かれています。それは人を動かすテクニックではありません。人を動かす原則が解説されているのです。原則には隠された原則があるのです。それを知った人こそが劇的な人間関係の変化、人生までが変わるはずです。

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人間関係をよくしたい

もっと人間関係をよくしたい、コミュニケーションを上手に取りたい、そう思ったことありませんか!?

もっともストレスを感じる相手とは

ストレスを感じる相手は男性と女性で大きく違いがあります。

引用元:オンライン総合旅行サービスDeNAトラベルの「ストレスと旅行」の調査

 

男性が人間関係で悩みを抱えている相手ランキングTOP5。

  • 1位     上司
  • 2位     同僚
  • 3位(同率) 夫or妻
  • 3位(同率) 親
  • 3位(同率) 友人

 

女性が人間関係で悩みを抱えている相手ランキングTOP5。

  • 1位      同僚
  • 2位     上司
  • 3位     友人
  • 4位     恋人
  • 5位(同率) 夫or妻/親類
  • 5位(同率) 親
  • 5位(同率) 部下・後輩

 

女性の方が男性に比べて人間関係に対し強くストレスを感じる傾向がある様です。

 

さて、あなたはいかがですか!?

求められるコミュニケーション力

人間関係に悩みは尽きないといえども、社会人たるや避けては通れない

それにしても、人間関係がよくするためには何が必要なのでしょうか。

 

求められるもの必要なものは、

  • 良好なコミュニケーション

 

コミュニケーションとは、

  • 互いの考え方や気持ち、価値観を伝える行為。

 

人間関係をよくするためには互いに理解し合えること。

とはいえ、相手は自分の思うようにはならない。

 

結局のところ、自分が歩みよらなければ、人との良好なコミュニケーションは取れずです。

コミュニケーションを上達させるには

良好なコミュニケーションは自分から。

コミュニケーションは相手があってこそ

コミュニケーションは互いの考え方や気持ち価値観の伝え方でした。

 

とならば、

  • あなたの人に対する、態度、話し方、聞き方が重要になります。

 

そこには、相手が必ずいるということ。

 

つまり、

  • 自分の話したい内容を話すこと以上に、相手の話したい内容を聞くほうが大事。

 

相手のしたいより自分のしたいになっている、自分がコミュニケーションをつぶしている!?

自分が中心

求められるのはパラダイムシフト。

 

あなたは、

  • 人の話を聞いているようで聞いていない、ただ自分の話をしてしまう。
  • 相手は話を聞く状態でないのにもかかわらず一方的に話しかけてしまう。
  • 相手のことではなく常に自分の価値観を押しつけてしまう。

 

良好なコミュニケーションを邪魔しているのは、

  • あなたの経験、知識、価値観。

 

「分かるだろう」と、ひどい球を投げては受け取ってもらえなかったことに腹を立ててしまう。

ノイズを捨ててフラットに接する

実は人の話を聞く時間はどんどん減っているという調査結果があります。

スマホにメールに聞くよりも見てしまう。

 

人が最も孤独を感じるときとは、

  • よいことが起こったのに誰も私の話を聞いてもらえないとき。

 

人間関係の破綻の原因は、

  • 相手の話を聞かないことである。

 

私の話を聞いてくれていないと感じていると不安は不満に変わる。

 

気づいてほしい、

  • あなたの話しを聞いてくれないのではなく、あなたが人の話を聞いていないだけなのです。

 

さらに、自分には先入観がないと思い込んでいるのです。

実は、相手をさまざまな偏見、ノイズで見てしまう。

  • 敵を憎むな判断が鈍る。

 

好きだ嫌いだ、ノイズを捨てよ、相手とフラットに接する”あなた”の技術が必要です。

人を動かす究極の3大原則

デール・カーネギーの不朽の名著「人を動かす」には、究極の3大原則があります。

原則1:盗人にも5分の理を認める(批判も避難も苦情も言わない)

たとえ盗人でも「自分が間違っている」とは認めたくないもの。

そんな人にもっともな批判を加えたとしても無意味。けして、状況はよくならない。

 

相手がどれほど間違っていても、

  • まずやるべきことは相手を認めることからはじめよ。

 

日常でたとえば会議などで、意見を出した部下の意見を上司が批判したり部下自身を非難したり。

とたんに会議は意味を果たさなくなってしまう。

 

自分の子供に対しても。

親の言うことを聞かないと批判し文句も言ってしまっては悲惨な結果しか招いてしまう。

 

部下やご自身の子供でさえも批判や避難をして文句を言っている。

 

  • あなたは、どんな相手にも、批判も避難も苦情すら言う必要はないのです。

 

「盗人にも5分の理を認める」とはなかなか理解しにくいかもしれません。

ここにこそ、良好な人間関係の原則があるのです。

 

あなたを認めてほしいのではなく、あなたが相手を認めるのです。

原則2:自己重要感を与える(率直で誠実な評価)

人間は誰しも「重要な存在でありたい」、「認めてほしい」という欲求を持っています。

集団の中でも特別で重要な存在でありたいと願っているのです。

 

  • 「人を動かす」とは、こうした人間の真理を理解すること。

 

相手の優れているところをストレートに伝えることで、相手に重要感を与えることができることから。

  • なによりも大切な点は、それが真実であり本音であることです。

 

とってつけたようなウソやお世辞は厳禁。

逆にこちらの信頼を損ねてしまう、注意しなければなりません。

 

相手の優れているところの事実を率直で誠実に評価することが人を動かすマネジメントの原則です。

原則3:人の立場に身をおく(強い欲求をおこさせる)

人を動かす唯一の方法が「その人の好むもの」を問題にしますとあります。

もちろん「好きなお菓子でも与えよ」と言っているのではありません。

 

相手がなにを欲しているのかを考える。

それを手に入れる方法を一緒に考える必要があるというわけです。

 

つまり、

  • 相手(又は部下)の利益と自分(又はマネージャー)の利益を一致させることにつながります。

 

そのためにあなた(マネージャー)こそが起こすべき行動が、「相手に誠実な関心を持つ」こと。

  • 「相手の立場に身を置く」ことです。

 

相手への誠実な関心と立場に身を置くが相手をやる気に、成果につながる原則です。

人を動かす

本書の出版は1936年。現在でもビジネスパーソン必携の1冊としてあまりに有名。

本書の紹介

全5パートで構成されています。

  1. 人を動かす三原則
  2. 人に好かれる六原則
  3. 人を説得する十二原則
  4. 人を変える九原則
  5. 幸福な家庭を作る七原則

 

人間関係をより円滑にする原則。

コミュニケーションスキルを高めるノウハウが事例とともに紹介、解説されています。

なぜ部下が育たないのか、部下育成になにが必要なのか心構えが学べるはずです。

家庭においても大切な原則。

 

目次を引用しました。

各原則が確認できます。

人を動かす(目次)

 

まさに「人を動かす」原則がここにあります。

人を動かすの隠された原則

もうおわかりですね。

カーネギーの「人を動かす」は相手を動かすテクニックではないということ。

 

ここに書かれている「人」とは「あなた」です。

 

つまり、

  • 「人を動かす」とは「あなたを動かす」なのです。

 

本書に書かれていることは、「私を動かす」原則が書かれているのです。

今回のまとめ

というわけで、今回は以上です。

仕事や人間関係が劇的によくなる近道!デール・カーネギーの不朽の名著「人を動かす」のご紹介。

ご存知のとおり時代を越えて読み継がれるあらゆる自己啓発書の原点。

 

今や日本社会では人間関係に悩み苦しむ人が絶えないと言われています。

本書には「人間関係のお悩み解決方法」「幸せに生きる方法」「人を動かす方法」が書かれています。

 

それは人を動かすテクニックではありません。

 

  • 人を動かす原則が解説されています。

 

ところで、この本を手にして人間関係はよくなりましたか。

 

そうはならないはずです、

  • 人を動かそうとするから。

 

人を動かすには隠された原則があります、

  • 「人を動かす」は、「私を動かす」ための原則なのです。

 

私を動かすと人間関係が変わります。

人間関係が変わってくると人生が変わります。

 

人生が変わると、あなたは”幸せ”を実感することでしょう。

 

いかがでしたでしょうか?

最後まで読んでくださりありがとうございます。

少しでもヒントになればうれしく思います。

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