引き寄せの法則を徹底的に実践してきた著者・角由紀子さん。ポジティブ思考に徹し、目標や願いを引き寄せようとし続けた結果、人生が「バグ」りかけた──そんなリアルな体験を綴ったのが本書、「引き寄せの法則を全部やったら、効きすぎて人生バグりかけた話」です。何を信じ、何を手放し、どうバランスを取るか。成功と迷走の狭間で揺れる彼女の物語には、多くの人が共感し、「実践すること」の危うさと向き合うチャンスが詰まっています。本記事では、著者の核心的主張を整理し、読者が日常に活かせるヒントをエッセイ風にご紹介します。
目次(ページコンテンツ)
引き寄せに盲目的になる危険
―「ポジティブ以外、排除せよ」は、
落とし穴になる
著者が最初に陥ったのは、
ネガティブ感情をすべて否定し、
“良いエネルギー”だけを集めようとする姿勢。
けれど、人間は複雑な感情を持つ存在です。
悲しみや不安、怒りといった
感情にも意味がある。
そうした自分の一部を否定すると、
心のバランスが崩れてしま。
「引き寄せています!よし!」と思っても、
無意識の奥底で抵抗が働き、
むしろ事態が悪化することも。
本書では、自分の感情すべてを
受け入れる重要性が強く訴えられています。
成果を焦ると「努力の毒」に
―結果だけを求め続けると、
プロセスを踏み越してしまう。
引き寄せの法則には、
「思考を変えれば現実も変わる」という
マジックのような魅力があります。
しかし生身の私たちは、
たとえ思考を整えても、
現実を動かす行動が伴わなければ
成果は生まれません。
「引き寄せた!」と信じて努力を怠れば、
気づいたときに進化の道を
踏み外していることもあります。
著者は「行動と感情は
セットで進めるべき」と強調。
願いを叶えるための小さな一歩を、
大切にしていくことを繰り返し説いています。
外部情報の受け取り方で人生が歪む
―“成功者”の美談だけを信じると、
実像がゆがむ。
引き寄せ系の書籍やセミナーには、
成功者のエピソードが溢れています。
けれど、そこには「モヤ」「苦労」「失敗」の
裏話がしばしば省かれています。
著者自身、周囲の美しいストーリーと、
自分のリアルな体験とのギャップに
苦しんだ時期がありました。
これにより「自分は引き寄せが
できていないダメ人間」だと自己否定する結果に。
現実を冷静に受け止め、「光の面」だけでなく
「影の面」も一緒に見る視点を持つことが、
精神の健やかさにつながるのです。
今回のまとめ
―バランスが「引き寄せ」の鍵
ポジティブとネガティブ、
思考と行動、本とリアル。
すべてがセットで機能する。
本書で繰り返し語られるのは、
“どれかを極める”ではなく
“複数の視点を自分の中で調和させ、
合わせ技で前に進む”。
感情を押し込めず、
ネガティブも受け止めることで
心が折れにくくなる。
思考と行動を両輪でまわすことで、
真の引き寄せ力が生まれる。
さらに、成功体験の美しい部分だけでなく、
挫折や葛藤も含めて知ることで、
「自分は人並み外れてできていないんじゃないか?」
という自己否定から解放されるのです。
あとがき:誰だって、楽して夢を引き寄せたいと思うもの。願いが叶うなら、苦労もネガティブも全部スキップしたい。だからこそ、「引き寄せの法則」という輝かしい言葉に惹かれる。でも角由紀子さんが教えてくれるのは、それだけでは人生はまわらないという現実。大切なのは、心のバランスを取り、泥臭い行動も厭わず、自分の「影」も否定しない覚悟。そんな覚悟があれば、引き寄せが“効きすぎ”て怖くなる日が、本当のスタートになるのかもしれません。あなたの願いが叶うプロセスに、幸多からんことを願っていますよ。
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いかがでしたでしょうか?
最後まで読んでくださりありがとうございます。
少しでもヒントになればうれしく思います。







