PCを使っているときに突然、数字の10キーを押しても数字が入力されないというときがあります。突然ですので、「なぜ？」「どうして？」と慌ててしまいます。原因は「NumLock」キーがOFF状態になっているから。さて、「NumLock」キーとは。と同様に「CapsLock」キーも存在は知っているものの実際にはあまり使わない、何のために存在しているのかよくわかっていないキーでもあります。今回は、それらのよくわからないキーが何のためにあるのかPCキーボードの豆知識をご紹介します。
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NumLockとCapsLockの謎めいた２つのキー
あまり使わないキーですが、知らないと厄介なことになることもあります。それぞれの役割をご紹介します。
NumLockキーについて
NumLockキーは「ナムロック」と読みます。デスクトップパソコンの一般的なキーボードの右側にはテンキーが並んでいます。このテンキーの上部左隅に「NumLock」キーがあります。普段はほとんど意識する必要のないキーです。
「NumLock」の「Num」は数字という意味です。「Lock」は固定するですから、「数字キーを固定する」という意味になります。このキーのON、OFFでテンキー数字の入力のONとOFFを切り替えます。通常はテンキーを押せば入力できるようにONにしておきます。
「NumLock」キーがONかOFFかは、その上にあるランプのON・OFFで現在の状況が分かります。キーボードの種類でその位置が違います。お使いのキーボードで「NumLock」をON・OFFをしてランプのそれを確認することをおススメします。
突然、キーボードの10キーが入力されないのは、NumLockキーがOFFになっているからです。
CapsLockキーについて
CapsLockキーは「キャプスロック」と読み、「Caps」は大文字という意味です。大文字をロックするということは、大文字を固定するキーボードだということです。つまり、アルファベットを大文字で入力できるようにする役割がCapsキーにあります。
通常はOFFにして小文字も打てるようにしておきます。ONのままでは文字の入力字の様子に違和感を感じることがあります。その場合はCapsLockをOFFにしてみる必要があります。
先のNumLockキーで、それぞれのキーの状態がON・OFFなのかランプでもわかると紹介しましたが、通常CapsLockキーのランプはOFFの状態です。
ON・OFFの切り替えは「Shift」キーを押しながら「CapsLock」キーを押します。
CapsLockキーは、たまに知らぬ間にＯNになっていることがあるので切り替えの必要が生じます。
私の感想
テレビやラジオと違って、パソコンを使うというのはいろいろな出来事が起こります。後になるとなんでもないことなのですが、なぜそうなるの？と思うことも多々あります。それが面白いと言えればいいのですが、急ぎの時の突然のトラブルにはなかなかどうして焦りまくります。
今回の「NumLock」キーなども知っていればなんでもないのですが、初心者時代はこのキーひとつでも悩まされます。パソコンは自動車免許と同じ。経験してはじめてわかることが多くあります。テレビやラジオのように、電源をON・OFFすればいいだけではないことがパソコンの魅力でもありやっかいな存在でもあります。
パソコン操作でイラつくことがありますけど、理解すれば納得感もうれしいのがパソコンライフの楽しみかもしれません。
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今回のまとめ
PCのキーボード、ある日突然10キーの数字を押しても入力できないという場面に出会うことがあります。突然ですから焦るのは当然、なにか特別なことが起きたのかと思いきや、テンキーに並ぶ「NumLock」キーがOFFになっていたことが原因であったなんてことがあります。
わかれば何事もないNumLockキーをON・OFFするだけで問題解決するのですが、知らなきゃ困るというわけであります。同じように、CapsLockキーもそのON・OFFで不具合が生じたりするから困ります。
パソコン操作は自動車の運転と同じ。やってみて慣れてはじめて理解することが多々あります。難しい理屈でないことを理解した中で、経験あるのみです。
今回は、PCキーボードの豆知識NumLockとCapsLockは何のためにあるのをご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
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