毎週月曜日発売、講談社「週刊現代」。2021年10月23・30日号では『「まさか」のそのためにいま夫婦でやっておく準備」の保存版大特集がいろいろと考えさせられます。とりあげた記事内容はどれもなかなか厄介な内容ばかり。誰でもおこることだけに、この際本誌の言う通り夫婦で考えておきたいもの。本ブログではこの特集から『「家族葬」で後悔する人続出している』をピックアップ。最近、よく耳にする家族葬。後悔する人続出とはどういうことでしょうか。本誌をもとにご紹介します。

 

週刊現代(2012年10月23・30日号)

週刊現代2012年10月23・30は、「保存版大特集」。

「まさか」のその日のためにいま夫婦でやっておく準備

週刊現代2012年10月23・30日号では、保存版大特集として『「まさか」のその日のためにいま夫婦でやっておく準備』を注目。

誰にでもおこること。運が悪かったと嘆いても、失った時間やおカネは戻ってこない。誰かが助けてくれるわけもない。だからこそ、信頼できる連れ合いと協力して、いまから「万全の備え」をしておこう。と切実なサブタイトル文が心にズシリとのしかかる。

週刊現代@WeeklyGendai

小見出しには、「想定外の長生き、これが実際にかかるおカネの総額」、「何が何でも妻から聞き出しておかねばならないこと」、「認知症の備えで後見人をつけると大失敗」、「寝たきり生活になったときのあなたの24時間、夫婦の家系」、「そして、最後はひとりを生きる」などなど、この先の不安がリアルに記事は踊ります。

※長生きは誰しもが願うこと。しかし、長生きのリスクもあることを忘れてはなりません。夫や妻の突然の死はもちろん、認知症や寝たきりになることや思わぬ災害や事故に見舞われてしまうケース、最後には独居生活と考えさせられます。だからこその「まさか」のその日のためにいま夫婦でやっておく準備が必要なのです。 週刊現代 2021年10月23日・30日号 [雑誌]

 

長生きにはリスクが生じること忘れてはなりません。

夫婦だけでなく家族の問題でもある

「まさか」のその日は、高齢者の夫婦で考えるべき問題に限ったことではありません。高齢者の子供たちや家族の問題でもあります。実家で暮らす高齢の親の見守り、介護の問題、「まさか」の葬儀はもちろん、葬儀後の手続きなど悩ましくも頭を抱える問題は山積みです。

本誌記事には『「まさか」のその日のためにいま夫婦でやっておく準備』を取り上げているわけですが、夫婦だけではなく家族でも知っておくべき大切な備えについてと捉えた方がよさそうです。

となりますと、中でも突然親が亡くなり慌ただしく葬儀となった場面、残された家族の心構えも考えておきたいものです。記事の中にあります『「家族葬」で後悔する人が続出している』が気になります。記事のポイントを要約にてご紹介します。

 

長生きは夫婦だけの問題ではないのです。

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全然、想像と違いました「家族葬」で後悔する人が続出している

最近の葬儀事情は、日本全国大きく変わってきているようです。「家族葬」はよく耳にする固有名詞にもなりました。気兼ねなく家族だけで故人を送る葬儀は、費用も安く手軽でいいと考える人が多いようです。問題はその「手軽さ」にあるようです。

家族葬で思いのほか葬儀費用が高くついてしまった

2年前に脳出血で亡くなったのは、あるご家庭のお話から始まる、どこでもあるようなお話です。

喪主を務めた夫は、「最近はこれが流行っているらしいから」との理由で、手間もかからず、費用も安くて済むという家族葬で葬儀を執り行うことに決めた。

しかし、ふたを開けてみると、思いのほか葬儀費用が高くついてしまった。葬儀社の言うままにオプションをつけてしまったのが原因と60万円くらいかかってしまったことに喪主の奥さんは嘆く。

 

こうした事態を招かないためには、夫婦で事前に話し合い葬儀の予算を決めて葬儀社に相談すべき。

家族葬のやっかいな問題

家族葬の後悔はおカネだけではないと記事は続きます。

家族葬で行った葬儀のあとも弔問客が絶えず、そのたびにお茶を出したり、後日、菓子折りを郵送したりと本当にくたびれてしまった。一般葬でその日のうちにすべてが終わるのとは大違いとこれまた後悔を語る喪主の奥さん。

家族葬の「手軽さ」という考え方が面倒を引き起こす一例。

 

家族葬の「手軽さ」という考えが面倒を引き起こすケースはまだまだこれだけではないのです。

菩提寺が激怒

別のご家庭の家族葬のエピソード。

その方は大阪で親の葬儀を行った。四十九日で九州にある先祖代々の墓に納骨しようと菩提寺に連絡したところ、「なぜ連絡せずに葬儀をやった」と大激怒されてしまったというのです。結局、九州でもう一度お葬式をして改めて戒名をもらわないと納骨はさせられないとなり、当然、お布施も要求されたとあります。

いっそ墓じまいをして、大阪の納骨堂に納めようとしたところ、次は菩提寺から「離檀料100万円が必要だ」と言われて関係までがこじれてしまったと後悔。

家族葬だから手軽と安易に考えていると想定外の厄介ごとにまきこまれると記事は注意喚起で結んでいます。

 

家族葬だから楽々とはいかず、各方面に義理を欠かぬようきちんと準備が必要です。

私の感想

私が直接聞いた「家族葬」での後悔のお話です。

若くしてご主人をがんで亡くされた奥さんが喪主を務められた。亡くなられたご主人は生前に、「家族に葬儀で迷惑をかけたくない」と家族葬を希望されていた。亡くなられていざ葬儀となったときは、故人の思いを尊重して家族葬で供養をすることに。

もちろん家族皆同意し、丁寧にも喪主の奥さんは親族にもその意向を伝えて了解を得ていた。近くの葬儀ホールで小さくシンプルな祭壇を用意してもらい、家族と親族だけのささやかな葬儀の予定であった。ところが、通夜当日集まった親族の、特に夫の兄弟から苦情が発せられてしまった。

シンプルで小さな祭壇が悲しくも寂しく故人がかわいそうだと言い出した。故人の兄弟の苦情は通夜葬儀のあとも続き、今までとてもよかった親族間の関係はもろくもギクシャクと厄介な関係になってしまった。あれほど事前に了解をとっていたにも関わらずに。

家族の死、身内の死は人生最大のストレスとも言われます。それだけに、通夜の場面でいろんな感情が出てしまうのでしょうか。考えさせられます。

 

人ひとり亡くなる重さはいつの時代も同じです。

http://marus.info/life-country-marusblog/

http://marus.info/education-child-marusblog/

http://marus.info/control-anger-marusblog/

今回のまとめ

今回は、週刊現代2012年10月23・30日号、保存版大特集として『「まさか」のその日のためにいま夫婦でやっておく準備』から、『全然、想像と違いました「家族葬」で後悔する人が続出』をピックアップして記事の要約をご紹介とさせて頂きました。

家族葬で思いのほか葬儀費用が高くついてしまったこと、家族葬で起きた厄介なことに菩提寺の激怒など、最近の葬儀事情であるあるの記事。

後悔の原因には「家族葬」からくる手軽さでできるというイメージ。手軽な儀式、手軽な供養、そして手軽な費用と考えてしまってのトラブルなどご紹介でした。

長生きのリスクは本人や夫婦だけの問題ではなく、家族全体の問題でもあります。本誌の今回の特集は家族で読んでみる価値ありの内容ですとご紹介するわけであります。

 

せめて「まさか」のその日のためには夫婦で備えを考えておきたいものです。

 

いかがでしたでしょうか?

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