自分の意見を求められたとき、うまく言葉にできず戸惑うことはありませんか。人の考えに合わせたり、なんとなくの感想で終わったりする経験は、多くの人にあります。情報があふれる時代では、正解を探すほど迷いやすくなります。この記事では、小川仁志著『「自分の意見」ってどうつくるの? 哲学講師が教える超ロジカル思考術』の考え方をベースにした論理的思考から、「自分の意見」をやさしく育てる方法を紹介します。難しい理論ではなく、日常の中でできるシンプルな習慣です。考えることへの不安がやわらぎ、自分の言葉に少しずつ自信が生まれます。会話や発信にも役立つ、思考を整えるヒントをお届けします。

意見は「理由」を添えると伝わる

-意見は感想ではなく理由で深まります

「好き」「良いと思う」だけでは、
気持ちは伝わっても説得力は生まれません。

そこで大切になるのが、
「なぜそう思ったのか」を言葉にすることです。

 

たとえば、
本を読んで面白かったと感じたとします。

その理由を少し考えてみます。

・登場人物に共感したのか
・新しい気づきがあったのか
・文章が読みやすかったのか

こんなふうに理由をいくつか並べるだけで、
ただの感想が、自分の意見に変わります。

 

ポイントは、
正しいかどうかではありません。

大事なのは、
自分が感じた根拠を見つけることです。

 

この積み重ねが、
自然と自分らしい考えを育てていきます。

考えを整える「事実」と「解釈」の分け方

-事実と解釈を分けると考えがクリアになる

私たちは出来事を見たとき、
すぐに意味づけをしてしまいます。

その思い込みが、
意見を曖昧にする原因になります。

 

まずは、
起きた事実だけを書き出します。

見たこと、聞いたこと、
数字などの客観的な情報です。

そのあとで、自分がどう感じたか、
どう考えたかを書きます。

これが解釈です。

 

たとえば会議で発言が
少なかった人がいた場合です。

発言が少なかった、
これは事実。

やる気がないと思った、
これは解釈です。

 

この二つを分けるだけで、
感情に振り回されにくくなります。

冷静に考えられるようになり、
意見にも落ち着きが生まれます。

意見は「問い」を持つ習慣から生まれる

-結論は、よい意見は小さな問いから育つ

ニュースや出来事に触れたとき、
ただ受け取るだけでは思考は深まりません。

 

そこで、
「なぜそうなるのだろう」と
自分に問いかけてみます。

さらに、「本当にそうだろうか」と
別の可能性も考えます。

 

反対の立場の人はどう考えるのか、
誰にとってメリットがあるのか。

このような問いを重ねることで、
物事を多面的に見られるようになります。

 

問いを持つ習慣は、
思考の筋トレのようなものです。

続けるほど、
自分の視点がはっきりしてきます。

 

やがて、自分の軸が
少しずつ整っていきます。

今回のまとめ

自分の意見は、
特別な知識や才能がなくても
育てることができます。

理由を考えること。
事実と解釈を分けること。
小さな問いを持つこと。

この三つの習慣が、
思考の土台になります。

 

まずは、今日の出来事を
一つ振り返ってみてください。

良かったことや
気になったことを選びます。

そして、
「なぜそう感じたのか」を書いてみます。

 

たったそれだけの行動でも、
考える力は少しずつ整っていきます。

言葉に自信が生まれ、
自分の考えを安心して伝えられるようになります。

あなたの中には、
すでに考える力があります。

それを日常の中で、
ゆっくり育てていきましょう。

 

あとがき:以前は、自分の意見を言うことに少し苦手意識がありました。でも、問いを持つ習慣を続けるうちに、考えることが楽しくなりました。あなたの感じたことや考えたことには、きっと価値があります。自分の言葉を大切に、少しずつ育てていきましょう。応援しています。

 

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最後まで読んでくださりありがとうございます。
少しでもヒントになればうれしく思います。