わたしたちは、悩みをとてもまじめに信じて生きている。頭に浮かんだ不安や違和感を、そのまま現実として抱え込み、「これは大事な問題だ」と胸に抱きしめてしまう。石川幹人さんの『その悩み、9割が勘違い』は、そんなわたしたちの思考に、やさしく、しかしはっきりと待ったをかける一冊。不安は事実ではなく、脳の仕様や進化の名残から生まれる勘違いかもしれない。そう聞くと、少し拍子抜けする。でも読み進めるほどに、肩の力が抜けていく。悩みは消さなくていい。ただ、正体を知ればいい。その視点が、この本全体を静かに貫いている。
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その不調、病気じゃなく“未処理の感情”かもしれません。
最近、ふっと思うんです。「なんであの時、あんなにイライラしたんだろう?」とか、「どうして涙が突然出ちゃったんだろう?」って。頭では理解しているつもりなのに、身体はまるで別の意思を持っているみたいに反応することがある。藤堂ヒロミさんの『からだに聞いたこころの秘密』を手にして、私はようやく気づいた。身体って、ただ動くためにある器じゃなくて、心のメッセージを代わりに語ってくれている存在なんだって。今日は、その気づきを、日々揺れている心と身体の間にそっと置けるような言葉で綴ってみたいと思います。



