仕事で足を引っ張ってしまったり、他の人に追いつけなかったりと悩んだことはありませんか?仕事ができる人とそうでない人の違いは、能力ではなく、思考の習慣にあるという吉井雅之氏。著書、「仕事ができる人になる思考習慣」で解説されています。私たちの脳は、膨大な量の情報を処理できるコンピューターのようなもの。コンピューターのOSが違うように、私たちの思考習慣のプログラムの違いが、成功と失敗を決定するのであると言うのです。本ブログでは、習慣について、さらに本書要約YouTube動画を参考に、「思考習慣」についてのご紹介です。
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三日坊主が語る習慣
何をするにも三日坊主であった私は、新しい習慣に挑戦しようものの、すぐに躊躇してしまう。
いつも三日坊主
「三日坊主」、この固有名詞は、
私のことであると、私は自信をもって胸を張っている。
こんなことで胸を張ってどうすると言いたいところだが、
何をやるにしても三日坊主を完璧にこなしていたのも事実である。
なぜそうなるのか、
それは私の意志の弱さである。
これについては間違いのないと、
これまた自信をもって言えるのだから救いようがない。
中年からシニアに流れるこの歳になると、
今さら意志の強さも弱さもない。
そういう能力の持ち主だと、
半ばあきらめているのも事実。
しかし、今回の問題はそんな三日坊主なる、
低レベルのお話ではない。
仕事のスキル、リテラシー、キャリアの差を、
埋めるべく大事なお話しなのです。
思想習慣とやらがどういう意味を成すのか!?
探っていきます。
「思考習慣は」、ビジネスパーソン必見のお話です。
単なる習慣ではなく思考の習慣
仕事ができる人とそうでない人の差、
それは、能力の差ではない。
その差は、「思考の習慣」にある、
ただの「習慣」ではなく「思考習慣」だと吉井雅之氏は解説している。
ならば、思考習慣とは何か!?
思考習慣とは、
人々が日常的に持つ思考パターンやプロセスのこと。
これは、個人が情報を収集し問題を解決し、
意思決定を行う際に使用する方法やアプローチを含むとあります。
思考の習慣は個人のバックグラウンドや教育、
経験に影響されることがあり、
異なる人々が異なる習慣を持つことが一般的と解説。
思考習慣が身についているかどうか、
ネット上にはこんなチェック項目があった。
(思考習慣のチェック)
- 何事も短絡的に考えてしまう
- 途中で挫折してしまう
- 正確な情報を得ることができていない
- 騙されやすい
- 段取りが悪く気が利かない
- 目先の利益にとらわれて損をする
- 選択を間違いやすい
- 困ったときの打つ手が考えられない
- 落ち込んだ時立ち直れない
ひとつでもあてはまるものがあった人は要注意、
思考習慣が身についていないことが原因で起こるからなのです。
すぐに挫折、そうか三日坊主の私も、
思考習慣が身についていなかったのだ。
でも、安心してほしい。
思考習慣は誰でも身に付けることができる。
転職や副業を考えている人も、
「思考習慣」があれば社会に求められる人材になれる。
生き方や働き方に迷っている人も、人間関係で悩んでいる人も、
「思考習慣」があれば、解決の糸口を見つけられるはず。
仕事ができる人とそうでない人の差は能力ではない、思考習慣にあるのです。
習慣の力から3つのポイント
動画でも解説されていました、「習慣の力」について、3つのポイントをご紹介します。
習慣の力
吉井氏は、私たちの思考習慣が、
自然な能力よりも重要であると示しています。
私たちの現在の能力は、過去の思考や行動の結果であり、
私たちの脳は一つのコンピューターの計算能力よりも、
はるかに計算能力を持っている。
しかし、私たちの脳にインストールされている、
ソフトウェアこそが成功と失敗の違いを生み出している。
- 成功する人は、目標を達成するために役立つ習慣を持つ。
- 苦戦する人は、自分を引き戻してしまう習慣を持っている。
成功するためには、自分を引き戻してしまう思考習慣を変え、
自分の目標を達成するための、
役立つ新しいソフトウェアを用意しなくてはならない。
そのソフトウェアで、
自分自身の脳を再プログラムする必要があると解説しているのです。
これは、筋トレやマラソンのような運動と同じで、
鍛えれば鍛えるほど力がつく「考える体力」とも言えます。
何か問題に直面したとき、
考えることをやめてしまえばそこで終わりです。
しかし、考え続けている限り思考は広く深くなり、
最良の答えに近づくことができます。
さらに考え続ければ、
その答えをどんどん発展させていくこともできるのです。
人間の脳はまさにPCと同じ、思考習慣のOSを変え考えを鍛える必要がある!
行動の重要性
脳のOSを変えたからといって、
適切な思考習慣を持てたとしてもそれだけでは成功できない。
私たちは好きではないタスクに着手するのが苦手であり、
しばしば先延ばしにしたり全く避けたりすることがある。
ここで、行動の力が求められる。
行動を起こし、やらなければならないことをやることで、
私たちは勢いをつけ、
自信をつけることができるのです。
私たちは、やらなければならないことをやり、
行動を起こす習慣も育てなければならない。
書き換えられた脳のOSで行動する習慣も育てることが、仕事や私生活での成功の鍵となる。
比較と自己改善
私たちはしばしば他人と比較し、
自分が劣っていると感じてしまうのも常。
しかし、吉井氏は他人と比較するのではなく、
自己改善に焦点を当てるべきだと提案。
私たちは、毎日新しいスキルを学び、
練習する習慣を身につけることで、
昨日よりも良くなることを目指すべき。
自己改善に焦点を当てることで自信をつけ、
目標を達成することができる。
他人との比較から自己改善に、
意識を変えるのだと示しているのです。
昨日よりも今日の自己改善を目指せ!
今回のまとめ
というわけで、今回は以上です。
まとめると、私たちの思考習慣は、人生での成功と失敗を決定する重要な役割を果たします。思考習慣を変えることで、私たちは自分の脳を再プログラムし、目標を達成することができます。私たちは、やらなければならないことをやり、行動を起こす習慣を育て、他人と比較するのではなく、自己改善に焦点を当てることで、自分自身のベストバージョンになることができるのです。
是非、お試してみてください。
(参考文献・動画)
いかがでしたでしょうか?
最後まで読んでくださりありがとうございます。
少しでもヒントになればうれしく思います。