朝からちょっとしたことで気分がしぼんで、「え、わたし今それで落ち込む?」と自分にツッコミを入れたくなる日、ありませんか。洗濯物が乾かない、LINEの返事がそっけない、レジでうしろの人が近い。たぶん事件ではないのに、心の中ではわりと大事件。そんな“くよくよ案件”を毎日せっせと拾ってしまう人にこそ、『小さいことにくよくよするな!』は、しみる一冊です。本書は、世界中で長く読まれてきたベストセラー。派手な根性論ではなく、「そんなに気にしなくても大丈夫かも」と肩の力を抜かせてくれる考え方が詰まっています。この記事では、つい考えすぎてしまう毎日に、少し笑えて、少し楽になるヒントを、エッセイ風によせてお届けします。

完璧を目指さないほうが、むしろうまくいく

完璧を目指すのをやめると、
心はかなり軽くなります。

わたしたちは気づくと、
「ちゃんとしなきゃ」の制服を着ています。

しかもその制服、
アイロンがけまで求めてくる。

 

朝ごはんを少し焦がしただけで、
「今日もうダメかも」となる日もあります。

いや、トースト一枚で人生は終わらない。
なのに心は、わりと最終回みたいな顔をします。

 

本書が教えてくれるのは、
「完璧じゃなくても平気」という
当たり前のようで難しいことです。

できなかったことより、
できたことに目を向ける。

それだけで、
心の中の採点係が少し静かになります。

 

小さな未完成を許せると、
一日が少しやさしくなります。

今日の行動は一つだけ。

 

何かひとつ失敗しても、
「まあ、そんな日もある」と言ってみること。

それだけで、心のねじが少しゆるみます。

人を変えようとすると、だいたい自分が先に疲れる

相手を変えようとしないほうが、
自分がずっと楽になれるということです。

これ、頭ではわかっているのに、
つい忘れます。

「なんでその言い方なの」。
「なんで今それを言うの」。
「なんで靴下そこなの」。

日常には、
“なんで祭り”が静かに開催されています。

しかも入場無料。
ありがたくないやつです。

 

本書は、相手に期待しすぎるほど
苦しくなると教えてくれます。

たしかにその通りです。

 

人は、自分の思う通りには動きません、
リモコンのないテレビみたいなものです。

押しても反応しないし、
たまに全然ちがう番組が始まります。

 

家族や職場の人に対して、
「こうしてくれたらいいのに」と
思うことはあります。

でも、その“こうしてほしい”が積もると、
心の中に小さなトゲが増えていきます。

そして気づけば、
自分だけがチクチクしている。

なんとも損です。

 

相手を変えるより、
自分の持ち方を変えるほうが早い。

荷物の持ち手を変えるだけで、
腕のつらさが違うようなものです。

 

今日の行動は一つだけ。

誰かの言動に引っかかったら、
「この人にはこの人の流れがある」と
心の中でつぶやいてみること。

少しだけ、心の摩擦が減ります。

悩みすぎる日は、“今ここ”に戻るだけでいい

考えすぎて苦しい日は、
今この瞬間に戻るのがいちばん効きます。

悩みって、だいたい
“今ここ”にはいません。

昨日の失敗か、
明日の不安か、
来週のまだ起きてもいない会話です。

 

脳内ではもう何回も会議しているのに、
現実ではまだ開会すらしていない。

しかもその会議、
たいてい結論が出ません。

本書は、心が疲れたときほど
「今あるもの」に意識を
向けることをすすめています。

 

たとえば、

湯気の立つお茶を見る。
窓の外の空をぼんやり見る。
手を洗う水の温度を感じる。

それだけです。

でも、これが案外あなどれません。

思考の暴走列車に、
いったん「次で降ります」と言える感覚です。

 

わたしも、

夜に布団へ入ってから急に
「三年前のあの返し、ちがったかも」と
思い出すことがあります。

寝る前に再放送しなくていいのに、
脳はなぜか深夜に名場面集を流してきます。

そんなときは、
足の裏の感覚とか、呼吸とか、
今の体に意識を戻してみる。

すると、少しずつ頭の中のざわざわが静かになります。

 

今この瞬間には、
思っているより危険は少ないものです。

今日の行動は一つだけ。
不安になったら、
「今、見えるものを三つ言う」をやってみること。

それだけで、気持ちはちゃんと帰ってきます。

今回のまとめ

くよくよしやすい自分には、
やさしい扱いを。

小さいことで揺れる自分を責めないことが、
いちばん大事だということです。

 

人生は、ときどき
小石につまずいただけなのに、
「もう山登り向いてないかも」と思わせてきます。

でも、たいていは靴ひもを結び直せば大丈夫。

大きく変わらなくていいのです。
ほんの少し見方を変えるだけで十分です。

 

まずは今日、
ひとつだけ気を軽くする選択をしてみてください。

その積み重ねが、
心をじわっと助けてくれます。

 

あとがき:小さいことでくよくよする日は、たぶん心がちょっとお疲れなんだと思います。そんな日は、自分にダメ出しするより、お茶でも入れてあげたいですね。今日も完璧じゃなくて大丈夫です。あなたの毎日が、少しでもふっと軽くなりますように。

 

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感想(6件)

いかがでしたでしょうか?
最後まで読んでくださりありがとうございます。
少しでもヒントになればうれしく思います。