最大震度7を観測した地震では、激しい揺れで家具の転倒などが相次いだとニュースがありました。家屋の倒壊とまでは至らなくても、重たい冷蔵庫や食器棚にタンスや本棚が倒れてしまった。タンスの上に置いていた小物や、中に入れていたさまざまなモノが飛び出しては足の踏み場もない状態。地震の揺れがおさまり外に避難しようとしても、散乱してあふれたモノで逃げるにも一苦労したともありました。そこで今すぐできる地震対策についてご紹介します。

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地震から命を守るのは地震発生後の15分

地震発生後の15分、この時間で命を左右する決定的なことが発生する。それは何であるのかを見極め、対策を講じたいものです。

地震の揺れで命を落とす原因

阪神大震災の死因調査では家屋が倒壊するなどして生き埋め状態になった場合、窒息死または圧死が9割という調査結果だったそうです。時間にしてたかだか15分程度、救出を待たずして命を落としてしまったというわけで痛ましい限りです。

こうして地震の大きな揺れで命を落とす原因のほとんどが、窒息死・圧死でそのほとんどが即死というデータがあります。また負傷した原因の大半は倒れた家具と破損したガラスなのです。原因がわかっているだけに家の中で圧死で命を落とすなんてことはなんとしても避けたいものです。

 

自宅で被災する地震から自分の命を守るのは自分です。

地震の備えで生死は決まる

窒息死や圧死を回避するための対策は明確です。「家屋の耐震化を確認する」、「必要に応じて耐震化を施す」、「せめてつぶれない部屋をつくる」、「家電や家具を固定する」です。津波の危険があっても、逃げる前に圧迫死では話にならない。生きたまま津波で火事で命を落とすなどは考えただけでも身につまされる。逃げられないでは話にならない。

 

参考サイト:耐震診断・改修工事の助成金・融資制度(木耐協)

 

窒息や圧死で命を落とさない、いつでもその場から逃げられるよう事前に備えをしてこそ生き延びるのです。

負傷原因の大半は家具とガラス

震災時の負傷原因のほとんどが家具や電化製品の下敷きになったか、ガラスや金属に建物の構造物の破片などであったという結果もあるようです。大きな揺れで家屋こそ倒れなかったものの家の中がメチャクチャに散らかってしまい、家にはいられないと多くの方々が歎く様子もニュースなどでよく目にしてきました。

倒れた家具や家電に散らかったガラスなどのモノで怪我をしてしまう。せっかく命が助かったのに家の中で怪我をしてしまうなんてバカらしい。ケガをしてしまえばただ避難するだけでも大変なのに、痛みなど余計にも辛い時間を費やさねばならなくなる。こちらももはや調査結果として明らかになっていて、やるべきことはここでもはっきりしてます。

 

すぐできる地震対策は明確、家の中を片付ける、特に必要のないものは捨てる、大型家電や家具に本棚など固定をするです。

次のステップは安全スペースの確保だ

日本建築学会に夜「阪神淡路大震災住宅内部被害調査報告書」によると、震度7相当の地震が起きた地域では約6割もの部屋で家具多転倒、散乱したとあります。

モノを減らす

家具の地震対策は固定するだけではないことは言うまでもありません。できるだけ部屋にモノを溜めないことが大前提でモノは納戸やクローゼットに備え付けの収納家具に片付けるというのも基本です。

家具などが万が一倒れてもドアを防いでしまわないように、家具の配置もよく考えておきたいところ。引き戸の近くの床に積んでおいた多数のマンガの本が地震の揺れで散らかり、引き戸を開けられず閉じ込められてしまったという事例もあります。

 

日頃の片づけがいかに重要か?いらぬものは捨てるべきなのであります。

家具を置かない

そもそも、家具やテレビの転倒防止で一番いいのは、もともと家具を置かないということです。特に、階段や廊下、玄関に出入口の周辺は非難経路になるだけにとても重要です。

さらに、寝室やダイニングテーブルの後ろなど「寝る場所・座る場所」にもなるべく家具を置かないことです。当然、重たいモノや移動しやすいモノもしかりです。落下してきたりぶつかってきては非難どころではなくなります。

とはいえ家具やテレビをまったく置かないというわけにもいきません。そこで重要となるのは、家具を配置する場所や向きになります。倒れても人に危害を与えることのない場所に設置して固定するということにつきます。

 

参考サイト:地震に夜家具の転倒を防ぐには(総務省消防庁)

 

家具の配置をデザインでなく防災目線で配置を見直すべきです。

私の感想

私の経験で最大震度は5強でした。おかげさまで数分で済んだので大きな災害とならずに助かりました。それでも初めての経験でしたから、慌てふためいたのはもちろん。

もっと揺れがどんどん大きくなるのではないかという恐怖に部屋から飛び出そうとするも、引き戸が開かないということがありました。

なんと、積んでいたマンガや本が崩れ落ち引き戸が動かないほど散乱してしまったことが原因でした。こんなちょっとしたことでも外に出られなくなると体験してからは、いかに要らぬモノを考えもせずあちこち置かないこと、片づけることの重要さを思い知らされたものでした。

 

マンガや雑誌が邪魔して逃げられないことが普通にあるのです。

 

(marusblog記事紹介)

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今回のまとめ

地震の大きな揺れで命を落とした原因は窒息死・圧死であると。しかも15分程度の間に起こる、助けられる間もないという事実。家屋が倒れなくとも倒れた家具や散らかったガラスなどで、逃げるスペースも失いケガまでしてしまう。りケガをしてしまったりするとその後の避難生活も影響してしまう。ストーブの上などに倒れたら火災にもつながる。

 

(地震対策は明確!)

  • 家屋の補強
  • 安全なで丈夫な空間(部屋)の確保
  • 片付けする、そもそもモノを置かない
  • 家具の固定、そもそも家具を置かない

 

今すぐできる命を守る地震対策は、モノを片付けしモノを置かない、家具の固定は命、そもそも家具を置かないは重要な防災対策になるのです!

 

いかがでしたでしょうか!?

 

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