「地頭のいい人って、結局は才能でしょ?」、そんなふうに思っていた昔の自分に、今ならこう言ってあげたい。「それ、ちゃんと鍛えられるよ」って。山野弘樹さんの『独学の思考法』を読んでみて、考えることの本質がちょっとだけつかめた気がしました。学校でも会社でも、「答えを早く出せる人」が評価されがちだけど、本当に大事なのは“問いを立てる力”なんだと気づかされます。この本には、地頭力を鍛え、自分の思考の“筋トレ”をしていくための具体的な方法がギュッと詰まっています。今回はその中から、日常にもすぐに活かせそうなエッセンスを3つ、わかりやすくご紹介します。

なぜ“考える”ことが難しいのか?

-人は「知っている」と錯覚しがち

まず著者が指摘するのは、
「人は案外、自分が何を知らないかに気づいていない」、
という事実です。

 

たとえば、
ニュースで「インフレ率が上がった」と聞いて、
「ふーん」とスルーしてしまう。

けれど、
本当にそれが何を意味しているか、
自分の生活にどう関係あるのか、
ちゃんと説明できる人って、
少ないんじゃないでしょうか。

思考が浅くなる原因の一つは、
「なんとなくわかったつもり」で、
スルーしてしまうこと。

その結果、
自分の頭を使って考える機会が、
どんどん失われてしまうのです。

 

この“わかった気になる”、
という思考停止状態を脱するために、
まず必要なのは、「本当にわかってる?」と、
自分に問いを投げるクセをつけること。

まるで子どもが、
「なんで?なんで?」と大人に聞くように、
自分の思考にも“ツッコミ”を入れていくことが大切なんですね。

 

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地頭を鍛える「問い」の立て方

-答えより先に「問い」をつくる習慣を

地頭力とは、
与えられた情報を“そのまま受け取る”のではなく、
自分なりに「そもそも、これはどういうこと?」と、
疑問を持てる力です。

そのためには、
「問いを立てる力」が不可欠。

 

たとえば、
「この商品が売れた理由は?」という問いを、
「この商品が“なぜ今”売れたのか?」、
「同じような商品はなぜ売れなかったのか?」、
と深掘りしていく。

問いを変えるだけで、
思考の角度がグッと増えていくんです。

著者はこれを、
「視点をずらす」「文脈を変える」、
「逆から考える」などの技術で鍛えていけると説きます。

 

たとえば、普段の会話の中でも、
「Aさんはどう考えてるかな?」、
「立場が逆ならどう感じる?」と、
ちょっと視点を切り替えてみる。

それだけでも、
脳の使い方が変わってくるそうです。

「問いが変われば、思考の深さが変わる」──
これは本当に実感があります。

 

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考えを「言語化」する力がすべてを変える

-頭の中を“見える化”する練習法

そして著者が強調しているのが、
「言語化する力」の重要性です。

自分の考えがまとまらないのは、
頭の中で漠然とモヤモヤしたままにしているから。

それを言葉にしてみると、
自分でも「そうか、自分はこう考えてたのか」、
と気づけることが多いのです。

 

ここで有効なのが、
「メモを書くこと」や「説明する練習」。

自分の考えを、紙に書いたり、
誰かに話してみたりするだけで、
情報が整理され、
思考がクリアになっていきます。

特に山野さんが勧めているのが、
「自分だけの“思考フォーマット”を持つ」こと。

 

たとえば、
〈問題→原因→仮説→検証〉のようなフレームで、
自分の考えを整理していくと、
曖昧だった思考がグンと精密になります。

これはビジネスだけじゃなく、
日常のちょっとした判断にも効いてきます。

「なぜ今日疲れているのか?」、
「なんであの人の言葉にイラっとしたのか?」、
そうした感情も言語化していくことで、
思考のクセや感情の正体に気づけるようになるのです。

 

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今回のまとめ

-才能じゃなく、習慣で差がつく「地頭力」

山野弘樹さんの『独学の思考法』は、
まさに「考えることの再発明」と言える本でした。

考える力って、
もっと抽象的で感覚的なものだと思っていたけれど、
実はとても具体的で、
練習次第でどんどん伸びる“スキル”なんですね。

 

■「なんとなくわかった気」を捨てる
■ 問いを立てる習慣をもつ
■ 言語化して頭を整理する

 

この3つを意識するだけで、
自分の「思考の地力」がグッと変わってくる。

そしてこれは、
誰でも今日からできるトレーニングです。

考えることを「めんどくさい」、
と感じていた自分にこそ、試してほしい。

考えるって、こんなに面白かったんだ──
そんなふうに思える瞬間が、
あなたにもきっと訪れるはずです。

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いかがでしたでしょうか?

最後まで読んでくださりありがとうございます。

少しでもヒントになればうれしく思います。