エクセルの日付に関する基本の情報をまとめてみました。エクセルの日付を表示する方法がいくつもあります、それを知らずして、データとしても重要な日付の正しい取扱いはできません。そういう意味でもエクセルの日付の基本は理解しておきたいものです。また、素早く日付や現在の時刻を入力するショートカットキーや自動的に日付が入力される関数などもご紹介します。

エクセル日付の表示変換する方法

エクセルのセルには表示形式を変える必要が生じます。特に日付は様々な表示形式が求められます。

セルの表示形式の使い方。

  • セルに直接「2021/07/19」と入力すると、自動的に表示形式は「日付」に変わります。
  • この日付表示形式をあえて「標準」に戻すと、E2セルの日付が数値に変化します、この数値をシリアル値と言います。
  • シリアル値とは「1900年1月1日」を1として、その経過日数を数字で表したものになります。

 

  • 「44396」のシリアル値を「表示形式」メニューの「短い日付形式」を選択すると、「2021/7/19」の日付表記になります。
  • 「表示形式」メニューは、リボンの「ホーム」タブを選択し、「数値」グループにある枠のドリルダウン「▼」を押すことでメニューが表示されます。

 

  • シリアル値を「表示形式」メニューの「長い日付形式」を選択すると、「2021年7月19日」の日付表記になります。
  • 「表示形式」メニューは、リボンの「ホーム」タブを選択し、「数値」グループにある枠のドリルダウン「▼」を押すことでメニューが表示されます。

 

  • より細かな日付形式の設定は、日付セルを右クリックすることで表示されたメニューの中にある、「セルの書式設定」を選択すると、「セルの書式設定」のダイアログボックスが表示されます。
  • 「表示形式」タブを選択し、「分類」の「日付」を選択します。「カレンダーの種類」が「グレゴリオ暦」になっていることを確認し、「種類」から「*2012年03月14」を選択、「OK」を押します。(*で始まる日付形式は、オペレーティングシステムで指定する地域の日付/時刻の設定に応じて変わります)
  • セルは「2021年7月19日」の表示形式となります。

 

  • 上記のように日付が入力されているセルを右クリックし、メニューの中から「セルの書式設定」を選択すると、「セルの書式設定」のダイアログボックスが表示されます。
  • 「表示形式」タブ、「分類」の「日付」、カレンダーの種類が「グレゴリオ暦」が選択されていることを確認して、「種類」の「3月14日」を選び「OK」を押します。
  • 日付のセルは、「7月19日」と表示されました。

 

  • 上記同様にして「セルの書式設定」ダイアログボックスで、「カレンダーの種類」を「和暦」を選択すると「種類」が和暦形式の種類が表示されます。
  • 「H24.3.14」と「平成24年3月14日」の2つの種類が表示されています、「H24.3.14」を選択して「OK]を押します。
  • 日付のセルは、「R3.7.19」と表示されました。

 

  • 上記の「カレンダーの種類」が「和暦」に選択されていることを確認した上で、「種類」にあります「平成24年3月14日」を選択して「OK」を押します。
  • 日付のセルは、「令和3年7月20日」と表示されました。

エクセルの日付や現在の時間をショートカットキーで素早く入力する方法

エクセルで資料の更新日や作成日、または作成時間など入力する場面は多いと思います。毎回、日付や時間をキーボードで入力するのも手間がかかりますし、間違いの発生にもなりかねません。そのような時に便利なショートカットイー。これを使うと、ショートカットキーだけで簡単にその日の日付や時間を入力することができます。

ショートカットキーで今日の日付を入力する方法

  • 今日の日付を入力したいセルを選択します。
  • 「Ctrl」キーを押しながら、「;」キーを押します。
  • 選択のセルに今日の日付「2012/07/20」と入力されました。

 

  • 上記のショートカットキーの「Ctrl」キーと「;」キーはこちらです。

 

 

  • 「Enter」を押すとセルには「2021/07/20」と入力されました。

 

ショートかっとキーで現在の時刻を入力する方法

  • 現在の時刻を入力したいセルを選択します。
  • 「Ctrl」キーを押しながら、「:」キーを押します。
  • 選択のセルの現在の時刻に「12:34」と入力されました。

 

  • 上記のショートカットキーの「Ctrl」キーと「:」キーはこちらです。

 

  • 「Enter」を押すとセルには「12.34」と現在の時刻が入力されました。

エクセルの日付を関数を使って自動で入力する方法

関数を利用して現在の日付を自動更新する方法をご紹介します。

今日の日付を関数を使って自動で入力する方法

 

  • 今日の日付を自動的に表示する関数は「=TODAY()」と入力します。

 

  • 「Enter」キーを押します。
  • 今日の日付が入力され、明日になれば明日の日付が表示されるというふうに、日付が自動更新します。

 

現在の日付と時刻を関数を使って自動で入力する方法

  • 現在の日付と時刻を表示するには「=NOW()」と入力します。

 

  • 現在の日付と時刻が表示されました。
  • NOW関数は更新すれば、リアルタイムに時刻が変わります。

私の感想(日付表示の裏技一口メモ)

セルに入力されている日付が文字列だとしますと、日付としての要素がなくなりますので、そのままでは計算などにも利用できなくなります。

そこで、せっかく入力した文字列を日付形式(シリアル値)に変更したいときに、日付文字列のセルに1を×だけで日付のシリアル値にもどすことができます。

日付文字がA1セルに入力されているなら、「=A1*1」と入力することで、文字列日付がシリアル値にもどすことができます。

 

文字列日付は1を掛け合わせることでシリアル値にもどすことができます。

 

(marusblog記事紹介)

http://marus.info/excel-2106/

http://marus.info/excle_200715/

http://marus.info/excel-space-dekete/

今回のまとめ

エクセルで作成する資料でも、もちろん日付や時刻はとても大切なデータになります。ところが、そのままセルに入力すると、思う通りの日付が表示されなかったり、計算に使うことができないといった問題が生じることがあります。

これは、セルの日付表示が正しく設定されていないことが原因で、つまりは、この日付表示の設定の基本を理解していないと解決しない問題でもあります。

ところで、その日付の表示設定の方法は知るととても用意で設定ができるので、今回はその基本をご紹介すつつ、素早く今日の日付や現在の時刻を素早く入力できるショートカットキーや、自動更新できる日付関数を解説しつつご紹介しました。

 

日付表示をマスターせずしてエクセルマスターはあり得ません。

 

いかがでしたでしょうか。

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