エクセルは通常の数値計算はもちろんですが、時間や日付の計算も可能です。そこで今回は、過去の日付(開始日)と例として現在の日付(終了日)の経過年数、月数、週数、日数の、その差の求め方をご紹介します。計算にはDATEDIF関数を使います。
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過去と現在の年数、月数、週数、日数の求め方
ある過去の日付と現在の日付から、年数、月数、週数、日数の経過数をDATEDIF関数を使って求めることができます。紹介のデータには「過去の日付」と「現在の日付」とあります。「過去の日付」が「開始日」、「現在の日付」が「終了日」になります。
年数の求め方の
- DATEDIF関数は、「=DATEDID(開始日,終了日,”単位”)」の構成になります。
- 年の経過年数を求めるには、”単位”を”Y”(yearの頭文字)にします。
- ここではC5セルに「=DATEDIF(C2,C3,”Y”)」と入力します。(アルファベットの入力は半角でもかまいません)
- 「Enter」キーを押します。
- 2019年と2021年の経過年数の計算結果が表示されました。
月数の求め方
- 次に「過去の日付」(開始日)と「現在の日付」(終了日)の月の経過月数を求めます。
- 月の経過月数を求めるには、”単位”を”M”(monthの頭文字)にします。
- ここではC5セルに「=DATEDIF(C2,C3,”M”)」と入力します。(アルファベットの入力は半角でもかまいません)
- 「Enter」キーを押します。
- 2019年と2021年の経過月数の計算結果が表示されました。
週数の求め方
- 次に「過去の日付」(開始日)と「現在の日付」(終了日)の週の経過週数を求めます。
- ところで、DATEDIF関数には週の経過月数を求める単位が用意されていません。
- そこで、この後ご紹介する日の経過日数を7で割ります。
- 経過日数の単位は”D”(dayの頭文字)です。
- ここではC5セルに「=DATEDIF(C2,C3,”D”)/7」と入力します。(アルファベットの入力は半角でもかまいません)
- 「Enter」キーを押します。
- 2019年と2021年の経過週数の計算結果(整数)が表示されました。
日数の求め方
- 次に「過去の日付」(開始日)と「現在の日付」(終了日)の日の経過週数を求めます。
- 経過日数の単位は”D”(dayの頭文字)です。
- ここではC5セルに「=DATEDIF(C2,C3,”D”)」と入力します。(アルファベットの入力は半角でもかまいません)
- 「Enter」キーを押します。
- 2019年と2021年の経過日数の計算結果が表示されました。
私の感想
DATEDID関数は新しい関数のようです。エクセルにラインナップされる関数の中にはこの関数の表記がありませんので、ご自身DATEDIF関数を入力するしかありません。
単位を変えるだけのシンプルな構成で、年、月、週、日の経過数が計算されます。基準日を「=TODAY関数」にしておけば、生年月日との経過年数など、DATEDIF関数ですぐ求められるなど、とても便利で利用する機会も多いかと思います。
DATEDIF関数は単位を変えるだけのシンプルな構成、年齢計算などにとても便利です。
(marusblog記事紹介)
今回のまとめ
エクセルは通常の数値計算だけでなく、時間や日付の計算も可能です。今回は、過去の日付(開始日)と現在の日付など(終了日)の経過年数、月数、週数、日数を、DATEDIF関数の単位を指定するだけのシンプルな構成で計算結果を求めることができるので、使う頻度も高くとても便利です。
生年月日と現在の日付から年齢を算出するなど、使う頻度の高い関数。新しい関数ですので、自ら計算式を入力しなければなりません。
DATEDIF関数は、ぜひマスターしたい関数のひとつです。
いかがでしたでしょうか。
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