今回は、世界的ベストセラーとなっている「静かな人の戦略書 – 騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法」についてご紹介します。著者のジルチャンさんは、内向型のキャリア支援やリーダーシップ開発のため国際的に活躍しており、本書がテーマにしているのは、内向型人間が外交型ビジネス社会を生き抜く方法です。

内向型の特徴

内向型人間には、
次のような特徴があります。

 

子供の頃から無口でおとなしく、
新しい環境では緊張で体が硬くなってしまう。

何をするにも優柔不断で、
起こるはずもないことをいつもくよくよ心配している。

 

仕事を終えて家に帰れば、
こうなったらどうしよう。

ああ言ったけど誤解されないだろうかと、
一人反省会が止まらない。

 

外交型人間は、
たやすく人の信頼を勝ち取り頭の回転が早い。

行動も迅速、
ほがらかで魅力にあふれている。

だから、
ごく自然にリーダーシップを発揮する。

物語の主人公のような人間です。

 

しかし、内向型人間には、
内向型人間の強みがあります。

優柔不断は思慮深さとも取れ、
心配性はリスクマネジメントに有用な資質です。

 

内向型の人は、
アイディアや野心を持っていないわけではありません。

ただ、それをいちいち、
自分から言ったりしないだけなのです。

 

 

内向型人間には、思慮深さ、
リスクマネジメントの能力に優れているのです。



内向型のビジネス戦略

内向型のビジネス戦略については、
以下のようなことが挙げられます。

 

新しい環境は内向型には大きなプレッシャーです。

それを乗り越えるために必要なのは、
次の3つです。

  • 仲間を見つけること
  • 仕事の能力を示すこと
  • 明確な成果を出すこと

 

内向型人間は、人見知りで、
知らない人ばかりの新しい環境では、
孤立してしまいがちです。

そんな時は、まず、
一番親切などで愛想のいい人を見つけ、
頼りにしましょう。

あとは、その人を足がかりに、
人脈を広げていけば良いのです。

 

内向型の長所の一つは、
相手の話にしっかりと耳を傾け、
高い感受性で思慮深い受け答えができることです。

人間関係を構築するときには、
できるだけ1対1やそれに近い形で、
交流するように心がける。

 

会議や電話で直接自分の意見を言うのが苦手なら、
ビジネス向けのSNSの利用も有効です。

時間をかけて何度も書き直しができる、
チャットを利用すれば、
自分の意見を発信するハードルがグッと下がります。

 

 

内向型の長所の一つは、相手の話にしっかりと耳を傾け、
高い感受性で思慮深い受け答えができること。



内向型リーダーの特徴

内向型リーダーは野心的ですが、
それは組織の利益や集団の目標達成のために発揮される。

個人の利益や、
名声を得るために発揮されるのではありません。

 

さらに、彼らは、

内政や観察入念な計画作りに長けており、
問題解決に集中できます。

謙虚で穏やかで物静かであり、
自己抑制に優れていることも特徴です。

 

現代経営学の創始者と言われるピータードラッカーや、
多くのリーダーが内向型として知られています。

内向型リーダーは、野心的でありながら、
謙虚で、徹底的なプロ意識を持ち合わせているのです。

 

 

内向型リーダーは組織の利益に集中し、謙虚ながらも野心的な存在なのです!



今回のまとめ

というわけで、今回は以上です。

 

内向型人間は、外交型社会であるアメリカで仕事をする著者にとって、仕事は外交型文化との戦いだと言います。しかし、内向型と外交型は、陰と陽のようなもので、互いに惹かれ合うものです。個性が異なる両者が連携すれば、チームとしての力は絶大なものになります。

内向型人間は、自分にピッタリの仕事を見つけることができます。逆に言えば、自分に最も価値を生み出せる仕事を見つけるか、仕事に合わせて自分を変えるしかないのです。内向型人間の長所をしっかり認識し、自分の可能性を狭めずに、人生を歩んでみてはいかがでしょうか。

 

深い川は静かに流れる – 静かな人の戦略書

 

(参考文献)

 

いかがでしたでしょうか?

最後まで読んでくださりありがとうございます。

少しでもヒントになればうれしく思います。