日本の女性はなぜあんなにも韓流ドラマにはまるのだろうか。思えば「冬のソナタ」以来であろうか、いまだに女性の心を離さない韓流ドラマは不思議です。たんに韓流の男性俳優がイケメンだからでしょうか。TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう一直線」の「うるおい生活口座」に脳科学コメンテーター黒川伊保子さんが登場。コミュニケーションの成熟度には3段階あるんだそうです。韓流ドラマになぜ女性は夢中になるのか、その秘密がここにありました。「もてる男」はここが違うをご紹介します。
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目次(ページコンテンツ)
韓流ドラマに女性が夢中になる秘密
脳科学コメンテーター黒川伊保子さんはラジオ番組の中で、「最近、韓流ドラマを観ていて、気づいたことがある」と、女性が韓流ドラマに夢中になる理由について語っていました。韓流ドラマは男女のコミュニケーションのレベルが高いというのです。
コミュニケーション成熟度が高い韓流ドラマ
脳科学コメンテーター黒川伊保子さんが韓流ドラマにはまる理由は、ズバリ、登場人物の会話のレベルが高いということ。韓流ドラマのイケメンは、高いレベル(レベル3)しか口にしないと解説しています。登場する韓流イケメンたちは大切な女性たちに心を潔く丸ごと与えて、しかし、事実は一歩も引かないというのです。
(引用はここから)
あるドラマのお話。母親が息子の恋人に会いに行き「息子と別れてほしい」と頼む場面。のちに彼女に別れを告げられ悲しみに崩れる息子が、原因は母親のしたことと知ったとき。彼は一瞬も母親をなじることなく、「母さんをこんなに悲しませるなんて」と絶句して涙を流すのである。
息子は彼女と別れるつもりは毛頭ない。韓流男子たちは事実を譲れないとき、せめて心を丸っとあげてしまうというコミュニケーションをする。「ひどい」に「悲しい」が返されたら、それ以上の追い打ちをかけられる女性はそうはいないと。
(引用はここまで)
「ひどい」に「悲しい」が返せる「もてる男」は「仕方ないだろう」とはけして言わないのです。
コミュニケーションの成熟度は3段階
黒川伊保子さんはラジオ番組の中で、コミュニケーションの成熟度について解説されていました。コミュニケーションの成熟度とは、自分の気持ちを垂れ流す「子供レベル」、自分の事情(事実)を言い募る「まだまだ青いレベル」、相手の事情をおもんばかり優しい言葉でなぐさめる「大人のレベル」の3段階と説明。
妻や母親から小言を言われて「うるさいなぁ」「ムカつく」は子供レベル。「言わなくてもわかってる」「今やろうと思っていたのに」は青いレベル。「心配かけてごめん」「気づかなくて悪かった」が言えてはじめて大人レベル。これが会話の、コミュニケーションの成熟度3段階になると。なるほど韓流ドラマのイケメンは、女性に対して優しい言葉でなぐさめてあげる「大人レベル」を使っているのだと納得するのです。
さて、あなたはどのレベルで女性と会話をされてますか。
すれ違う男女の脳
韓流ドラマのイケメン俳優のように、妻や職場の女性の小言に対して優しい言葉で慰めてあげたら、自然にレベル3の会話ができればいいのですが、現実はなかなかどうして。日ごろからレベル1の会話しかしていないだけに、いきなりレベル3は難しい。たとえ実践しても、「なに、どうしたの」とか「なに言ってんの」と返されてしまいそうでどうにもいけません。それもそのはず、女性の脳のこと男性は知らなすぎるからです。黒川伊保子さん著「妻のトリセツ」から引用してご紹介です。
言わなくても察して欲しい女性脳
もの言わぬ赤ちゃんを育てる女性は、ちょっとの変化も見逃さず赤ちゃんがなにも言わなくとも何を求めているか、どうしてほしいかを「察する」。これは女性に備わっている能力なのです。「察してなんぼ」の女性脳にとってみれば、「言ってくれればやったのに」という男性のセリフは察することを放棄した言葉になってしまう。
ようするに「僕は君に何も感心がない」「君のことを大切に思っていない」になってしまうのです。男性側から言えば、そんなことけしてないのにと思うのだが女性は許してくれない。
女性のように察することができない男性脳だから、はじめから期待してもムリな話なのです。
男性が奥さんや女性を大切にするとは
男性脳が大切な人に対して行うことは、習慣的に責務を果たすことを重んじるのは、毎月給料を渡し、毎週決まった日にゴミを出し、毎日同じようにちゃんと帰宅することなのです。当たり前なのですが、これが男性脳が「大切にしている」証なのです。
いいわけになるかもしれませんが「言ってくれればやったのに」は本音であり、ある意味思いやりなのであります。ところで男性諸君、ここでこそ会話のレベルを上げるのです。
「言ってくれれば」の代わりに、「気がつかなくてゴメン」「ごめん、僕がやるべきだった」と素直に詫びることが一番なのです。妻の奥さんに優しい言葉で慰めてあげることができるかどうか。
「つまりこういうことだろう」なんて、いらぬ解決策なんて考えるのはレベル1でしかないのです。
私の感想
不機嫌な妻の奥さんの、その理由がどうしてもわからない。わからないから困りはて、あげくの果てには余計にも不機嫌にさせてしまうなんてことは我が家では日常茶飯事。「言ってくれればやったのに」は私の常とう手段だっただけに、穴があったら入りたい気持ちです。
韓流ドラマがなぜ女性を夢中にさせるのか、その理由はコミュニケーションの成熟度だなんて、脳科学コメンテーター黒川伊保子さんの解説をもう少し若い時に知ることができていたらと思うばかり。
それにしても、「気がつかなくてゴメン」って、今さらながら言えるかなと心配するありさまです。
(marusblog記事紹介)
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今回のまとめ
韓流ドラマに女性が夢中になる理由は、登場人物の会話のレベルが高いからです。韓流ドラマのイケメンは、レベル3しか口にしない。大切な女性たちに心を潔く丸ごと与えて、しかし、事実は一歩も引かないという高いレベルのコミュニケーションを実践していると脳科学コメンテーター黒川伊保子さんの解説。
コミュニケーションの成熟度は3段階。女性の小言に「うるさいなぁ」は子供レベル。「今やろうとおもっていたのに」はまだまだ青いレベル。「気づかなくて悪かった」が言えてはじめて大人のレベル。
そもそも男女の脳はすれ違う。もの言わぬとも察して欲しい女性脳は「言ってくれればやったのに」の男性の返事に、「なにも感心がない」「大切に思っていない」と感じてしまう。男はというとけしてそんなこと思っているわけもなく、奥さんや女性を大切にするとは、毎月給料を渡すこと、決まった日にゴミを出すこと、毎日同じように帰宅することなど、習慣的に責務を果たすことだと信じてやまない。
すれ違わないわけがない。
韓流イケメンたちのように、大切な女性たちに心を潔く丸ごと与えて、事実は一歩も引かないという「もてる男」とは程遠いコミュニケーションの繰り返しであること。男性諸君は肝に銘じて女性に接した方がよさそうです。
「もてる男」は、女性の「ひどい」に優しく「悲しい」が自然に返せるのです。
いかがでしたでしょうか。
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