今回のテーマは、幸福学の研究で知られる慶應義塾大学大学院の前野隆司先生の発見について取り上げてみました。最近、幸福をあまり感じていないなんて感じていませんか!? 前野先生は現代日本人1500人に対して行ったアンケート調査に基づいて、幸せになるための4つの要素を特定しました。4つの要素を意識して生きることで、私たちの幸福度を向上させることができるというのです。それぞれの要素についてご紹介します。

幸せになる4つの要素

幸せになるための4つの要素とは、「自分自身が望むことをやっている」「自分自身が認められている」「人とのつながりがある」「自分自身が成長している」です。

自分自身が望むことをやっている

私たちは自分自身の望みや夢を追求することが重要です。

仕事や趣味、関係性など、日々の活動において、
自分が本当にやりたいと思うことに取り組むこと。

これが幸福度を高める要素となります。

 

自分の情熱や関心を持つことで、やりがいや達成感を得ることができるのです。

自分自身が認められている

自己評価や自己肯定感は、
幸福感に大きな影響を与えます。

自分の成果や努力が認められる環境で働くことは、
やる気や自信を養い、幸せな気持ちをもたらします。

他人からの評価だけでなく、
自分自身が自分の努力や成長を認めることも重要です。

 

自分を受け入れ、自分を大切にすることで、幸福度を高めることができます。

人と人とのつながりがある

人間は社会的な存在であり、
人との関係性が幸福度に深い影響を与えます。

家族や友人、パートナー、同僚など、他の人々とのつながりや支えは、
喜びや幸せの源となります。

日常生活で積極的に交流を図りコミュニケーションを大切にすることで、
絆を築き、人とのつながりを深めることができます。

 

他人に対して思いやりや支援を示すことも、幸福度を高める重要な要素です。

自分自身が成長している

人間は常に成長し続ける存在です。

新たなスキルや知識を習得し、
自己啓発に取り組むことは、幸福度を向上させるために不可欠です。

自分自身が成長することで、自己満足感や達成感を得るだけでなく、
将来の可能性や希望につながることもあります。

 

自己啓発は、仕事や個人の目標を追求するだけでなく、
趣味や興味を追求することでも実現できます。

これらの要素を意識して生きることで、
幸福度を高めることができます。

ただし、幸せになるためには一度に全てを完璧に実現する必要はありません。

 

自分自身の状況や環境に合わせて、少しずつ取り組んでいくことが大切なのです。

今回のまとめ

というわけで、今回は以上です。

 

幸福度は個人によって異なるため、自分自身が何を望み、
どの要素が重要なのかを理解することも重要です。

自己探求や自己分析を通じて、
自分自身のニーズや欲求を明確にすることが大切。

幸せな人生を追求するためにの、
前野隆司先生が提唱する4つの要素のご紹介。

 

自分自身の幸福度を高める努力も続けてみてはいかがでしょう。

 

参考文献:
¹ 前野隆司 (2016). 「幸福の科学: なぜ、幸せになるのか?」. 講談社.

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

少しでもヒントになればうれしく思います。