いつも疲れて集中できない、体重が増えて、孤独を感じる。自分の健康管理がうまくいっていないと感じ、自分自身を責めてしまう。実は、それは完全にあなた自身のせいではないのです。メンタリストのDaiGoさんの研究助手として働く鈴木祐氏が書いた「最高の体調」の本によると、私たちの健康問題はすべて文明の急速な変化によって引き起こされるもので、自分自身の努力不足ではないと結論付けられています。本書を要約して主な概要をご紹介します。
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文明病
何百万年もの間、私たちの体はほとんど変わっていませんが、
時代という外部環境は急激に変化しました。
そして、私たちの体は、
環境の急速な変化についていけなくなりました。
このため、肥満、うつ病、慢性的な疲れ、意欲の欠如など、
様々な健康問題を経験することになりました。
これら文明の急速な進化が引き起こした体調不良を、
本書では「文明病」と呼んでいます。
現代人我々が陥ってしまう体調不良は、
肥満とか糖尿病鬱、慢性疲労などさまざまあります。
あのサプリがいいとかこれは内科の病院で、
あれは精神科みたいな感じで別物として捉えてしまいがちです。
でも、そうではないのです。
すべては文明に踊らされすぎていることから起きてる弊害です。
そこで、生活の重要なポイントに、
狩猟採集の時代(石器時代)の生活スタイルを取り入れる必要があるのです。
いろんな病院いろんなサプリいろんな健康番組なんかに振り回されることなく、
文明に踊らされすぎなければ最高の体調になる。
体調不良の原因はたった一つ、時代のせいだったのです。
腸内環境と自然の重要性
本書では、健康を改善するために2つの重要な要素、腸内環境と自然環境に焦点を当てています。
腸内環境の重要性
腸内環境は栄養素を提供し、
有害な細菌をブロックすることが不可欠です。
したがって、発酵食品や食物繊維が豊富な食品を摂取して、
腸内環境に気を配ることが重要です。
ヨーグルト、チーズ、納豆、キムチ、味噌などの発酵食品は、
栄養素と腸内に良い菌が豊富であり健康な腸内環境を維持するのに役立ちます。
キノコ、海藻、リンゴなどの食物繊維豊富な食品も、
腸内の良い菌を養うために重要です。
さらに、健康な腸内環境は強力な免疫システムにつながります。
また、可能な限り抗生物質を避けることが推奨されています。
健康は腸内環境が重要であり、発酵食品と食物繊維の摂取が必要、抗生物質の避け方も重要です。
自然環境の重要性
自然も健康を改善する上で重要な役割を果たします。
自律神経は、交感神経と副交感神経の2つのモードがあります。
コンピューターやスマートフォンでの作業などの刺激に常にさらされていると、
交感神経が戦闘または逃走モードになってしまう。
それは、慢性的な疲れにつながります。
そのため、自然の中で時間を過ごして副交感神経を活性化し、
リラックスすることが重要です。
これにより、慢性的な疲れを克服し、
全体的な健康を改善することができます。
健康改善に自然の中で過ごすことは不可欠なのですね。
今回のまとめ
「最高の体調」は最高の体調を達成する方法について、
新しい視点を提供しています。
現代文明に振り回されない石器時代のライフスタイルを取り入れ、
腸内環境のケアと自然の中での時間を過ごすことで、
私たちは健康を改善し「文明病」と戦うことができます。
健康を取り戻すためには、
薬もサプリメントも健康法もいらないのです。
私たちが急激な環境の変化によって健康問題を経験するのは、
完全に私たち自身のせいではありません。
しかし、私たちは自分自身のライフスタイルを変えて、
行動を起こす必要があるのです。
あなたは悪くない、ぜんぶ時代のせいだったのですから。
(参考文献)
いかがでしたでしょうか。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
少しでもヒントになればうれしく思います。