朝起きて、なんとなく気分が重い日。理由はよくわからないけれど、だいたいそういう日は物事がうまく進まない。電車が遅れたり、言葉がすれ違ったり、予定がずれたり。「たまたまかな」そう思いながらも、どこかで気づいている。この流れ、昨日も似たような気分だったな、と。タッカーの『こうして、無意識は現実になる』は、そんな“理由のわからない現実”の正体を、とてもやさしい言葉で教えてくれる一冊。現実を動かしているのは、強い意志や根性よりも、実はもっと静かで、もっと深いところにあるもの。それが「無意識」だということ、このエッセンスをエッセイ風によせて、無意識の存在についてシェアしたいと思います。

無意識は、いつも先に結論を出している

私たちは、考えてから行動しているようで、
実はほとんど逆だという。

無意識が先に「こうなるだろう」と決め、
意識はあとから理由をつけている。

 

たとえば、

  • 「どうせ私には無理」
  • 「また同じ結果になる」

そんな思いが、ふっと浮かぶ瞬間。

それはただの思考ではなく、
過去の経験から無意識が導き出した“予測”だ。

 

無意識はとても親切で、
私たちを傷つけないように、
できるだけ安全な道を選ぼうとする。

だからこそ、
挑戦しない未来、
変わらない現実を、
先回りして用意してしまう。

 

本人は守っているつもりでも、
結果として、同じ場所に立ち続けることになる。

現実は、信じている通りに見えてくる

本書で繰り返し語られるのは、
「私たちは、世界をそのまま見ていない」
という事実。

無意識が信じている前提によって、
見える現実は変わってしまう。

 

人は、自分の信念に合う情報だけを拾い、
合わないものは、見えないふりをする。

「私は運が悪い」と思っている人は、
うまくいかなかった出来事ばかりを記憶する。

「私は大丈夫」と思っている人は、
小さな幸運に気づき、
それを現実の証拠として積み重ねていく。

 

現実が先にあって、信じ方が決まるのではない、
信じ方が先にあって、現実が形づくられていく。

そう考えると、今見えている世界は、
自分の内側の投影なのかもしれない。

 

そんな気がしてくる。

無意識は、言葉とイメージで書き換えられる

無意識は、
論理的な説明が苦手。

でも、イメージと感情には、
とても素直に反応する。

 

だからこそ、
「こうなったらいいな」と
頭で考えるだけでは足りない。

すでにそうなっている自分を、
映像のように思い浮かべる。

  • 安心している表情
  • 少し力が抜けた肩
  • 「大丈夫」と感じている体の感覚

無意識は、
それが現実か想像かを区別しない。

 

何度もその感覚に触れることで、
「これは安全な状態だ」と学習していく。

そして、その状態に合う選択や行動を、
自然と選び始める。

 

頑張って変えようとしなくても、
内側が変わると、外側は静かについてくる。

今回のまとめ

無意識と仲直りすると、
現実はやさしくなる

本書が伝えているのは、
「無意識をコントロールしよう」という話ではない。

むしろ、無意識と対立するのをやめよう、
というメッセージだ。

 

今の現実は、これまでの無意識が
一生懸命選んできた結果。

そう思えたとき、
責める気持ちは、少しやわらぐ。

 

無意識は敵ではなく、
少し臆病なパートナー。

安心を感じさせてあげることで、
現実は、少しずつ別の表情を見せ始める。

大きく変えなくていい。
まずは、感じ方を一段、やさしくするだけでいい。

 

私の感想:せっかくならどうでしょう、この際、自分の潜在意識と仲良しになったら…。仲良くする正しい方法はよくわかりませんが、声をかけてあげたらどうでしょう。今の自分に「いいね!」と一言。「大丈夫、大丈夫」「すべてうまくいく、すべてうまくいく」「私は運がいい、私は運がいい」「きっとできる、きっとできる」「いつもありがとう、いつもありがとう」・・・って、時々、深呼吸しながら。それは、静かに、人生のハンドルを持ち直すにつながるように思えます。

 

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いかがでしたでしょうか?

最後まで読んでくださりありがとうございます。

少しでもヒントになればうれしく思います。