花粉症に学校や職場も環境が変わり、やがて5月病などやっかいな体調の変化に悩まされる春のこの時期。特効薬があるわけでもなく、できるだけ自分の体は自分で守りたいもの。健康維持には腸内環境がかなり大事。腸が健康だと内側から体が整い、体調やダイエットなど劇的な効果が期待できるといいます。ところが腸のこと、腸にいいと言われる乳酸菌やビフィズス菌のことなど知っているようで知らないことばかり。そこで今回は、健康は腸が握っているをご紹介します。

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健康の第一歩は腸活から

大事なことは毎日心地よく過ごすことではないでしょうか。そのライフスタイルを実現するためには、心身が健やかでないとダメ。ではその心身は何で作られているのか。それは食べ物。そうです食べ物の栄養を吸収するのは腸。その腸が栄養を吸収しやすい状態に整える活動を「腸活」と呼ばれています。

 

小腸と大腸の役割の違い

人の腸には小腸と大腸があります。口でかみ砕かれた食物が胃に進み、胃でさらに揉みほぐされて消化吸収しやすいようになり腸へと向かう。小腸には主に分解された栄養分が吸収されていくところ。小腸で吸収された栄養で血液が作られ、全身に運ばれていく。

 

小腸が健康ならば体をめぐる血がきれいになる。

 

 

小腸で残った残りかすが大腸の腸内細菌のはたらきなどでさらに分解。水分も吸収されて便として排出される。大腸では善玉菌や悪玉菌が日々闘いを繰り広げ、悪玉菌が優勢となるや、便秘や下痢といったお腹の調子が悪くなるなんてことに。

 

小腸は栄養を吸収するところ、大腸は排泄へ向かうための器官と役割がまったく違う。

 

元気な腸の5つのメリット

小腸で血がキレイにいになり、免疫力低下を防ぐのも腸の働きのおかげ。特に免疫細胞は大腸で作られる。お腹の調子は精神にも影響を及ぼし、別名幸せホルモンと呼ばれる神経分泌物質が分泌されて精神を安定させてくれる。

 

腸が健康だと気持ちも余裕ができ物事に集中して仕事もはかどるといいことづくめ。

 

さらに、美容効果への影響力。美肌効果はキレイな血液がめぐるからこそ。体の内から光を発するがごとく肌がきれいになるというわけ。それはスリムボディにも効果的。腸が健康だと腸内細菌が増える。腸内細菌が増えるとそこから生み出される脂肪酸が増える。これが天然のやせ薬となりその数が増えれば増えるほどなんと痩せ体質になると言われている。

 

腸の健康で、血液サラサラ、お肌ツヤツヤ、病気になりにくく、スリムで健康的な心と身体を手に入れられるのです。

 

腸にいい食べ物ベスト3

腸にいい食材ベスト3は、発酵食品、オリゴ糖、食物繊維。

発酵食品はヨーグルト、納豆、みそなど。発酵食品は健康にいいとされる菌を腸に直接届けてくれるありがたい食材。免疫細胞が活性化されるので、発酵食品を積極的にとれば腸内環境が整い免疫アップが期待できる。

オリゴ糖は、大豆、タマネギ、ニンニク、ごぼう、アスパラガラスなどに多く含まれている。これらは腸にいい菌の栄養源になりいい菌を増やす助けになるとされている。

食物繊維も腸内細菌のエサとなる食材。腸内細菌が元気になれば腸の動きも活発になる。肥満防止や便秘解消などの効果が期待できる。食物繊維は水に溶ける、フルーツや山芋、オクラ、モロヘイヤ、そしてひじきや昆布、わかめ、こんにゃくなどのネバネバ系に豊富。水に溶けない方はジャガイモ、ニンジンなどの野菜に豊富。腸内の掃除の役割もしてくれる。

 

これって季節の日本食をバランスよくきちんと頂けばこそ腸活になるってこと。

 

腸によくない生活習慣

ズバリ朝食を抜くこと。

腸にとっては朝食がとっても大事。夜何も食べていない時間から体が一番栄養を欲しがる朝に、何を食べるかは重要というわけです。特に水、野菜、みそ汁からスタートをおススメする管理栄養士の方は多い。

水はとても大切であることは言うまでもなし。特に朝のコップ一杯の水は腸の働きが活発になるスイッチのようなもの。不要な分は自然に排出されるからデドックス効果の助けにもなる。もちろん、1日に1~2リットル程度を食事の間にも飲むことも大切な水分補給にもなるわけです。

 

朝食がちょっと苦手な人は軽めに野菜とお味噌汁がよさそうです。

 

腸の働きを助ける乳酸菌とビフィズス菌

腸内環境は、体だけでなく心の健康にも左右することがおぼろげに分かってきました。腸内環境を整える手ごろな食品はとなると、まずはヨーグルトと頭に浮かびます。ヨーグルトというと、乳酸菌、そしてビフィズス菌なども何気なく思い浮かびます。ところで、これって同じ?なんて思ってます。

 

実は、乳酸菌とビフィズス菌はまったく別物なのです。

 

腸内フローラと腸内菌

私たちの腸内には、多種多様な細菌が生きている。その数なんと1,000種、1,00兆個にもなるそうです。主に小腸から大腸に生息していて、これらの細菌がバランスを保ちながら腸内環境を良い状態にしている。その様子を顕微鏡でのぞくとまるでお花畑(フローラ)のようで腸内フローラと呼ばれるようになったんだとか。

腸内フローラをバランスよく保つのが腸内菌の顔ぶれ。主に3つある。体に良い働きをする善玉菌、悪い働きをする悪玉菌、そしてどちらでもない日和菌(ひよりきん)。善玉菌の代表選手が乳酸菌なのであります。

善玉菌は有害物質を対外に排出するのを助けるなど健康に大活躍、かたや悪玉菌は有害物質も増え、便秘や下痢、肌荒れにアレルギーなどを引き起こすまさに悪玉菌。

 

悪玉菌より善玉菌を多くすることで腸内フローラを調えることが健康への第一歩となるのです。

 

乳酸菌とビフィズス菌の違い

乳酸菌は「乳酸」を作り腸内環境をよくしてくれる。ビフィズス菌は乳酸に加えて「酢酸(さくさん)」も作りだすのが特徴。酢酸は殺菌効果を発揮し、悪玉菌をやっつけてくれると頼もしい存在。ところで、乳酸菌とビフィズス菌の活動拠点が違っている。

 

乳酸菌は小腸に、ビフィズス菌は大腸で多くが生息する。

 

乳酸菌は生命力が強いがビフィズス菌はとてもデリケートな性質。さらにビフィズス菌は、加齢とともに減ってしまい、高齢になるとほんのわずかしか存在しないとか。それだけに補給することが求められるというわけであります。

 

ビフィズス菌はデリケートなだけに大腸まで届けて定着させるのはそう簡単ではないのです。

 

私の感想

正直申し上げて小腸も大腸も腸のお仲間に過ぎず、乳酸菌もビフィズス菌も基本的におんなじだと長い間そう承知をしておりました。

これについてはお医者さんをはじめ医療従事者の皆さま、乳酸菌やビフィズス菌を提供してくださる企業の方々や研究者および配達販売の関係者皆さま方にお詫び申し上げ感謝する次第であります。

小腸や大腸が私どもの健康にいかに貢献しているかを知り、その働きを助けてくださる乳酸菌やビフィズス菌の皆さま方に改めて深く感謝申し上げるわけであります。

私は最近ではありますが、日本食というのが本当に体にとって優しくもバランスの良い食事であることをつくづく理解し、ご飯に納豆、お味噌汁、野菜、魚等々、1日3食静かに残すことなく美しくいただくよう心掛けているところでございます。

その上で、メジャーなブランドとするならば、ブルガリアヨーグルト(明治)、ビヒダスプレーンヨーグルト(森永乳業)、小岩井生乳100%ヨーグルト(小岩井乳業)などの顔ぶれに、日ごろからあたりまえのようにお会いする喜びを感じるわけです。

 

日本人に生まれてよかった、ありがとうございます。

 

(marusblog記事紹介)

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今回のまとめ

小腸と大腸は健康に密接な働きをしているのです。

小腸は栄養分を吸収しきれいな血を作り全身に運ばれていく。大腸は残ったものを対外へ排出しつつ免疫力を高める働きを一生懸命してくれているありがたい臓器でありました。

その小腸と大腸の働きを助けてくれるのが乳酸菌とビフィズス菌。乳酸菌は小腸のはたらきを助け、ビフィズス菌は大腸で善玉菌と戦ってくださる。

腸内環境が整い腸内フローラがきれいで健康であればこそ。

 

血液サラサラ、お肌ツヤツヤ、病気になりにくく、スリムで健康的な心と身体を手に入れられるのです。

 

 

今回は健康と腸についてご紹介しました。

いかがでしたでしょうか?

 

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