マイクロソフト社は2021年、Windows11を世に送り込みました。何が新しくなるのか興味深々でもあり楽しみでもあります。ところで、Windowsがなぜパソコンに必要なのか、何をするソフトであるのか。エクセルやワードとどう違うのかなどなど、今更聞けるわけもなくWindows11の登場を素直に喜んでいる場合ではないという人も、少なからずいらっしゃるのではないのでしょうか。そこで今回は、Windowsとはなにか、OSとはなんであるかをご紹介いたします。
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目次(ページコンテンツ)
WindowsはOSの一種
Windowsはソフトであるのですが、エクセルやワードといったアプリケーションソフトとは違い基本ソフト(OS)となります。このOSとアプリケーションソフトと何がどう違うのでしょうか。
OSとはパソコンの基本となるソフトのこと
OSは「Operation System(オペレーションシステム)」の略です。
アプリやデバイス(キーボード、プリンターやモニターなどパソコンの周辺機器のこと)を動作させるための基本のソフトウェアのことです。
たとえて言えば、パソコンの中にいる「ドラえもん」です。ユーザーがキーボードやマウスで入力の情報をいろいろなアプリケーションを動かしながら作業を進めていく中心的な存在、OSの存在なくてはパソコンはただの箱です。
とならば、エクセルやワードなどのアプリケーションソフトを動かすというのは、ドラえもんがポケットから道具を取り出すようなもの。その道具を「のび太」が使って楽をするなんて具合でしょうか。
OSとはパソコンの「ドラえもん」なのであります。
パソコンもスマホも購入するときはOSも選ばなければならない
パソコンはOSで動くわけですから、OSも選ばなければならないということになります。それは、基本ソフトをWindowsにするのか、Mac OSにするかと選ばなければならないわけです。
スマホの場合では、iphon一色だった市場に、Google社が開発したandroid(アンドロイド)OSが登場し、ドコモやAUに採用されることになり爆発的に普及を後押ししたのもでした。
パソコンもスマホも購入するときは、同時にOSを選んでいるのです。
OSとアプリケーションソフトの違い
アプリケーションソフトは、OS上にインストールして利用するソフトウェアになります。当然、パソコンもスマホもタブレットも、何か作業をするときは、必ず何らかのアプリケーションソフトを起動して作業をしていますす。
エクセルやワードもアプリケーションソフトなのですが、エクセルは表計算ソフト、ワードは文書作成ソフトなんて言っていました。スマホの登場からは「アプリ」と呼ぶのが一般的になったように思います。
アプリケーションソフトの機能を後から補うためのソフトを「アドオン」とか「プラグイン」と呼ばれます。
OSは基本的にあらかじめインストールされたものが販売され、アプリケーションソフトはユーザー自身でインストールするのも特徴です。
Windows(ウィンドウズ)の特徴や役割とは
パソコンを動かすための基本ソフト(OS)の一種のWindows(ウィンドウズ)は、Microsoftが提供しています。Windows OSはGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)という仕組みを採用しているので、直感的で視覚的に操作しやすいのが特徴です。
Windowsは世界的にもシェアが高いOS
マイクロソフト社のWindows OSは、2020年では世界のパソコンのおよそ80%以上に搭載されているといわれています。大企業をはじめビジネスシーンでも個人でも幅広く利用されているスタンダードなOSといえます。それだけに、今後も一定の需要が見込まれる基本ソフトといえます。
一方、Mac OSはApple社の提供です。OSからパソコン本体までをすべてApple社で完結している点が特徴でもあり、ユーザーにとっては魅力でもあるのです。
一般からビジネス用途に至るまで開発されているソフトウェアはWindows向けのものが圧倒的に多いので、Windows OSのシェアが高いのもうなずけます。
一般的にWindows OSを使うことで、幅広いシーンでパソコンを利用することができます。
Windowsの歴史
過去に提供されたWindow OSの簡単な早見表は次のとおり。
- 1995年, Windows 95
- 1998年, Windows 98
- 2000年, Windows ME
- 2001年, Windows XP
- 2006年, Windows Vista
- 2009年, Windows 7
- 2012年, Wndows 8
- 2013年, Windows 8.1
- 2015年, Windows 10
さらに、Windows OSには、「Windows Home」「Windows Pro」「Windows Enterprise」「Windows Education」といった種類もあります。基本的に一般家庭向けではWindows Home、ビジネス向けにWindows Pro、Enterpriseは大企業向け、Educationは大学教育機関向けと用意されています。
Windows11が最新版として発売されました。つまり、11代目ということになります。
32bit版と64bit版
Windows OSには32bit版と64bit版の2つのタイプがあります。Windows10の32bit版Homeではメモリが4GBまでしか認識できないので注意が必要となります。
メモリは作業台にたとえられます。PCでなにかしらの作業をする際には、このメモリ(作業台)上でファイルを動かすイメージです。ところが、だからといっていくらメモリ(作業台)を増やして広くしても4GBまでしか認識できないというわけです。
メモリはさまざまなソフトを操作するときに必要ですから64bit版の導入がおススメとなります。
私の感想
私がはじめてパソコンの魅力を感じ始めたのは、Windows OSが販売される前、「DOS-V」と言われていたOSの時代でした。懐かしいと言えば懐かしく、しかしながら今のパソコンの性能からすれば、はるかに手間も時間もかかり、多くの制限もある代物でした。
Windowsが登場したときには、マウスで操作するという画期的なもので、この私でさえもパソコンを使えるようになったその喜びは今でも痛烈に覚えているのです。
このブログではWindows OSのバージョン歴史を簡単な早見表で用意しましたが、まとめながら時代の移り変わりを感慨無量に思うわけです。
私も、Windowsとともに歩んだ時代を過ごしたユーザーのひとりであります。
(marusblogu記事紹介)
今回のまとめ
Windows OSは、PCの基本ソフトであり、Windows OSがあるから、エクセルやワードなどのアプリケーションソフトを使って、あるいはブラウザをクリックしてはインターネットを利用することができるわけです。
それはまるで、PCの中に「ドラえもん」がいるようなもので、ユーザーの「のび太」が必要とする道具を、ドラえもんがポケットから取り出しては、キーボードやマウス、プリンターを使って実用化しているようなものとご紹介させていただきました。
PCやスマホを購入する際にはなにげなくではなく、基本のソフト(OS)はいかなるものかの基本はある程度理解した上で手にすることをおススメするわけです。
毎日の生活の中で中心にあるIT技術の身近なツールであります。
この機会に、OSの役割、種類やバージョンなど基本的なポイントは押さえておきたいものです。
いかがでしたでしょうか。
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