最近どうも疲れやすい。眠ってもスッキリしないし、集中力も続かない。年のせいかな?と思っていたけれど、そんな折に出会ったのが鈴木祐さんの『最高の体調』だった。読み終えた今、これは単なる健康本じゃない。自分の「生き方」を根っこから見直すきっかけになった一冊だった。体調を崩す身近な原因と、すぐにできる解決策。簡単な実践で最高の体調が得られるとしたら、やらない手はない。エッセイ風によせて本書の要約をお伝えします。(イラスト:Image by pch.vector on Freepik )
目次(ページコンテンツ)
文明病って、私のことかもしれない
本の冒頭で紹介されていた「文明病」というキーワードに、
私は思わずドキッとした。
文明病とは、
現代の便利すぎる生活によって生じた、
慢性的な体調不良のことらしい。
なるほど、エレベーターを使い、
スマホをのぞき、
コンビニ飯で済ませている毎日。
運動不足で、
夜もブルーライトを浴びながら、
SNSにスクロール中毒。
これ、完全に私だ。
特に印象的だったのは、
「人間は自然から離れすぎた結果」、
体と心が本来の機能を失ってしまった」という指摘。
なんだか、自分の不調が「だらしなさ」ではなく、
「環境とのミスマッチ」なのだと思うと、
ちょっと救われた気もした。
情報デブにならない生き方
著者は、「現代人は情報の摂取過多になっている」、
とも語っていた。
情報に囲まれているはずなのに、
心は不安定で、
判断力も鈍っている…。
これまた、
身に覚えがありすぎて笑ってしまった。
中でも、
「現代のストレスの多くは“未消化の情報”から来ている」、
という話には深くうなずいた。
私たちは、
身体にとっての“ジャンクフード”のように、
頭にとっての“ジャンク情報”を日々詰め込んでいる。
SNS、ニュース、広告、YouTube、LINEの通知…。
それらを消化しきれず、
脳はずっと「未処理フォルダ」にタスクをため続けている状態。
そこで鈴木さんが勧めていたのが、
「情報のファスティング(断食)」。
たとえば、
朝起きてすぐスマホを見るのをやめる。
必要のない通知は全部オフにする。
そして自然の中で過ごす時間を増やす。
実践してみると分かる、
頭の中が少しずつ静かになって落ち着いていくことを。
呼吸と歩行で、人生は整う
もっとも意外で、
かつ面白かったのが「呼吸」と「歩行」についての章だった。
え? 呼吸って、
そんなに大事だったの?と思ったけれど、
読めば読むほど納得が深まった。
特に「鼻呼吸」を意識することの大切さには驚いた。
現代人の多くは無意識に口呼吸になっており、
それが集中力の低下や睡眠の質の悪化、
免疫機能の低下に繋がっているそうだ。
デスクでも運転の信号待ちでも、
どこでもゆっくり鼻呼吸はできる。
ゆっくり鼻から吸って、
口からゆっくりと吐き出す。
それだけで違う!
息が深くなっただけで、
心まで落ち着いている自分がいた。
また、「歩くこと」も侮れない。
鈴木さんは「ウォーキングは最強の認知機能アップ法」と語っていたが、
確かに、外を歩くと気分が上がる。
スマホを置いて、
近所の公園を20分ほど歩いてみる。
だけでも頭がスッキリして、
その日一日が前向きになる気がするのです。
今回のまとめ
『最高の体調』は、
単なる健康指南本じゃなかった。
これは、現代人として失ってしまった、
“自然な感覚”を取り戻す方法の書」だと思う。
便利さに慣れすぎて、
いつのまにか身体と心が悲鳴を上げていた。
でも、それは私のせいではなく、
環境のせい。
だったら、
環境をちょっとだけ整えよう。
毎日少しずつ自然に近づけていこう、
そう思わせてくれる優しい提案だった。
この本を読んでから、
私は「完璧な健康」を目指すのではなく、
「ちょっと調子がいい日」を少しずつ増やすことにした。
鼻呼吸、よく噛む、歩く、スマホから離れる――。
どれもすぐにできるし、
やってみるとちゃんと気持ちいい。
体調が整うと、
心も前向きになる。
前向きになると、
人にも優しくなれる。
そんな循環のきっかけをくれた『最高の体調』。
もし最近、なんだか元気が出ない…と感じているなら、
そっとこの本を手にとってみていただきたい。
きっと、自分の「自然」を取り戻すヒントが見つかるはずです。
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いかがでしたでしょうか?
最後まで読んでくださりありがとうございます。
少しでもヒントになればうれしく思います。








