「なんで自分って、こうなんだろう…」、習慣が続かない。すぐに落ち込む。やりたいことがわからない。そんな悩みに何度もぶつかっては、「自分を変えたい」と願う。だけど、変わらない。変われない。そう思っていたのは、「変え方」を知らなかったからかもしれません。村岡大樹さんの『自分の変え方』は、認知科学に基づいたコーチング理論を通じて、無理なく、自分らしく変わるための方法を教えてくれる一冊です。今回は本書から、仕事や日常で実践できる3つのヒントをご紹介します。

自分は「変える」ものではなく「設計し直す」もの

-行動が続かない理由は、意志の弱さではない

ダイエット、早起き、勉強…。

「今度こそ続けるぞ!」と意気込んでも、
三日坊主で終わってしまう。

そんな自分にガッカリして、
「自分には根性がないんだ」と思ってしまうこと、
ありませんか?

でも著者は、
「自分は根性で変えるものではない」と言います。

むしろ大切なのは、
「続けやすいように設計すること」。

 

たとえば、朝ランニングを習慣にしたいなら、
「起きたらすぐに走る」のではない。

「前日にウェアを枕元に置いておく」、
「最初は5分だけ歩く」など、
ハードルを下げて自然と行動できる環境を作るのが効果的。

自分を責めるより、
自分の“使い方”を見直してみる。

それが、
変化の第一歩なのです。

過去の出来事の「意味」を書き換える

-失敗体験を“資源”にする視点

「自分は人前で話すのが苦手」「うまくいかないのは自分の性格のせい」、
そんな思い込みの多くは、過去の体験からきています。

でも、その出来事が、
“今の自分”を縛っているとしたらどうでしょう?

著者は、「記憶の意味づけを変える」ことで、
自分の見方を根本から変えられると語ります。

 

たとえば、「プレゼンでうまく話せなかった」、
という記憶がある人。

それを「恥ずかしかった失敗」と見るか、
「本番で緊張する自分に気づけた貴重な経験」と見るかで、
次の行動は大きく変わります。

過去の失敗も、
「気づき」や「学び」として意味づけを変えれば、
未来の行動の“資源”になります。

仕事でも、苦手なことに対する思い込みが変われば、
自然と自信や挑戦が生まれるのです。

「ワクワクする未来」から今をデザインする

-ゴールは“現実的”である必要はない

私たちは目標を立てるとき、
「できそうなこと」「現実的な範囲」で考えがちです。

でも著者は、本当に変わりたいなら、
「非現実的なゴールから逆算することが大事」だと言います。

 

たとえば、
「世界中で活躍する講演家になりたい」と願う。

それが現実的かどうかは一旦置いて、
その未来から“今の自分”に必要なことを考えてみる。

 

「話す練習をする」、
「毎日アウトプットを続ける」、
「自分のストーリーを深める」など、
未来の“ワクワク”が、
今の行動に火をつけてくれるのです。

現実的な目標では動かないけれど、
心が震えるゴールなら人は動く。

これは、認知科学にもとづいた、
コーチングの基本原則なのだそうです。

今回のまとめ

-“できない自分”を責める前に、見直すべきは「設計」

私たちは「もっと頑張らなきゃ」と言いがちですが、
変化に必要なのは“努力”よりも“設計”です。

1.行動が続かないなら、「仕組み」から見直す。
2.過去の失敗には、「新しい意味づけ」を与える。
3.ゴールは、「ワクワクする未来」から逆算する。

これらの考え方を少しずつ取り入れるだけで、
自分との付き合い方が変わってきます。

「変わらなきゃ」と肩に力を入れるのではなく、
「どう使えば、自分はうまく動くのか?」という問いかけ。

それこそが、
本当の“自分を変える”スタートラインなのかもしれません。

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いかがでしたでしょうか?

最後まで読んでくださりありがとうございます。

少しでもヒントになればうれしく思います。