「自分を変えたい」と思ったこと、きっと誰でもあると思います。ダイエット、早起き、禁煙、もっとポジティブに…そんな願いは山ほどあるのに、なかなかうまくいかないのが現実。でも、それは“意志が弱いから”じゃない。認知科学の観点から見ると、「変わり方」を知らないだけだったのです。今回は、村岡大樹さんの『自分の変え方 認知科学コーチングで新しい自分に会いに行く』という一冊から、「どうすれば本当に変われるのか?」を学び、実践につながるヒントをエッセイ風に寄せた本ブログ記事でご紹介します。
人は“変わる”のではなく、“戻る”
・変化のスタート地点は「本来の自分」
「自分を変える」と聞くと、
今の自分をゼロにして、
まったく新しい誰かになるような印象を受けますよね。
でも著者は、変化とは、
“自分に戻る”ことだと説いています。
ちょっと意外ですよね。
私たちは日々の生活や社会の中で、
「こうあるべき」「こうしないといけない」、
といった“思い込み”を無意識に積み重ねています。
それが「本当の自分」を覆い隠してしまい、
モヤモヤしたり、自分に自信が持てなくなったりする。
つまり、自分を変えるとは、
本来の感覚や欲求を思い出し、
それに素直になること。
言い換えれば、“外から与えられた生き方”から、
“自分発の生き方”へのシフトです。
これを土台にしないと、
表面的な努力は長続きしません。
自己対話」がすべての始まり
・“問いかけ”によって、脳は書き換わる
変化には「認知のアップデート」が必要です、
そしてその第一歩が「自己対話」。
ここがこの本の核心とも言える部分です。
自己対話っていうと、
ちょっとスピリチュアルな感じがするかもしれませんが、
実はすごく論理的。
自分に対して、問いを投げかけることによって、
脳の“思考の地図”が変わっていく。
たとえば、「私はなんでできないんだろう」じゃなくて、
「どうすれば一歩前に進めるだろう?」と問うだけで、
脳の働きはポジティブな方向に切り替わるんです。
これは、「脳は問いに答えようとする性質がある」ことを応用した、
認知科学的なアプローチ。
つまり、どんな質問を自分に投げかけるかで、
未来が変わるということ。
たとえば「私は本当はどうしたい?」
「何ができたら満足?」
「どんなときにワクワクする?」――
こういった問いを繰り返すことで、
自分の“本音”が少しずつ浮かび上がってきます。
それこそが、
自分を変える燃料になるのです。
変化は“脳の習慣化”でつくられる
・「意志力」に頼らない仕組みをつくる
行動を変えるには、
根性やモチベーションが必要だと思われがち。
でも、著者はこれを完全に否定しています。
むしろ、意志に頼るからこそ失敗する、と。
その代わりに大事なのが、
“仕組み”です。たとえば、朝早く起きたいなら、
「気合い」じゃなくて、
スマホを別の部屋に置くとか、
前日の夜にやることリストを用意しておくとか。
脳が考える前に体が動くような、
「構造」を先に整えることで、
無理なく行動が変わっていく。
さらに、この“行動の土台”には、
「イメージの力」が強く働いています。
「こうなりたい自分」を具体的に思い描き、
その自分を“すでに体験している”ように感じる。
脳は現実と想像の区別がつかないので、
鮮明なイメージは現実の行動を強力に後押ししてくれるんです。
「まずやってみる」→「できた感覚を味わう」
→「脳が“これは私の行動パターン”と認識する」→「習慣になる」
このサイクルが自然に回るようになれば、
変化は“努力の結果”ではなく“日常の一部”になります。
今回のまとめ
・変化は、もっと優しくて自然なもの
この本が教えてくれたのは、
「変わること」は苦しいことでも、
劇的なことでもないということ。
むしろ、「自分の本音に耳を傾ける」、
「日常を少し工夫する」「問いかけを変える」――
そんな些細なことから、
新しい自分への扉は開いていきます。
「変われない」のではなく、
「変わり方を知らなかった」だけかもしれない。
日々の生活に、
ちょっとした問いと仕組みを取り入れて、
少しずつ“本当の自分”に戻っていく。
その過程自体が、
すでに“変化”の証なんですね。
今日の自分が昨日より、
ほんの少しでも軽くなっていたら、
それは立派な進歩。
自分に優しく、変化に素直に。
そんな生き方を、今日から始めてみませんか?
(アマゾン)
![]() |
自分の変え方 認知科学コーチングで新しい自分に会いに行く (幻冬舎単行本) 新品価格 |
![]()
(楽天)
|
自分の変え方 認知科学コーチングで新しい自分に会いに行く [ 村岡 大樹 ] 価格:1760円 |
![]()
いかがでしたでしょうか?
最後まで読んでくださりありがとうございます。
少しでもヒントになればうれしく思います。








