最近、「潜在意識」ってよく聞くけれど、正直“ふわっとしてる”って思いませんか?言葉は知ってる。なんとなく“心の奥のチカラ”みたいなイメージもある。でも……本当にそんなに人生変わるほどの力、あるんでしょうか?そんな半信半疑の気持ちを抱えつつ手に取ったのが、藤堂ヒロミさんの『潜在意識3.0』でした。読んでみると、どうやら「潜在意識=魔法」ではなく、“脳の扱い方をアップデートする”という真面目な話だったのです。スマホのOSをアップデートするように、心のOSも「3.0」に更新すると、現実の見え方が変わっていくらしい。「とは言え、そんなうまく行く!?」というツッコミを抱えながら、今日は本書を通して見えてきた“潜在意識3.0の世界”を紹介します。

潜在意識は“願いを叶える魔法の壺”ではなかった?

潜在意識というと、
“願えば叶う”とか“思考が現実化する”とか、
ちょっとスピリチュアル寄りの解釈が先に浮かびがち。

でも、本書で語られる潜在意識は
もっと現実的でした。

 

潜在意識とは、要するに
「自分でもよくわかっていない思考のクセ」や
「感情のパターン」「反応の自動運転」
みたいなものの総称。

それが人生の大半を
決めているというのです。

 

とは言え、「じゃあ自動運転を
切ればいいんじゃ?」と簡単に思うでしょう。

でもねぇ、
これがなかなか厄介。

 

なぜなら、その“自動運転”こそが
安全装置でもあるから。

たとえば、新しい挑戦をしようとすると
妙に怖くなること、ありませんか?

 

これは潜在意識が「危険だよ」と
ブレーキを踏んでくれているから。

“ネガティブ”に見える反応も、
潜在意識的には“あなたを守る”
ための動きなんです。

 

本当デショウカ!?
と思うかもしれませんが、

脳は基本、“変化を嫌う
構造”になっているらしい。

 

だからこそ、潜在意識を更新するには、
「意思」ではなく「安全だよ」という
“新しい感覚”をインストールする
必要があるのです。

潜在意識3.0では「感情」が主役になる

従来のやり方は、「ポジティブに考える」
といった“言葉で上書きする”方法が主流でした。

でも本書では、「言葉より感情が先」
という視点が強調されます。

 

そうは言っても、「感情を変えましょう」
なんて言われたらハードル高いですよね?

ところが潜在意識3.0では、
感情を“変える”のではなく
“観察する”“ゆるめる”という方向に
シフトしているのが特徴。

 

たとえば、焦り、不安、イライラ──
それを無理に消そうとするのは逆効果。

むしろ「あ、今こう感じてるんだね」と
気づくことで、潜在意識が
扱いやすくなるというのです。

 

でもねぇ、「気づくだけで変わるなら
苦労しないよ!」と思いますよね?

実は“気づく”という行為そのものが、
潜在意識にとっては
「この感情は危険じゃない」と
認識する大きなきっかけ。

 

気づく → ゆるむ → 安心する
この流れが、潜在意識のOSを
静かにアップデートしていくのです。

感情を敵視しない。
否定せず、ただ見てあげる。

 

これはシンプルだけど、
意外にパワフル。

現実が変わるのは「行動」より「状態」

“行動を変えれば人生は変わる”
というのはよく聞く話。

でも本書で言われるのは、
その前段階である 「状態」 の重要性。

 

「とは言え、“状態”って何さ?」
と思いますよね。

状態とは、今あなたが
“どんな気分で生きているか”
という心の空気感のようなもの。

 

たとえば同じ行動でも、
不安の状態でやるのか、
安心の状態でやるのかで、
結果がまったく変わってくる。

怖い気分のときって、
視野が狭まり判断も固くなりませんか?

 

逆にリラックスしていると、
自然とアイデアも行動も広がる。

潜在意識3.0では、
現実を動かすのは行動そのものより
“行動を生み出す心の状態”だと考えます。

 

「そうは言っても、
常に穏やかな状態なんて無理!」

──ごもっとも。

 

だからこそ本書では、
状態を整える簡単な習慣が紹介されています。

呼吸をゆっくりする
体の力を抜く
モヤモヤしている自分を責めない
その日の小さな安心を見つける

こんなシンプルな習慣でさえ、
潜在意識にとっては“安心の材料”になり、
状態が整っていく。

 

状態が整う → 行動が変わる → 現実が変わる
という順番なのです。

今回のまとめ

-潜在意識3.0は「安心ベースの現実づくり」

潜在意識3.0の本質は、
“もっと自分に優しくなることで、
勝手に現実が変わっていくシステム”
と言ってもよいかもしれません。

 

とは言え、「優しくするだけ?」
と思うでしょう。

でもねぇ、ここが
実に深いポイント。

 

潜在意識は“安心している
ときにしか更新されない”。

これは心理学でもよく知られた事実です。

 

だから、がんばるより、ゆるむ。
押し込むより、気づく。
焦るより、深呼吸する。

そんな丁寧な“自分の扱い方”ができると、
潜在意識は自然と3.0にアップデートされ、
現実の景色が変わっていく。

 

つまり潜在意識3.0は、
“心のOSを安心ベースに再設計する方法”なんです。

 

あとがき:正直、「潜在意識なんて怪しい…」と思っていた私ですが、読み終えたときにはその印象はガラッと変わっていました。潜在意識3.0は魔法ではなく、むしろ脳と心のリアルな扱い方の本。「とは言え、そんなにすぐ変われる?」──その疑問もまだあります。でもねぇ、本書を読んで思ったのは、変わるかどうかより“心が安心できるかどうか”のほうが大事なのかもしれない、ということ。ゆるんだ心が、ゆるんだ未来をつれてくる。そんな静かな実感が、じんわり残る一冊でした。

 

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感想(7件)

いかがでしたでしょうか?

最後まで読んでくださりありがとうございます。

少しでもヒントになればうれしく思います。