エクセルの引き算には、=SUMなどの関数がありません。単純な引き算は直接入力することで計算をしますが、数字を用いて数式を入力する方法とセル参照を使って計算式を入力する方法、または足し算と混合の場合の計算のしかたなど、初心者にとっては少し戸惑うこともあるように思いますので、ご参考にご紹介したいと思います。
エクセルの引き算の入力方法
エクセルの引き算の基本は、計算式をセルに直接入力する方法と、セル参照で計算式を入力します。
引き算の計算式を直接入力して計算する
- 10-3の引き算の計算式をセルに直接入力します。
- C3セルに「=10-3」と入力します。
- 「Enter」キーを押します。
- 10-3の解答「7」が表示されました。
セル参照を使って引き算の計算式を入力する
- セルB3に「10」を、セルC3に「3」と入力されています。
- セルD3に「=B3-C3」と計算式を入力します。
- 「Enter」キーを押します。
- 10-3の解答「7」が表示されました。
列でまとめて引き算をする
- 下図表の商品の入荷数と販売数から在庫数を求めます。
- セルE3からセルE5の列でまとめて引き算をします。
- セルE3に「=C3-D3」を直接入力します。
- 「Enter」キーを押します。
- 「50-34」の解答「16」が表示されました。
- セルE3の右下にある赤枠の「■」(フィルハンドル)をドラッグまたはダブルクリックします。
- セルE列の在庫数に計算結果が表示されました。
足し算と引き算の混合計算
エクセルの足し算と引き算を合わせて計算方法をご紹介します。
セルの合計とセルの合計を引き算する数式をセルに直接入力する
- 商品全体の入荷数から検品劣化数を差し引いて、販売可能数を計算します。
- セルC7に「=(C3+C4+C5)-(D3+D4+D5)」と入力します。
- 入荷数の合計と検品劣化数の合計をカッコでそれぞれ計算し引き算します。
- 「Enter」キーを押します。
- 上記計算結果がセルC7に「116」と表示されました。
セルの合計とセルの合計をSUM関数を使い引き算する
- 上記計算式をSUM関数を使って計算式を入力するパターンをご紹介します。
- 入荷数合計を「=SUM(C3:C5)」、検品劣化数合計を「=SUM(D3;D5)」と入力します。
- それぞれのSUM関数を引き算して解答結果を求めます。
- 「Enter」キーを押します。
- 上記計算結果がセルC7に「116」と表示されました。
私の感想
足し算も引き算も計算する数式は「+」や「-」を使って数式を入力するわけですが、ここにセル参照を使う方法や関数が登場するとどうも混乱してしまいます。
特に、エクセルで計算式または関数の初心者にとって、私自身も招いた混乱を振り返りながら、それぞれの計算式の入力方法をご紹介いたしました。
少しでもご参考になればうれしく思います。
(marusblog記事紹介)
今回のまとめ
エクセルでの引き算には、=SUMなどの関数がありません。引き算の解答を求めるセルに直接引き算する計算式を入力しなければなりません。
その際に、セルに直接数式を入力する方法に加え、セル参照を利用して計算式を入力する方法などがあることをご紹介しました。また、足し算と引き算の混合計算の数式を入力する方法なども合わせてご紹介しました。
引き算は足し算同様シンプルな計算ですが、初心者にとってエクセルでその数式の扱いに戸惑うことが少なからずあるかと思い、ぜひ参考にして頂けたらうれしく思うばかりです。
足し算引き算は計算の基本、エクセルでの引き算の計算式の入力方法をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
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