こんにちは、小林 丸です。
サッカーW杯で大騒ぎの中、
宇宙探査機「はやぶさ2」の小惑星到着のニュースがありました。
なかなかどうしてシブイ話題でありますが、
知れば知るほどスゴイことやってますねぇと感心させられるばかり。
どれほどスゴイことなのか、
いったい何のためにはるか彼方を目指しているのか。
今回は、はやぶさ2の知っておきたい偉業についてお伝えしたいと思います。
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目次(ページコンテンツ)
小惑星りゅうぐうへ到着!
単刀直入に申しますと2014年に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、
地球から32億キロも離れた小惑星りゅうぐうに3年半かかって到着。
「はやぶさ2」はトラブル続きであった先代の「はやぶさ」を引き継ぎ、
今回は小惑星「りゅうぐう」から岩石を採って地球に持ち帰るというミッションを実行中なのです。
そもそも小惑星りゅうぐうなる惑星はどこのどいつなのかといいますと、
地球と火星の間で太陽を回る軌道の小惑星。
大きさはたかだか900メートル程度といいますから太陽系のスケールからしたら、
「ひょっこりひょうたん島」で小さなアリのウンチをひとつ見つけるようなものであります。(笑)
だいたいそんな小さな小惑星が地球と火星の間の起動で太陽を回っているなんていうのは、
いったいどこのどなたが見つけたのでありましょうか?
ましてやそこに向けて探査機をロケットに積み、
鹿児島県の種子島から打ち上げては近づこうなんていう発想は奇想天外。
しかも近づくだけではあきたらず小惑星と言われる岩山に着陸して、
黙って岩石を採ってもち帰ろうとするのであるから「りゅうぐう」だってそりゃ驚きます。
さらに地球から32億キロも離れているとただロケットで打ち上げたって、
なかなかどうして時間がかかってしょうがない。
そこのところ地球の引力を利用したスイングバイとやらで加速し向かったとか、
超難解な技術をなかなかどうして「おしゃれ」なのであります?(これを「おしゃれ」と感じる我が感性に自己満足中・・・)
おこなっているのは宇宙航空研究開発機構(JAXA)、
映画のようなこのお話を実際に計画し実行。
予算をつけたのは政府でしょうが、
政府も政府よくぞこのチャレンジに予算をつけたものだと感心するわけであります。
これからさらにより小惑星りゅうぐうに近づき、
あろうことか着陸してはりゅうぐうの岩石を勝手に持ち帰ろうとしているのです。
宇宙空間を太陽を中心にビュンビュンぶっ飛んでいる小惑星に着陸するなんて、
しかもそこで作業を行い岩石を持ち帰っちゃうなんぞはドロボーのはじまりであります。
とにかく驚き桃の木なのです。
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目的は何??
さて、そうまでして32億キロも離れた小惑星の岩石が欲しいのか、
そこには何が秘められているというのでしょうか!?
地球や火星など太陽系の惑星は、
およそ46億年前に小さな天体が集まってできたと言われています。
その際にとても高温になってしまい元の物質から変わってしまった。
その点、小惑星の方はあまり変化をしていないので、
その岩石などを調べると太陽系ができた頃の様子が分かると期待されているというわけです。
つまり太陽系の成り立ちを探るためにということになります。
さらに、初代「はやぶさ」が向かった小惑星「イトカワ」と違い、
「りゅうぐう」の方は水や炭素を含んだ岩石があると考えられて、
生命の誕生の秘密を解き明かすヒントになるとも期待されているとか。
今後、「はやぶさ2」は小惑星に着陸する場所を選び、
着陸と同時に表面に向かって弾丸を発射。
舞い上がる土ぼこりや砂ぼこりを集めたり、
表面に穴をあけて地下の岩石を手に入れることも狙っているようであります。
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私の感想
こちらとしましては太陽系の成り立ちを教えて頂いても「あぁ、そうですか」なんて具合になってしまいますが、
遥か彼方の「はやぶさ2」には「ガンバレ!ハヤブサ!」と応援しないわけにはいきません。
今からある程度の時間をかけてそれらの作業に入るのでしょうが、
できましたらその一挙手一投足をナマで実況中継などをしていただけないものかとお願いするわけであります。
アナウンサーはどちらかといえば女性にお願いして、
この際コマーシャル抜きでNHKさんなどでがんばって頂きたい。。
「はやぶさ2」はあくまで探査機でしかないわけですが、
32億キロも彼方の900メートルほどの小惑星に近づき文句も言わずに支持された作業をこなす。
男は黙ってサッポロビールとばかりに、
孤独にも耐えて帰還を目指すとなる。
そうなるとまるで探査機に意識があるかのように思えてきて、
帰ってくるまでの長い時間固唾をのんで待つことになりますと、
帰還したときの感動はひとしおとなるわけです。
ロシアW杯サッカーでも日本は決勝リーグに進出が決まりました、
スポーツも科学技術も高い評価を得て日本人としての誇りに思うところ。
そんな活躍に勇気を頂き、
自分も頑張らなくちゃと思うわけであります。
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今回のまとめ
2014年に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、
地球から32億キロも離れた小惑星りゅうぐうに3年半かかって到着した「はやぶさ2」。
「はやぶさ2」はトラブル続きであった先代の「はやぶさ」を引き継ぎ、
今回は小惑星りゅうぐうから岩石を採って地球に持ち帰るというミッションを実行中なのであります。
太陽系ができる時の物質がそのまま残っている状態で、
持ち帰った岩石などで太陽系ができた頃の様子が分かると期待されていると。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)はどこまでも静かに淡々とこの事実を伝えてくださるのですが、
もっと声を大にしてこの離れ業的偉業を世間様に言ってもいいように思うほどスゴイ話であります。
32億キロでぶっ飛んでいる小さな小惑星に近づくさえ信じられないものですが、
そこに降り立ち岩石を採って持ち帰ろうなんぞが”今”行われている事実にただただ驚くばかり。
まだまだ先のお話ではありますが、
ミッションを終え帰還してきたその勇姿をこの目で見届け、
拍手喝采を送りたいと今から興奮するわけであります。
今回は、小惑星「りゅうぐう」に到着した「はやぶさ2」についてお伝えしてみました。
いかがでしたでしょうか?
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